当記事について
Google Cloud認定資格 Professional Cloud Architectへ暫定ですが合格したのでどのようなトレーニングをしたのかを振り返ります、
概要
筆者スペック
Google Cloud Platformを使って一年程度たちます。ただし、App Engine・Compute Engine・BigQuery等の特定のサービスを個人的に使用しているだけで実業務での経験はありません。
AzureとAWSに関しても同じくらいのレベルです。
トレーニング時間
2018年末に受験を決意してトレーニングを開始しました。丸一か月と二週間程度トレーニングしております。概ねトレーニングにかかった時間は以下の通りです。曖昧な部分もありますので、概ねの目安としてとらえてもらえれば幸いです。
項目 | 時間 |
---|---|
書籍によるトレーニング | 4時間 |
公式ドキュメントによるトレーニング | 5時間 |
実機を使ったトレーニング | 2時間 |
模擬試験の受験 | 1時間 |
活用事例によるトレーニング | 3時間 |
Qiitaへのアウトプット | 6時間 |
合計 | 21時間 |
トレーニングと理解度の遷移
隔週のトレーニング内容と理解度を振り返れるように記事にまとめてあります。これから受験される方の参考になれば幸いです。
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
トレーニング内容
書籍によるトレーニング
Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイドを使用してトレーニングを行いました。GCPのサービスについて網羅的に書かれているため非常に役に立ちました。
公式ドキュメントによるトレーニング
上記書籍になかったサービスを公式ドキュメントを読むことでトレーニングを行いました。サービス概要とコンセプトのみ読みました。
実機を使ったトレーニング
使ったことのないサービスは実際に実機で動かしてみて理解を深めました。公式ドキュメントのクイックスタートを実施し、後追いでソースを眺めてトレーニングを行いました。
ただし、Spanner等の料金がかさみそうなサービスは実機では行いませんでした。
模擬試験の受験
書籍のトレーニングが終わったところで模擬試験を受けてみました。正答率は50%程度でした。無料で受けられるのはありがたいです。
出題のされ方と自分の弱いところが解ったので、書籍や公式ドキュメントを読みなおしました。
活用事例によるトレーニング
総仕上げでGCP活用事例を読み、アーキテクチャ図が無ければ自分で書いてみました。こちらは回答の無いものですが、課題と解決するためのソリューションを考えるのに非常に役に立ったと思っています。
Qiitaへのアウトプット
何気にこれが一番時間かかっていますが、とても役に立ちました。
アウトプットを整理することで自分がどこまで理解していて、何が足りないのかが明確になります。特にトレーニング序盤にサービス一覧を作成できたのは網羅率が一目瞭然になったので自身のやる気にも繋がり非常に良かったです。
試験当日
復習方法
試験当日は自分でQiitaにまとめたサービスの一覧をスマホで確認しつつ復習しました。
試験本番
試験時間は2時間、問題数は50問です。
架空の会社の課題解決からサービスの知識を問う問題まで色々と出題されます。特にGoogle Kubernetes Engine(GKE)に関する問題が多かった気がします。
サービスの知識を問う問題では「Datalabにデータの編集機能は無いよね」や「Transfer Applianceってそいういうサービスじゃないよね」的なひっかけ問題が多く、きちんとトレーニングしておけば正解できるものが多かったです。
最後に
正直、合格できて安心しています。
トレーニングを進めつつアウトプットをする手法を始めて試してみましたが結構良いですね。頭の中がクリアになるので非常にお勧めです。