####はじめに
これまでcentos6でlogrotateは使っていたが、centos8で実装した際に躓いた点があったのでメモしました。
####➀課題
centos8で実装した際はファイルはrotateされるが、データがrotateされない。
####➁大まかなlogrotateが回る流れ。
(例)
➀/etc/cron.dailyの中のlogrotateファイルが毎分起動(/etc/logrotate.confを呼び出す)
↓
➁/etc/logrotate.conf設定ファイルが読まれる(dailyで/etc/logrotate.dディレクトリの中のファイルを実行)
↓
/etc/logrotate.dの中にsyslogファイルあり。syslogの中にrotateされたいファイルのパスを記述。
↓
指定したファイルのrotateが実行される。
####➂解決策
centos8では/etc/logrotate.dのディレクトリの中に、centos6にはなかったsyslog.rpmnewファイルが存在している。
logrotate.dのディレクトリの中でsyslog、syslog.rpmnewの2つのファイルで内容が重複していると上手くrotateされない。内容を重複しないようにすることが必要。
####➃修正したら再起動と自動起動
systemctl restart rsyslog.service
systemctl enable rsyslog.service
####⑤接続確認
-fオプションで強制rotateして上手くrotateしているか確認。
logrotate -f /etc/logrotate.conf
データが上手くrotateされていれば完了。