#はじめに
Python-docxを使って文書の自動生成プログラムを作っているとき、「ＭＳ明朝じゃなくて、どうしてもＭＳＰゴシックいいのじゃ～」って言われたことはありませんか？
そんな時に、このプログラムを参考にしてもらえると幸いです。

#環境
Python 3.7.2
pip install python-docx 済み

#コード

pydocx_sample.py

import os
import sys

#word
from docx import Document
from docx.oxml.ns import qn


document = Document('tmp.docx')#余白とかのベースを拾う

para = document.add_paragraph()
run = para.add_run("あいうえお")
run.font.name = "ＭＳ Ｐゴシック"
run._element.rPr.rFonts.set(qn('w:eastAsia'), run.font.name)

document.save('sample.docx')

#使い方

こういう感じで、tmp.docxを作っておきます。
そして、pydocx_sample.pyを実行します。
すると、このようにsample.docxが生成できてます。
sample.docxの中身にも、ＭＳＰゴシックで文字が入力できています。

※なぜか最初の1行空いてしまいます。回避策を知っている方がいらっしゃったらご教授お願いします！

#おまけ(表の挿入と入力)
python-docxを用いたwordの日本語フォント入力が楽にあるクラスを公開してます。こっちのクラスでは、表の入力にも対応しています。
pydocx_ja_font
↓こんな感じです。

より良いPython-docxライフを！