この記事は、AEON Advent Calendar 2025の4日目です🎉
こんにちは。イオンスマートテクノロジー株式会社のCTO室QAチームのしらえです。
昨年11月にE2E自動化テストに MagicPod を導入して1年経ちました。
Avdent Calendarに合わせて1年間のQAチームによるテスト自動化を振り返ってみます。
MagicPodによるE2Eテスト
(画像生成AIで”MagicPod”でイメージされるキャラを作るとこんなのがでてきました😆)

リグレッションテスト
同じテストを繰り返すという意味では最も効果的であろう箇所ですね
- ビジネス系の基盤:導入完了
- 会員管理系の基盤:導入完了
- ネットスーパー系:導入完了
- ECサイト系:一部導入完了
- ギフト関連業務:実装中
かなりの範囲の実装ができました!
テスト工数の削減効果もあったかと思います
実際10人日かかっていたリグレッションテストがMagicPod実行で7時間程度に圧縮できました!
またこれ以外にも1時間ごとにサイトアクセスを行い外形監視として使っています
(MagicPodは実行回数が無制限なのでできる技かもしれません
制限で実現できていないこと
せっかくなので、できなかったことを紹介しておきます
-
ファイルエクスポートの出力(csvなど)ファイルの内容確認や、画面表示との突合確認
力技でなんとか、、ですが項目も多くなく後のメンテナンスも苦労しそう -
テストデータの準備・設定を行なったのちに、バッチ処理などの動作を待つもの
リリース前にデータを設定、リリース後に自動テスト走行させるのは自動化としてOK?との疑問 -
reCAPTCHAの様なロボット対策は突破できず
まぁこれは当然といえば当然です
API自動テスト
シナリオ動作によるリリーススモークテスト
高速に実行ができ、かつAPIの挙動を一気に確認ができることで予期せぬ挙動変更を検知します
- ビジネス系の基盤:導入完了
- 会員管理系の基盤:導入完了
APIのテストは自由度も高く使い方によっては有用なので今後もっと拡張を考えています
特にリリースごとに継続してAPIレスポンスを計測しパフォーマンスをチェックする。など
各プロダクトに向けて必要な自動テストの組み立てを行なおうと考えています!
おわりに
今年はチームとして、テスト自動化に注力した印象ですが、
来年はもっと品質向上を目指した活動を広げていけるといいな。
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