AWSのサービス比較:ECS vs. EKS vs. Fargate
AWSは、さまざまなクラウドサービスを提供しています。コンテナオーケストレーションに関連するサービスは、ECS、EKS、およびFargateです。これらのサービスを比較しましょう。
ECS (Elastic Container Service)
- AWSが提供するマネージドコンテナオーケストレーションサービスの1つで、コンテナを実行するためのクラスターを構築することができる。
- Dockerコンテナと互換性があり、Amazon EC2上で実行される。最大利用可能数は10000である。
- ECSは、Fargateを使用することもでき、使用する場合、ユーザーはコンテナが実行されるサーバーを選択する必要がない。
EKS (Elastic Kubernetes Service)
- AWSが提供するマネージドKubernetesサービスで、オーケストレーションツールであるKubernetesを使ってDockerコンテナを管理することができる。
- Kubernetesは、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureなどのクラウドプラットフォームで広くサポートされているため、ベンダーロックインの問題がない。
- クラスター内のインフラストラクチャにアクセスすることができ、自由にカスタマイズすることができる。
Fargate
- AWSが提供するサーバーレスコンテナプラットフォームで、コンテナオーケストレーションサービスであるECS、またはKubernetesで使用できる。
- EC2などの仮想マシンを管理する必要がなく、インフラストラクチャを管理することができないユーザーにとっては使いやすい。
- Fargateは、実行されるコンテナに応じて自動的に必要なリソースを割り当てるため、費用対効果が高くなる可能性がある。
以上が、ECS、EKS、Fargateの比較になります。使用目的によって、適切なサービスを選択することが重要です。