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これは何か

自分がAWS SAA(ソリューションアーキテクト-アソシエイト)を合格するまでにやってきたことを書いていきます。

aws-certified-solutions-architect-associate.png

1. 勉強前の自分について

1.1. エンジニア経験

正直、どこにでもいるような経歴かなとは思っております。エンジニア経験としてはお世辞にも経験豊富とは言えませんね...
- システムエンジニア2年
- データサイエンティスト1年半
- 基本情報技術者試験合格

1.2. AWSの利用経験

下記経験を見れば分かる通り、少し齧ったことのある程度です。
- EC2, ELB, VPCなどを用いた簡単なアプリケーションの開発経験
- S3やEMRを利用したデータ分析経験

1.3. 勉強時間

08/11〜09/23の44日間、毎日約2時間ほど勉強していましたので、勉強時間としては大体80~100時間程度かなと思います。

2. 勉強したこと

2.1. AWS認定アソシエイト3資格対策本

勉強開始当初は9月中に3資格一気に取ってしまおうと思い、この本を買いました(後々、模擬試験を解いた時に甘かったなと思うのですが)。この本の良かったところは、チュートリアルが紹介されているところです。試験に合格するだけならAWSに一度も触らずとも合格できてしまうのですが、それでは本質的ではない気がします。この本のおかげで否が応でも「実際に触って試してみなきゃ!」という気持ちになりました。ただ上述した通り、SAAに合格するためだけなら、この本はやらなくても良かったかもと思っております。

2.2. Udemy AWS SAA 模擬試験問題集6回分

Udemyで6回分の模擬試験が3600円で受けられる大変お得?な問題集。解説も充実している。後述するが公式の模擬試験は相当割高な上、学習にはほとんど役に立たない。また対策本に模擬試験が付いているものもあるが、どれも1回分のものばかりだったのでSAAの問題をたくさん解きたいという方におすすめ。しかし、問題が全体的に難しい。正直、この問題解けなくても合格できるだろうくらいの問題ばかり出題されている印象を受けた。もちろん、試験に出ることもあるし、問題によっては頻出事項の内容も出題されるのでやっておいて損はない。合格できる自信がない人や時間に余裕がある人向けな気がする。
ちなみに自分は6回とも正答率40~50%程度。解説などを読んで2回目は90~100%の正答率になった。また、試験前に6回分全て解き直しているので計3周したことになる(3周目は時間が空いていることもあり、正答率は80~90%になってしまった)。

2.3. この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集

Udemyの模擬試験を解き終えた後、よく出題されるサービスがどれなのか分かってきたタイミングで再度、体系的に勉強し直すことにした。本書は会社の友人が勧めてくれたものであり、評判が良かったので購入。非常に良かった。頻出ポイントに絞ってテキストが構成されており、内容も分かりやすい。頻出ポイントもUdemyで散々間違えた箇所だったので、すんなり頭に入ってきて整理もできた。SAAに合格するためだけなら、確かにこの本1冊で充分な気がする。ちなみに本書の最後に模擬試験が付いており、そちらの正答率は70%程度であった(Udemyの模擬試験のように難易度の高いものはなく、本番により近い模擬試験のような気がする)。

2.4. AWS公式の模擬試験

公式が出しているオンライン模擬試験であり、いつでも受験が可能。しかし、1回2000円かかる割に問題は20問(本番は65問)、解答解説なし、試験結果は4分野(コスト最適化やセキュリティといった項目)での正答率を出してくれるだけという非常に割高なもの。正直、これは一番やらなくても良かったんじゃないかと思っている。どうしても合格できるか不安でしょうがない人向けに感じた。ちなみに正答率は70%程度。2.3.で受けた模擬試験と難易度的にはほぼ同じだったんじゃないかと感じている。

2.5. 試験直前の復習

Udemyや書籍などで模擬試験を解いていくとともに、間違えた問題の中で抑えておくべきポイントをノートにサービス別でまとめていた。それを試験直前は眺めて本番に臨んだ。

3. 試験結果

3.1. スコア

100~1000点の試験で787点を取り、無事合格(合格最低点は720点)。大体7割強のスコアだし、粗方想定通りの結果だった。分野別での評価は下記の通り。おそらく全体的に得点できていたと思われる。
スクリーンショット 2020-09-26 16.13.03.png

3.2. もし不合格だった場合

試験直前に見直す用のノートを見返すと、明らかに記述量の多いサービスがいくつかある(EC2, VPC, S3, RDSなど)。もし不合格で再受験に向けて勉強し直すことになった場合は、ノートを元に優先順位を付けながらBlack Beltを読み込もうと考えていた。本来、Black Beltを読み込んでから試験に臨むべきな気はしていたが、9月中に合格したかったこと、早くSAA取ってAWS上でアプリ公開したり機械学習モデルの分析環境整備してみたいなと思っていたので、受かると思ったタイミングで受けてしまった。

3.3. 受けてみての感想

AWSについては少し齧ったことがあるものの苦手意識があった。今回、SAAで各サービスの位置付けなどが理解できたのが非常に良かった。また、チュートリアルなどで触れる機会もたくさんあったので、実業務で触れる際も臆することなく取り組めそうである(事実、今取り組んでいるものもある)。今後は、GCP周りのサービスも勉強していきたいと感じている。
ちなみに試験難易度はITパスポート程度と聞いてましたが、基本情報技術者程度の難しさではあったんじゃないかと感じました(ITパスポート受けたことありませんが)。皆さんはどうでしょうか??

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