今後の業務でもAWSを扱う機会が多く、知識を深めるためにAWS Solutions Architect Associate(SAA)の資格を取得しました。
勉強方法や試験の傾向、当日の流れを共有し、これからSAA取得を目指す方の参考になればと思います。
それでは
本記事は以下の流れになります。
#勉強期間
#勉強方法
#出題傾向と難易度
#試験当日の流れと注意点
・持ち物
・試験会場での流れ
・時間配分と試験中のポイント
・アンケート
#合否の確認方法
#結論と最後に一言
#勉強期間
2025/1月、3~4月の約3ヶ月です。
#勉強方法
使用した教材は以下の3種類です。
上から順番に取り組みました。
- 書籍
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AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版 (これ⇨https://amzn.asia/d/1gsnYKx)
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SAAに出題されるAWSサービスの概要と各機能を解説した一冊です。AWSの経験があまりない方や、一部のサービスしか使った事のない方は、前提知識を身につける為にもオススメの一冊。資格取得を考えてい ない方でも、業務上の環境に必須のサービスはほとんど載っているので、キャッチアップ用としてもオススメ です。
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- 問題集
- Cloud License
- #61~75と#150~170を実施しました。理由として、#61~159が最新の問題に更新されているとのことから。ちなみに理由は後述の通りですが課金は必須です。
- 模擬試験を解いた後にすぐに間違えた問題を見直し、その問題を再度解くという方法を繰り返し、サービスの理解を深め、試験の一週間前からはあえて考えながら問題を解かず、適当に選択してから回答を確認して知識を固めていく方法を取りました。個人的には問題の解き方のコツが掴めたら後は後者のひたすら問題を回して回答を頭に刷り込んでいく方法が量も質も合格するには一番効率の良い方法だと感じました。後、解説読んでもさっぱりわからないサービスや説明はChatGPTに解説してもらうとかなり捗ります。
- Ping-t
- サービスに対する基礎知識を固めるために利用しました。
- CloudLicenseで分かりにくい解説や、理解できなかったサービスが出てきた時に各分野ごとの問題を解き、分野別の知識を確実に固めました。
- Cloud License
#出題傾向と難易度
本試験は、130分の試験時間で65問が出題されます。
問題文の書かれ方や内容はCloudLicenseにかなり似た内容で出る印象です。中にはそっくりそのまま出ている問題も数問見受けられました。またサービスとしてもAmazon Neptune、AWS Elastic Beanstalkなど知らないサービスも1~2割程度出る印象ですが、得点対象外の問題も散りばめられているので、直近の最新100問程度は必須で抑えておき、心配であればできる限りCloudLicenseの問題を網羅しておくことをオススメします。
●模擬試験の活用法
賛否両論ではありますが、個人的にはあまりやる必要はないかと思います。それよりも、その時間を使って前述の方法で出題される問題の内容や傾向と回答をひたすた頭に詰め込む方に費やした方がいいように感じるからです。模擬試験とは言え、本番試験の内容に似ていたか問うとそうでもなく、ただCloudLicenseの問題集からランダムに出題されているだけなので、じゃあ最初から最新の問題順に覚えて行っちゃえばいーじゃん。という結論です。どちらかと言えば、以下に幅広く学習し知識が身に付いているかが、本番試験を解くにあたり必要な事だと思いました。
#試験当日の流れと注意点
・持ち物
身分証明書が2種類。
※顔写真付が一つと氏名、生年月日付きのもので一つ。マイナンバーカードか運転免許証かパスポート+健康保険証があれば安心です。
・試験会場での流れ
まずは試験会場に着いて受付。署名が必要な書類に記載があるのと、顔認証があります。
すっぴんが気になるレディーや青髭が気になる紳士の方は整えておいてもいいでしょう。知らんけど。
時間が近づくと試験室へ案内されるので早めに行ってお手洗いは済ましておきましょう。
ちなみに待機場所での学習は禁止でした。悪あがきは許されません、事前にいっぱい勉強しておきましょう。直前に15分程度頑張ったとて結果が変わるような試験ではないので安心してください。
会場内に私物はペンと計算用の白紙シートが渡されます。入る前に所持品は全てロッカーにしまいます。※メガネをかける人は、メガネもチェックされたらしい。
・時間配分と試験中のポイント
試験は130分ですが、私は1問ずつじっくり解いて行きました。とはいえ1~2分考えても結論が出ないような問題は試それっぽい答えをパッと決めて他の問題を解いた後に解き直しました。フラグをつけられるのでおすすめのやり方です。問題数が多い分、時間は十分に与えられているため、時間配分を意識しすぎず、問題を一つずつ読み解いていくことが肝要です。
・アンケート
試験後にはアンケートがあります。なるべく問題を解く時間に使いたかったので、とりあえず全て最高評価にしておきました。頑張って問題を作ってくれた方達へのせめてものお礼です。とはいえ問題もしっかり作り込まれている印象だったので概ね相違はないし大丈夫でしょう。
#合否の確認方法
終了後はその場で結果の開示はなく、20時頃にCredlyからメールで試験結果が届きました。
#結論と最後に一言
結論、CloudLicenseいっぱいやっとけば大丈夫。
オンライン試験は手続きと準備がめんどくさい上に、システムトラブルで試験が受けられないことも。最初は2月に受ける予定でしたが、私もそれで試験が4月末にリスケになってしまった為、会場での受験を強くお勧めします。以上、現場からでした。