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TrueNAS SCALEを使ってNAS+サーバーを作ってみる 準備編

Last updated at Posted at 2023-04-10

はじめに

新年度始まりましたね(もう1週間以上経ちましたが)。新年度といえばなんでしょう?もちろんNAS構築ですね!
というわけで今回はTrueNAS SCALEを利用して自作NASー+Dockerサーバーを構築していきます。

スクリーンショットを多めに使用しているので、記事のボリュームが大きくなると思いいくつかに分割して紹介していきます。今回は準備編です。

環境

  • Intel Core i7 8700K
  • DDR4 64GB
  • M.2 SSD 250GB
  • HDD 1TB x2
  • TrueNAS SCALE 22.12.1

昔使っていたゲーミングPCの構成にメモリを新しく増設した構成です。8700Kはもう5年前(!?)のものですがまだまだ動いてくれます。メモリは多い方がいいらしいです。HDDに関して同じものを2つ以上買うのがいいですが、買うお金なかったので全然違うHDDを2つ用意してRAID0で構築してます。怖いですがはやくiron wolfとか買って堅牢なNAS作りたいです、、、

セットアップ

今回のサーバーPCでは、Windows 11 Proを利用し、Hyper-V上でTrueNAS SCALEを利用します。

  • 世代の指定 - 第2世代
  • メモリの割り当て - 32768MB(32GB)
  • ネットワークの構成 - 外部スイッチ
  • 仮想ハードディスクの接続 - 仮想ハードディスク 32GB

として設定し作成します。また作成後は

  • セキュリティ - TPMを有効にするのチェックを外す
  • プロセッサ - 4Core

として設定します。

起動画面ではキーを何も押さなければ再起動されるため、何かキーを押して続行します。

truenas_1.png

そのままEnterで決定します。(下は調べたけどよくわかりませんでした。わかる人いれば教えてください、、、)

truenas_2.png

今回はInstallするのでInstall/UpgradeOKでEnter

truenas_3.png

Choose destination media
Install TrueNAS to a drive. Multiple drivers can be selected to provide redundancy. Chosen drivers are not available for use in the TrueNAS UI. Arrow keys highlight options, specebar selects.

インストールするディスクを選択します。HDDが既に接続されている場合はここで表示されます。

truenas_4.png

今回はHyper-Vで作成した仮想HDDを選択します。インストールするデバイス上でSpaceを押して選択し、OKでEnter

truenas_5.png

TrueNAS installation
WARNING:

  • This will erase ALL partitions and data on sda.
  • You can't use sda for sharing data.

NOTE:

  • Installing on SATA, SAS, or NVME flash media is recommended.
    USB flash sticks are discouraged.

Proceed with the installation?

全てのパーティションが削除されます的な警告が出ます。これもYesでEnter

truenas_6.png

adminアカウントでログインするかrootアカウントでログインするか選べます。(3についてはよくわかりませんでした。わかる人いたら教えてください、、、)
今回は1のままOKでEnter

truenas_8.png

Enter your "admin" user password. Root password login will be disabled. Cancel for cancelling installation

パスワードと確認のパスワードを入力します。

truenas_9.png

OKでEnterを押すとインストールしてます的なものが流れてきます。

truenas_11.png

インストールが終わると初めに表示された画面がでます。ここでは一度シャットダウンします。
Hyper-Vを利用している場合は設定でbootの順番を変更する必要があります。bootに利用したimageはもう必要ないので削除するだけでも大丈夫です。

truenas_12.png

もう一度起動するとこの画面が表示されます。このままEnterを押すか10秒間待っていると自動的にTrueNAS SCALEが起動します。

truenas_13.png

この画面が表示されたら起動できています!表示されているIPv4アドレスにブラウザでアクセスします。

truenas_20.png

ブラウザで表示されたIPv4アドレスに接続するとDashboardが表示されるはずです。これで起動できました!

truenas_21.png

少しだけ設定を変更します。左のタブの一番下のSystem Settingsにアクセスします。

truenas_22.png

Localizationの右にあるSettingsにアクセスし、右にあるTimezoneAsia/Tokyoに変更しSaveします。

これで利用する準備はできました。ストレージ構築編へ続きます。

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