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Oracle Cloud: Oracle Exadata Cloud Infrastructure X9M を作成してみてみた

Last updated at Posted at 2022-06-19

Exadata Cloud Infrastructure X9M は、X8Mと比較して 80%高速内部ネットワークとクライアント接続2倍の帯域幅により、19マイクロ秒以下の極めて低いSQL IOレイテンシと最大で87%高いIOPSでOLTPワークロードを実行できます。
「OCI」上の「Exadata Cloud Infrastructure X9M」は、80%高速な最大2.88TB/sのスキャン・スループットによってクラウド上のアナリティクス・ワークロードも高速化します。
OLTPとアナリティクスの性能と拡張性の向上
他のクラウド・データベースと比較して以下のメリットを提供します。
  ・19マイクロ秒以下のIOレイテンシ: OLTPのレスポンスとスループットを直接向上させます。このレイテンシは、Amazon RDSで提供される0.5ミリ秒のレイテンシの25分の1、Microsoft Azure SQLで提供される1ミリ秒のレイテンシの50分の1に相当します。
  ・最大2880GB/sのアナリティクス・スキャンの集約スループット: これは、単一Azure SQLインスタンス(21GB/s)の137倍、Amazon RDSインスタンス(7.5GB/s)の384倍高速なスループットに相当します。
ミッションクリティカルなデータベースの継続的オペレーション
Exadata および Oracle Real Application Clusters(RAC)との統合により、障害発生時もオペレーションを継続でき、ダウンタイムなしで、CPU数のスケールアップとサーバー追加のスケールアウトが可能です。データベース・サーバーあたり 4 から 252 の vCPU、システムあたり 2 から32 のデータベース・サーバーを利用でき、リソース不足を生じることなくミッションクリティカル・データベースをクラウド上で集約できます。

ということで、Exadata Cloud Infrastructure X9M を作成してみてみます。

■ 構成

構成.jpg

■ Service Limit引き上げ申請

OCI Web Console の Governance > Limits, Quotas and Usage画面から、Databaseを選択し、Exadata Cloud Serviceのサービス制限数が利用分あることを確認
Service Limit 初期値は 0 であるため、Service Limit申請をしてデプロイできるようにしておきます

Exadata X9M必要Service Limit
・Exadata X9M Database Server Count - 126 Cores : 2以上
・Exadata X9M Storage Server Count - 64 TB : 3以上

00_Exa-ServiceLimit.jpg

■ Exadata Infrastructureリソース作成

1) OCI コンソール画面

[Oracle database] > [Oracle Public Cloud上のExadata]を選択
01_Exa.jpg

2) Exadata Infrastructure画面

左ペイン:[Exadata at Oracle Cloud]から、[Exadata Infrastructure]を選択し、[Create Exadata Infrastructure]をクリック
¥02_Exa-Infra00.jpg

3) Create Exadata Infrastructure画面

以下項目を入力し、[Create Exadata Infrastructure]をクリック

Exadataクラウド・インフラストラクチャの作成
・Compartment: 任意のコンパートメントを選択
・Display name: 任意の名前を設定
・Avallabillity domain: 任意のADを選択
・Select The Exadata system model: X9M-2 を選択
・Database servers: DB Server の数を設定(最小2-最大32)
・Storage servers: Storage Server の数を設定(最小3-最大64)
・メンテナンスの詳細指定: 四半期メンテナンスの目安のスケジュールを設定する場合[スケジュールの指定]を選択
・メンテナンス連絡先の電子メール・アドレス: 最大10件の一意のメンテナンス連絡先の電子メール・アドレスを指定

02_Exa-Infra01.jpg

自動インフラストラクチャ・メンテナンス・スケジュール

・自動インフラストラクチャ・メンテナンス・スケジュールの構成: 四半期メンテナンスの目安のスケジュールを設定する場合[スケジュールの指定]を選択
・メンテナンス月: メンテナンスを実行する四半期ごとに、少なくとも1か月を選択
・該当月の週: 週 1 〜 4 から 1 つ以上選択
・該当週の日: 日〜土曜日から 1 つ以上選択
・該当日の開始時間: 任意の時間、1:00 〜 24:00 (UTC) から 1 つを指定します。UTCの +9 時間が日本の時刻
・リードタイム: メンテナンス・イベントの何週間前に通知メッセージを受信するかを指定

01_Exa-Infra作成03.jpg

4)プロビジョニング中

02_Exa-Infra03.jpg

5)作成完了

03_Exa-Infra-作業リクエスト01.jpg

■ Exadata VM Clusterリソース作成

1) Exadata Infrastructure画面

左ペイン:[Exadata at Oracle Cloud]から、[Exadata VM Cluster]を選択し、[Create Exadata VM Cluster]をクリック
04_Exa-VM01.jpg

2) Create Exadata VM Cluster画面

以下項目を入力し、[Create Exadata VM Cluster]をクリック

・Compartment: 任意のコンパートメントを選択
・Display name: 任意の名前を設定
・クラスタ名: クラスタ名はアルファベット文字で始まり、ハイフン(-) を含むことができます。アンダースコア(_) は許可されません。クラスタ名は 11 文字以内とする必要があり、大/小文字は区別されません。
・Oracle grid Infrastructure version: 最新のVersionを選択
・VMクラスタの構成
	- VM当たりのOCPU数: 1ノードあたりの OCPU コアの数を指定します。稼働させるための最低OCPU数は3以上が推奨です。最大1VMあたり 124 OCPU
	- VM当たりのメモリー(GB): 1ノードあたりの OCPU コアの数を指定します。稼働させるための最低OCPU数は3以上が推奨です。最大1VMあたり 124 OCPU
	- VM当たりのローカル・ストレージ(GB): 1ノードあたりのローカル・ストレージ (/u02) のサイズを指定します。最小は 60 GB となります。最大は 900 GB
・Exadataストレージの構成
	- 使用可能なExadataストレージ(TB)の指定: Exadata ストレージの容量を TB 単位を整数で指定します。最小は 2 TB となります。最大はそのシステムに構成する Storage Server 数に依存します。
	- Allocate storage for Exadata soarse snapshots: スパース・スナップショット、PDBホットクローン等Exadata機能使う場合チェック
	- Allocate storage for local backup: Storage Server にバックアップする場合チェック
・SSHキーの追加: 任意のSSH Keyタイプを選択し設定
・ネットワーク設定の構成
	- Virtual cloud network: 配置するVCNを選択
	- Client subnet: Clientアクセス用Subnetを選択
	- Backup Subnet: Backupアクセス用Subnetを選択
	- Hostname prefix: VM ノードの OS ホスト名の接頭辞を記入します。ホスト名はアルファベットで始める必要があり、英数字およびハイフン(-)のみを含めることができます。最大文字数は12文字です。(「exadb」で設定した場合、ホスト名は exadb-XXXXX<ノード番号> (XXXXX はシステム自動生成) となります。)
・ライセンス・タイプの選択: 必要なライセンスタイプを選択
・診断の収集:診断の収集と通知を有効にすることで、Oracle Cloud Operations とお客様は、ゲスト VM の問題を迅速かつ効果的に特定、調査、追跡、および解決できるようになります。イベントにサブスクライブして、リソースの状態の変化に関する通知を受け取ります。
	- 診断イベントの有効か: クリティカル、警告および情報の各イベントに関するフォルト通知を収集し、送信することをオラクル社に許可します。
	- ヘルス・モニターを有効にする : ディスク領域使用量などのヘルス・メトリック/イベントの収集をオラクル社に許可し、Oracle Cloud Operationsと共有します。一部のイベント通知はユーザーにも送信されます。
	- インシデント・ログとトレース収集の有効化 : 障害診断および問題解決を可能にするためにインシデント・ログおよびトレースの収集をオラクル社に許可します。

・Exadata VMクラスタの作成画面
03_Exa-VM作成02-2.jpg

・拡張オプション: 管理
4_Exa-VM03.jpg

・拡張オプション: ネットワーク
04_Exa-VM04.jpg

・拡張オプション: タグ
04_Exa-VM05.jpg

3) プロビジョニング中
プロビジョニングには6時間以上かかります
04_Exa-VM06.jpg

4) 作成完了
04_Exa-VM09-作業リクエスト01.jpg

5) Virtual Machines情報
左ペイン Resources > Virtual Machines をクリック
04_Exa-VM07.jpg

● inventory / インストール先の確認

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]$ cat /u01/app/oraInventory/oraInst.loc
inventory_loc=/u01/app/oraInventory
inst_group=oinstall

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ cat /u01/app/oraInventory/ContentsXML/inventory.xml | grep "HOME NAME"
      <HOME NAME="OraGiHome19000" LOC="/u01/app/19.0.0.0/grid" TYPE="O" IDX="1" CRS="true"/>
      <HOME NAME="OraHome1" LOC="/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1" TYPE="O" IDX="2">
      <HOME NAME="agent13c1" LOC="/u02/app/oracle/em/emagent/agent_13.5.0.0.0" TYPE="O" IDX="3"/>

■ Database作成

● データベース作成

1) Exadata VM Cluster画面
左ペイン Resourcesから Databases をクリック
[Create Databases]をクリックし、以下項目を入力し、[Create Database]をクリック

・データベース基本情報

・データベースの基本情報
	- データベース名(DB_NAME): 任意のDatabase名を設定。英数字のみ、最大8文字、特殊文字は使用できません。
	- Database unique name suffix(DB_UNIQUE_NAME): 任意のDatabase unique名を設定。最大30文字、英数字またはアンダースコア (_) 文字のみ、VM クラスター全体で一意です。テナント全体で一意が推奨
		指定しない場合、次のように一意の名前値が自動的に生成されます: <db_name>_<3_chars_unique_string>_<region-name>
	- Database Version: 任意のDatabase Versionを設定。データベースのバージョンを混在させることができます。
	- PDB Name: 任意のPDB名を設定
・データベース・ホームの指定
	- Database Home: 既存/新規どちらのDatabase Homeを選択
	- Database Home display name: Database Homeを選択
・管理者資格証明の作成
	- Password: sysユーザーパスワードを設定
	- Confirm password: sysユーザーパスワードを設定
	- 管理者パスワードをTDEウォレットに使用: オプションです。カスタマー マネージド キーを使用する場合チェックを外して設定

05_DB作成02-1.jpg

・データベース・バックアップの構成: Object Storageの場合
 自動バックアップの有効化: 有効にする場合チェックして以下項目を設定

- バックアップの保存先: 'Object Storage'を選択
- バックアップ保持期間: 任意の保持期間を選択
- データベース終了後の削除オプション: このオプションは、データベースに偶発的または悪意による損傷が発生した場合に、バックアップからデータベースを復元するのにも役立ちます。
	・ バックアップ保持期間ごとにバックアップを保持します: バックアップを保持する
	・ バックアップを72時間保持し、その後削除します: データベースを終了した後、バックアップを 72 時間保持する
- 完全バックアップのスケジュール日: 増分バックアップを開始する時間枠を指定: 初回および将来の Level 0 バックアップを開始する曜日を選択
- 完全バックアップのスケジュール時間(UTC): 初回および将来の Level 0 バックアップを開始する時間枠を選択
- 増分バックアップのスケジュール時間(UTC): 増分バックアップを開始する時間枠を指定
- 最初のバックアップをすぐに作成します: 最初の完全バックアップを延期することを選択した場合、データベース障害が発生した場合にデータベースを回復できなくなる可能性があります。

05_DB作成02-ObjectStorageバックアップ.jpg

・データベース・バックアップの構成: 自動リカバリサービスの場合
 自動バックアップの有効化: 有効にする場合チェックして以下項目を設定

- バックアップの保存先: 'Autonomous Recovery Service'を選択
- 保護ポリシー: 任意のポリシーを選択
- リアルタイム・データ保護: 保護されたデータベースからAutonomous Recovery ServiceにREDO変更を継続的に転送することです。これにより、データ損失が軽減され、目標復旧時点 (RPO) が 0 に近くなります。
- データベース終了後の削除オプション: このオプションは、データベースに偶発的または悪意による損傷が発生した場合に、バックアップからデータベースを復元するのにも役立ちます。
	・ バックアップ保持期間ごとにバックアップを保持します: バックアップを保持する
	・ バックアップを72時間保持し、その後削除します: データベースを終了した後、バックアップを 72 時間保持する
- 日次バックアップのスケジュール時間(UTC): 増分バックアップを開始する時間枠を指定
- 最初のバックアップをすぐに作成します: 最初の完全バックアップを延期することを選択した場合、データベース障害が発生した場合にデータベースを回復できなくなる可能性があります。

05_DB作成02-自動リカバリサービスバックアップ.jpg

・Managementタブ

- Character set: データベース・キャラクタ・セットを設定
- National character set:各国語キャラクター​セットを設定
05_DB03.jpg

・Encryptionタブ
Configure Key management: 今回はデータ暗号鍵はOCIで生成されるものを使用
05_DB04.jpg

・Tagsタブ
必要に応じてタグを設定
05_DB05.jpg
2) DBプロビジョニング中
には数時間程度かかります。
05_DB06.jpg

3) DB作成完了
05_DB08.jpg

● Databaseログイン

1) oracleユーザーへログイン

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ id -a
    uid=1001(oracle) gid=1001(oinstall) groups=1001(oinstall),1002(dba),1003(racoper),1004(asmdba)

2) DB接続用環境変数ファイル確認
DB名.env ファイルが oracleユーザーHOMEディレクトリにあることを確認

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ ls -l
	total 4
	-rwxrwx--- 1 oracle oinstall 734 Jun  2 23:01 cdb.env

3) 環境変数ファイル確認

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ cat cdb.env
	PATH=/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1/bin:/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1/OPatch:$PATH; export PATH
	ORACLE_UNQNAME=cdb_osaka; export ORACLE_UNQNAME
	ORACLE_SID=cdb1; export ORACLE_SID
	ORACLE_HOSTNAME=exa-x9m-cwazu1.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com; export ORACLE_HOSTNAME
	LD_LIBRARY_PATH=/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1/lib; export LD_LIBRARY_PATH
	ORACLE_BASE=/u02/app/oracle; export ORACLE_BASE
	OH=/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1; export OH
	ORACLE_HOME=/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1; export ORACLE_HOME
	TNS_ADMIN=/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1/network/admin/cdb; export TNS_ADMIN

	alias tailal='tail -f /u02/app/oracle/diag/rdbms/cdb_osaka/cdb1/trace/alert_cdb1.log'

4) 環境変数読み込み

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ source cdb.env
[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ env | grep ORA
    ORACLE_UNQNAME=cdb_osaka
    ORACLE_SID=cdb1
    ORACLE_BASE=/u02/app/oracle
    ORACLE_HOSTNAME=exa-x9m-cwazu1.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com
    ORACLE_HOME=/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1

5) sqlplus接続

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ sqlplus / as sysdba

SQL*Plus: Release 19.0.0.0.0 - Production on Sun Jun 5 06:52:47 2022
Version 19.13.0.0.0

Copyright (c) 1982, 2021, Oracle.  All rights reserved.


Connected to:
Oracle Database 19c EE Extreme Perf Release 19.0.0.0.0 - Production
Version 19.13.0.0.0

SQL>

● opatch確認

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ opatch lspatches
    33028462;FAILOVER FAILED FOR MAX AVAILABILITY + FAST SYNC MODE FOR ALL DB VERSIONS
    29780459;INCREASE _LM_RES_HASH_BUCKET AND BACK OUT CHANGES FROM THE BUG 29416368 FIX
    32327208;DSTV36 UPDATE - TZDATA2020E - NEED OJVM FIX
    32327201;RDBMS - DSTV36 UPDATE - TZDATA2020E
    31335037;RDBMS - DSTV35 UPDATE - TZDATA2020A
    30432118;MERGE REQUEST ON TOP OF 19.0.0.0.0 FOR BUGS 28852325 29997937
    31732095;UPDATE PERL IN 19C DATABASE ORACLE HOME TO V5.32
    33197296;JDK BUNDLE PATCH 19.0.0.0.211019
    33192694;OJVM RELEASE UPDATE: 19.13.0.0.211019 (33192694)
    33208123;OCW RELEASE UPDATE 19.13.0.0.0 (33208123)
    33192793;Database Release Update : 19.13.0.0.211019 (33192793)

    OPatch succeeded.[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ opatch lspatches
    33028462;FAILOVER FAILED FOR MAX AVAILABILITY + FAST SYNC MODE FOR ALL DB VERSIONS
    29780459;INCREASE _LM_RES_HASH_BUCKET AND BACK OUT CHANGES FROM THE BUG 29416368 FIX
    32327208;DSTV36 UPDATE - TZDATA2020E - NEED OJVM FIX
    32327201;RDBMS - DSTV36 UPDATE - TZDATA2020E
    31335037;RDBMS - DSTV35 UPDATE - TZDATA2020A
    30432118;MERGE REQUEST ON TOP OF 19.0.0.0.0 FOR BUGS 28852325 29997937
    31732095;UPDATE PERL IN 19C DATABASE ORACLE HOME TO V5.32
    33197296;JDK BUNDLE PATCH 19.0.0.0.211019
    33192694;OJVM RELEASE UPDATE: 19.13.0.0.211019 (33192694)
    33208123;OCW RELEASE UPDATE 19.13.0.0.0 (33208123)
    33192793;Database Release Update : 19.13.0.0.211019 (33192793)

    OPatch succeeded.

● CDB Database確認

Data Fileや Redo Logは必要に応じて追加、サイズ変更すること

・gv$instance確認

SQL> col HOST_NAME format a20
SQL> select INSTANCE_NUMBER,INSTANCE_NAME,HOST_NAME,VERSION,STATUS, THREAD#,INSTANCE_ROLE,DATABASE_TYPE from gv$instance order by 1;
INSTANCE_NUMBER INSTANCE_NAME	 HOST_NAME	      VERSION		STATUS		THREAD# INSTANCE_ROLE	   DATABASE_TYPE
--------------- ---------------- -------------------- ----------------- ------------ ---------- ------------------ ---------------
	      1 cdb1		 exa-x9m-cwazu1       19.0.0.0.0	OPEN		      1 PRIMARY_INSTANCE   RAC
	      2 cdb2		 exa-x9m-cwazu2       19.0.0.0.0	OPEN		      2 PRIMARY_INSTANCE   RAC

・gv$database確認

SQL> select DBID, CDB, NAME, DB_UNIQUE_NAME, INST_ID, LOG_MODE,FLASHBACK_ON, PROTECTION_MODE from gv$database;

      DBID CDB NAME	 DB_UNIQUE_    INST_ID LOG_MODE     FLASHBACK_ON       PROTECTION_MODE
---------- --- --------- ---------- ---------- ------------ ------------------ --------------------
2222669905 YES CDB	 CDB_TOKYO	     1 ARCHIVELOG   YES 	       MAXIMUM PERFORMANCE
2222669905 YES CDB	 CDB_TOKYO	     2 ARCHIVELOG   YES 	       MAXIMUM PERFORMANCE

・CHARACTERSET確認

SQL> col PARAMETER format a30
SQL> col VALUE format a30
SQL> SELECT PARAMETER, VALUE FROM NLS_DATABASE_PARAMETERS WHERE PARAMETER IN ('NLS_CHARACTERSET', 'NLS_NCHAR_CHARACTERSET');
    PARAMETER		       VALUE
    ------------------------------ ------------------------------
    NLS_NCHAR_CHARACTERSET	       AL16UTF16
    NLS_CHARACTERSET	       AL32UTF8

・PFIlE(初期化パラメータ)確認

SQL> create pfile='/tmp/init.ora' from spfile;

    File created.

SQL> host cat /tmp/init.ora
    ・・・

・Data Files確認

表領域追加、ファイルサイズ変更など必要に応じて実施

SQL> col FILE_NAME format a90
SQL> col TABLESPACE_NAME format a10
SQL> set lin 200 pages 1000
SQL> SELECT 
    a.TABLESPACE_NAME 
    ,a.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
    ,a.FILE_NAME
    ,a.autoextensible as "Auto_Extent"
    ,a.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
    ,TO_CHAR(a.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
    ,b.BLOCK_SIZE
    ,b.BIGFILE
FROM DBA_DATA_FILES a
    , DBA_TABLESPACES b
WHERE a.TABLESPACE_NAME=b.TABLESPACE_NAME
union all
SELECT 
    x.TABLESPACE_NAME 
    ,x.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
    ,x.FILE_NAME
    ,x.autoextensible as "Auto_Extent"
    ,x.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
    ,TO_CHAR(x.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
    ,y.BLOCK_SIZE
    ,y.BIGFILE
FROM dba_temp_files x
    , DBA_TABLESPACES y
WHERE x.TABLESPACE_NAME=y.TABLESPACE_NAME  
ORDER By TABLESPACE_NAME
;

TABLESPACE   Size(MB) FILE_NAME 							     Aut Auto_Extent_Size(MB) MAX_SIZE(MB) BLOCK_SIZE BIG
---------- ---------- ---------------------------------------------------------------------- --- -------------------- ------------ ---------- ---
SYSAUX		 2000 +DATAC1/CDB_OSAKA/DATAFILE/sysaux.283.1106349879			     YES		 4096	33,554,432	 8192 YES
SYSTEM		 2000 +DATAC1/CDB_OSAKA/DATAFILE/system.290.1106349879			     YES		 4096	33,554,432	 8192 YES
TEMP		 1024 +DATAC1/CDB_OSAKA/TEMPFILE/temp.271.1106066767			     YES		16384	   524,288	 8192 YES
UNDOTBS1	 2000 +DATAC1/CDB_OSAKA/DATAFILE/undotbs1.276.1106349879		     YES		 4096	   524,288	 8192 YES
UNDOTBS2	 2000 +DATAC1/CDB_OSAKA/DATAFILE/undotbs2.260.1106349879		     YES		  100	33,554,432	 8192 YES
USERS		 1024 +DATAC1/CDB_OSAKA/DATAFILE/users.284.1106349879			     YES		  500	33,554,432	 8192 YES

6 rows selected.

・Redo Log確認

REDO Member/Group、サイズ変更など必要に応じて実施

SQL> col MEMBER format a60
SQL> SELECT
    b.THREAD#
    ,b.MEMBERS
    ,a.GROUP#
    ,b.SEQUENCE#
    ,a.MEMBER
    ,b.bytes/1024/1024 as "Bytes(MB)"
    ,a.TYPE
    ,b.STATUS
    ,b.ARCHIVED
FROM
v$logfile a
,v$log b
WHERE
a.GROUP#=b.GROUP#
ORDER BY GROUP#;  

    THREAD#    MEMBERS	  GROUP#  SEQUENCE# MEMBER							  Bytes(MB) TYPE    STATUS	     ARC
    ---------- ---------- ---------- ---------- ------------------------------------------------------------ ---------- ------- ---------------- ---
        1	    1	       1	145 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_1.278.1106066389		       4000 ONLINE  INACTIVE	     YES
        1	    1	       2	146 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_2.277.1106066389		       4000 ONLINE  INACTIVE	     YES
        1	    1	       3	147 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_3.273.1106066389		       4000 ONLINE  ACTIVE	     YES
        1	    1	       4	148 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_4.274.1106066389		       4000 ONLINE  CURRENT	     NO
        2	    1	       5	137 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_5.285.1106066895		       4000 ONLINE  CURRENT	     NO
        2	    1	       6	134 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_6.282.1106066897		       4000 ONLINE  INACTIVE	     YES
        2	    1	       7	135 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_7.264.1106066899		       4000 ONLINE  INACTIVE	     YES
        2	    1	       8	136 +DATAC1/CDB_OSAKA/ONLINELOG/group_8.279.1106066901		       4000 ONLINE  ACTIVE	     YES

    8 rows selected.

・ブロック・チェンジ・トラッキング確認

SQL> col FILENAME format a60
SQL> SELECT filename,status,bytes FROM v$block_change_tracking;

    FILENAME						     STATUS	     BYTES
    ------------------------------------------------------------ ---------- ----------
    +DATAC1/CDB_OSAKA/CHANGETRACKING/ctf.292.1106323915	     ENABLED	  11599872

● PDB確認

・PDB確認

SQL> show pdbs

    CON_ID CON_NAME			  OPEN MODE  RESTRICTED
---------- ------------------------------ ---------- ----------
	 2 PDB$SEED			  READ ONLY  NO
	 3 PDB				  READ WRITE NO

・PDB接続

SQL> alter session set container=pdb;

    Session altered.

SQL> show con_name

	CON_NAME
	------------------------------
	PDB

・表領域確認

表領域追加、ファイルサイズ変更など必要に応じて実施

SQL> col FILE_NAME format a90
SQL> col TABLESPACE_NAME format a10
SQL> set lin 200 pages 1000
SQL> SELECT 
    a.TABLESPACE_NAME 
    ,a.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
    ,a.FILE_NAME
    ,a.autoextensible as "Auto_Extent"
    ,a.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
    ,TO_CHAR(a.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
    ,b.BLOCK_SIZE
    ,b.BIGFILE
FROM DBA_DATA_FILES a
    , DBA_TABLESPACES b
WHERE a.TABLESPACE_NAME=b.TABLESPACE_NAME
union all
SELECT 
    x.TABLESPACE_NAME 
    ,x.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
    ,x.FILE_NAME
    ,x.autoextensible as "Auto_Extent"
    ,x.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
    ,TO_CHAR(x.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
    ,y.BLOCK_SIZE
    ,y.BIGFILE
FROM dba_temp_files x
    , DBA_TABLESPACES y
WHERE x.TABLESPACE_NAME=y.TABLESPACE_NAME  
ORDER By TABLESPACE_NAME

;


TABLESPACE   Size(MB) FILE_NAME 										 Aut Auto_Extent_Size(MB) MAX_SIZE(MB) BLOCK_SIZE BIG
---------- ---------- ------------------------------------------------------------------------------------------ --- -------------------- ------------ ---------- ---
SYSAUX		 4696 +DATAC1/CDB_OSAKA/E036EB95C042A4FFE0532464640AD408/DATAFILE/sysaux.267.1106067107 	 YES		     4096   33,554,432	     8192 YES
SYSTEM		  600 +DATAC1/CDB_OSAKA/E036EB95C042A4FFE0532464640AD408/DATAFILE/system.280.1106067099 	 YES		     4096   33,554,432	     8192 YES
TEMP		 1024 +DATAC1/CDB_OSAKA/E036EB95C042A4FFE0532464640AD408/TEMPFILE/temp.262.1106067093		 YES		    16384   33,554,432	     8192 YES
UNDOTBS1	 4696 +DATAC1/CDB_OSAKA/E036EB95C042A4FFE0532464640AD408/DATAFILE/undotbs1.263.1106067111	 YES		     4096      524,288	     8192 YES
UNDO_2		 4696 +DATAC1/CDB_OSAKA/E036EB95C042A4FFE0532464640AD408/DATAFILE/undo_2.266.1106067119 	 YES		     4096      524,288	     8192 YES
USERS		 1024 +DATAC1/CDB_OSAKA/E036EB95C042A4FFE0532464640AD408/DATAFILE/users.261.1106067097		 YES		    16384   33,554,432	     8192 YES

7 rows selected.

● ORACLE*NET確認

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ ls -la $ORACLE_HOME/network/admin
total 28
drwxr-xr-x  4 oracle oinstall 4096 Jan 26 11:05 .
drwxr-xr-x 10 oracle oinstall 4096 Apr 17  2019 ..
drwxr-x---  2 oracle oinstall 4096 Jan 26 11:05 esyscdb
drwxr-xr-x  2 oracle oinstall 4096 Apr 17  2019 samples
-rw-r--r--  1 oracle oinstall 1536 Feb 14  2018 shrept.lst
lrwxrwxrwx  1 oracle oinstall   74 Jan 26 11:05 sqlnet.ora -> /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1/network/admin/esyscdb/sqlnet.ora
lrwxrwxrwx  1 oracle oinstall   76 Jan 26 11:05 tnsnames.ora -> /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1/network/admin/esyscdb/tnsnames.ora

・sqlnet.ora

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ cat $ORACLE_HOME/network/admin/sqlnet.ora
HTTPS_SSL_VERSION=1.2
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_CLIENT=ACCEPTED
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_SERVER=ACCEPTED
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_TYPES_CLIENT=(SHA256,SHA384,SHA512,SHA1)
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_TYPES_SERVER=(SHA256,SHA384,SHA512)
SQLNET.ENCRYPTION_CLIENT=REQUESTED
SQLNET.ENCRYPTION_SERVER=REQUESTED
SQLNET.ENCRYPTION_TYPES_CLIENT=(AES256,AES192,AES128)
SQLNET.ENCRYPTION_TYPES_SERVER=(AES256,AES192,AES128)
SQLNET.EXPIRE_TIME=10
SQLNET.IGNORE_ANO_ENCRYPTION_FOR_TCPS=TRUE
SQLNET.WALLET_OVERRIDE=FALSE
SSL_CIPHER_SUITES=(SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,SSL_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,SSL_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384)
SSL_CLIENT_AUTHENTICATION=FALSE
SSL_VERSION=1.2
WALLET_LOCATION=
    (SOURCE=
      (METHOD=FILE)
      (METHOD_DATA=(DIRECTORY=/var/opt/oracle/dbaas_acfs/grid/tcps_wallets)))
ENCRYPTION_WALLET_LOCATION=
    (SOURCE=
      (METHOD=FILE)
      (METHOD_DATA=(DIRECTORY=/var/opt/oracle/dbaas_acfs/cdb/wallet_root/tde)))

・tnsnames.ora

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ cat $ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora
CDB_OSAKA=
    (DESCRIPTION=
      (ADDRESS=
        (PROTOCOL=TCP)
        (HOST=exa-x9m-cwazu-scan.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com)
        (PORT=1521))
      (CONNECT_DATA=
        (SERVER=DEDICATED)
        (SERVICE_NAME=cdb_osaka.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com)))
CDB=
    (DESCRIPTION=
      (ADDRESS=
        (PROTOCOL=TCP)
        (HOST=exa-x9m-cwazu-scan.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com)
        (PORT=1521))
      (CONNECT_DATA=
        (SERVER=DEDICATED)
        (SERVICE_NAME=cdb_osaka.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com)
        (FAILOVER_MODE=
          (TYPE=select)
          (METHOD=basic))))
PDB=
    (DESCRIPTION=
      (ADDRESS=
        (PROTOCOL=TCP)
        (HOST=exa-x9m-cwazu-scan.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com)
        (PORT=1521))
      (CONNECT_DATA=
        (SERVER=DEDICATED)
        (SERVICE_NAME=pdb.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com)
        (FAILOVER_MODE=
          (TYPE=select)
          (METHOD=basic))))
CDB_PDB=
    (DESCRIPTION=
      (ADDRESS=
        (PROTOCOL=TCP)
        (HOST=exa-x9m-cwazu-scan.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com)
        (PORT=1521))
      (CONNECT_DATA=
        (SERVER=DEDICATED)
        (SERVICE_NAME=cdb_pdb.paas.oracle.com)
        (FAILOVER_MODE=
          (TYPE=select)
          (METHOD=basic))))

● Grid Infrastructure リソース確認

・クラスタ・リソース状態

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ crsctl stat res -t
    --------------------------------------------------------------------------------
    Name           Target  State        Server                   State details
    --------------------------------------------------------------------------------
    Local Resources
    --------------------------------------------------------------------------------
    ora.DATAC1.ACFSVOL01.advm
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.DATAC1.DUMPSTORE.advm
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.LISTENER.lsnr
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.chad
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.datac1.acfsvol01.acfs
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           mounted on /acfs01,S
                                                                TABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           mounted on /acfs01,S
                                                                TABLE
    ora.datac1.dumpstore.acfs
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           mounted on /acfs02,S
                                                                TABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           mounted on /acfs02,S
                                                                TABLE
    ora.net1.network
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.ons
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.proxy_advm
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
                ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    --------------------------------------------------------------------------------
    Cluster Resources
    --------------------------------------------------------------------------------
    ora.ASMNET1LSNR_ASM.lsnr(ora.asmgroup)
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.DATAC1.dg(ora.asmgroup)
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.LISTENER_SCAN1.lsnr
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.LISTENER_SCAN2.lsnr
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    ora.LISTENER_SCAN3.lsnr
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    ora.RECOC1.dg(ora.asmgroup)
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.SPRC1.dg(ora.asmgroup)
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.asm(ora.asmgroup)
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           Started,STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           Started,STABLE
    ora.asmnet1.asmnetwork(ora.asmgroup)
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.cdb_osaka.cdb_pdb.paas.oracle.com.svc
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    ora.cdb_osaka.db
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           Open,HOME=/u02/app/o
                                                                racle/product/19.0.0
                                                                .0/dbhome_1,STABLE
        2        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           Open,HOME=/u02/app/o
                                                                racle/product/19.0.0
                                                                .0/dbhome_1,STABLE
    ora.cvu
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    ora.exa-x9m-cwazu1.vip
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    ora.exa-x9m-cwazu2.vip
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.qosmserver
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    ora.scan1.vip
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu2           STABLE
    ora.scan2.vip
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    ora.scan3.vip
        1        ONLINE  ONLINE       exa-x9m-cwazu1           STABLE
    --------------------------------------------------------------------------------

・クラスタ・リソース属性確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$  crsctl stat resource -p
	NAME=ora.ASMNET1LSNR_ASM.lsnr(ora.asmgroup)
	TYPE=ora.asm_listener.type
	ACL=owner:grid:rwx,pgrp:oinstall:r-x,other::r--
	ACTIONS=
	ACTION_SCRIPT=%CRS_HOME%/bin/racgwrap%CRS_SCRIPT_SUFFIX%
	ACTION_TIMEOUT=60
	ACTIVE_PLACEMENT=0
	AGENT_FILENAME=%CRS_HOME%/bin/oraagent%CRS_EXE_SUFFIX%
	ALLOW_RESTART=default
	AUTO_START=restore
	CARDINALITY=%CRS_HUB_SIZE%
	CHECK_INTERVAL=3
	CHECK_TIMEOUT=120
	CLEAN_TIMEOUT=60
	CSS_CRITICAL=no
	DELETE_TIMEOUT=60
	DESCRIPTION=Oracle ASM Listener resource
	ENABLED=1
	ENDPOINTS=TCP:1525
	FAILOVER_DELAY=0
	FAILURE_INTERVAL=0
	FAILURE_THRESHOLD=0
	HOSTING_MEMBERS=
	IGNORE_TARGET_ON_FAILURE=yes
	INSTANCE_FAILOVER=1
	INTERMEDIATE_TIMEOUT=0
	LOAD=1
	LOCAL_REGISTRATION_ADDRESS=
	LOGGING_LEVEL=1
	MODIFY_TIMEOUT=60
	NLS_LANG=
	OFFLINE_CHECK_INTERVAL=0
	ORACLE_HOME=%CRS_HOME%
	PLACEMENT=restricted
	PORT=1521
	RELOCATE_BY_DEPENDENCY=1
	RELOCATE_KIND=offline
	RESOURCE_GROUP=ora.asmgroup
	RESTART_ATTEMPTS=5
	RESTART_DELAY=0
	SCRIPT_TIMEOUT=60
	SERVER_CATEGORY=ora.hub.category
	SERVER_POOLS=*
	START_CONCURRENCY=0
	START_DEPENDENCIES=hard(ora.asmnet1.asmnetwork) pullup(ora.asmnet1.asmnetwork)
	START_DEPENDENCIES_RTE_INTERNAL=<xml><Arg name="asmnetwork" type="ResList">ora.asmnet1.asmnetwork</Arg></xml>
	START_DEPENDENCIES_TEMPLATE=<xml>hard(<ResList>{asmnetwork}</ResList>) pullup(<ResList>{asmnetwork}</ResList>)</xml>
	START_TIMEOUT=180
	STOP_CONCURRENCY=0
	STOP_DEPENDENCIES=hard(intermediate:ora.asmnet1.asmnetwork)
	STOP_DEPENDENCIES_RTE_INTERNAL=<xml><Arg name="asmnetwork" type="ResList">ora.asmnet1.asmnetwork</Arg></xml>
	STOP_DEPENDENCIES_TEMPLATE=<xml>hard(<ResList>intermediate:{asmnetwork}</ResList>)</xml>
	STOP_TIMEOUT=0
	SUBNET=100.107.0.0
	TARGET_DEFAULT=default
	TYPE_VERSION=2.2
	UPTIME_THRESHOLD=1h
	USER_WORKLOAD=no
	USE_STICKINESS=0
	USR_ORA_ENV=
	USR_ORA_OPI=false
	WORKLOAD_CPU=0
	WORKLOAD_CPU_CAP=0
	WORKLOAD_MEMORY_MAX=0
	WORKLOAD_MEMORY_TARGET=0
	・
	・
	・

・サービス名確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ srvctl status service -d cdb_osaka
Service cdb_pdb.paas.oracle.com is running on instance(s) cdb1,cdb2

・Cluster名確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ olsnodes -c
    Cluster-428

・RAC Node確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ olsnodes -i  -n
    exa-x9m-cwazu1	1	<none>
    exa-x9m-cwazu2	2	<none>

・Interconnect確認

node1
[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ olsnodes -l -p
    exa-x9m-cwazu1	100.107.0.2,100.107.0.3
node2
[grid@exa-x9m-cwazu2 ~]$ olsnodes -l -p
    exa-x9m-cwazu2	100.107.0.4,100.107.0.5

・Interconnect Interface確認

Node1
[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ oifcfg getif
    bondeth0  10.100.100.0  global  public
    clre0  100.107.0.0  global  cluster_interconnect,asm
    clre1  100.107.0.0  global  cluster_interconnect,asm
Node2
[grid@exa-x9m-cwazu2 ~]$ oifcfg getif
    bondeth0  10.100.100.0  global  public
    clre0  100.107.0.0  global  cluster_interconnect,asm
    clre1  100.107.0.0  global  cluster_interconnect,asm

・OCR情報確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ cat /etc/oracle/ocr.loc
    ocrconfig_loc=+DATAC1/Cluster-428/OCRFILE/registry.255.1106050635
    local_only=FALSE

・SCAN確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ srvctl config scan
    SCAN name: exa-x9m-cwazu-scan.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com, Network: 1
    Subnet IPv4: 10.100.100.0/255.255.255.192/bondeth0, static
    Subnet IPv6:
    SCAN 1 IPv4 VIP: 10.100.100.23
    SCAN VIP is enabled.
    SCAN 2 IPv4 VIP: 10.100.100.48
    SCAN VIP is enabled.
    SCAN 3 IPv4 VIP: 10.100.100.62
    SCAN VIP is enabled.

・SCAN Listener確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ srvctl config scan_listener
    SCAN Listeners for network 1:
    Registration invited nodes:
    Registration invited subnets:
    Endpoints: TCP:1521/TCPS:2484
    SCAN Listener LISTENER_SCAN1 exists
    SCAN Listener is enabled.
    SCAN Listener LISTENER_SCAN2 exists
    SCAN Listener is enabled.
    SCAN Listener LISTENER_SCAN3 exists
    SCAN Listener is enabled.

■ ACFS領域確認とサイズ変更

Oracle ACFS(ASM Cluster File System)は、POSIX、X/OPEN、およびWindowsに準拠した業界標準のクラスタ・ファイル・システムで複数のノードからアクセスできる共有ファイルシステムで、expdp/impdp,バッチやデータ・ロード用途のファイル配置場所として使用します。
ACFSの管理コマンドとしてacfsutilがあり、ファイルシステムを動的拡張することができ、18c以降ではファイル・システムのサイズを縮小することもできます。

● ASM Disk Group確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ asmcmd lsdg
State    Type  Rebal  Sector  Logical_Sector  Block       AU   Total_MB    Free_MB  Req_mir_free_MB  Usable_file_MB  Offline_disks  Voting_files  Name
    MOUNTED  HIGH  N         512             512   4096  4194304  211857408  203484180         11769856        63904774              0             Y  DATAC1/
    MOUNTED  HIGH  N         512             512   4096  4194304  302653440  302412912         16814080        95199610              0             N  RECOC1/
    MOUNTED  HIGH  N         512             512   4096  4194304  907960320  907945620         50442240       285834460              0             N  SPRC1/

● ACFS OSファイルシステム確認

[grid@exa-x9m-cwazu1 ~]$ df -hT | grep acfs
/dev/asm/acfsvol01-310                                   acfs      1.5T   36G  1.4T   3% /acfs01

● ACFS領域確認

1) grid ユーザーログイン

[root@exacs ~]# su - grid
	Last login: Fri Sep  3 19:37:53 JST 2021

2) ACM Disk確認

[grid@exacs ~]$ asmcmd lsdg
	State    Type  Rebal  Sector  Logical_Sector  Block       AU   Total_MB    Free_MB  Req_mir_free_MB  Usable_file_MB  Offline_disks  Voting_files  Name
	MOUNTED  HIGH  N         512             512   4096  4194304  282488832  278894784         15693824        87733653              0             Y  DATAC1/
	MOUNTED  HIGH  N         512             512   4096  4194304   94150656   94094916          5230592        29621441              0             N  RECOC1/
	MOUNTED  HIGH  N         512             512   4096  4194304  941506560  941495208         52305920       296396429              0             N  SPRC1/

3) acfsマウントポイントとサイズ確認

[grid@exacs ~]$ df -hT | grep acfs
	/dev/asm/acfsvol01-472       acfs      1.1T   61G  1.1T   6% /acfs01

4) ASMディスク・グループ確認

[grid@exacs ~]$ acfsutil info storage
	Diskgroup      Consumer      Space     Size With Mirroring  Usable Free  %Free   Path
	DATAC1                      269.40              89.80          83.67       93%
				ACFSVOL01       3.28               1.09           1.03       94%   /acfs01
	RECOC1                       89.79              29.93          28.25       94%
	SPRC1                       897.89             299.30         282.67       94%
	----
	unit of measurement: TB

5) OS領域確認

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# df -T
    Filesystem                                               Type      1K-blocks     Used  Available Use% Mounted on
    devtmpfs                                                 devtmpfs  717000756        0  717000756   0% /dev
    tmpfs                                                    tmpfs      31659008   737776   30921232   3% /dev/shm
    tmpfs                                                    tmpfs     717048584     1224  717047360   1% /run
    tmpfs                                                    tmpfs     717048584        0  717048584   0% /sys/fs/cgroup
    /dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1                             xfs        15718400  7235504    8482896  47% /
    /dev/mapper/VGExaDbDisk.u01.20.img-LVDBDisk              xfs       262041600  2871188  259170412   2% /u01
    /dev/mapper/VGExaDb-LVDbKdump                            xfs        20869120    32976   20836144   1% /crashfiles
    /dev/mapper/VGExaDbDisk.grid19.0.0.0.211019.img-LVDBDisk xfs        52326400 10670984   41655416  21% /u01/app/19.0.0.0/grid
    /dev/sda1                                                xfs          520876    86340     434536  17% /boot
    /dev/mapper/VGExaDb-LVDbTmp                              xfs        10475520   176844   10298676   2% /tmp
    /dev/mapper/VGExaDb-LVDbVar1                             xfs        10475520  1183324    9292196  12% /var
    /dev/mapper/VGExaDb-LVDbVarLog                           xfs        31447040   354724   31092316   2% /var/log
    /dev/mapper/VGExaDbDisk.u02_extra.img-LVDBDisk           ext4      797696816 15669776  741483196   3% /u02
    /dev/mapper/VGExaDb-LVDbHome                             xfs         4190892    45332    4145560   2% /home
    /dev/mapper/VGExaDb-LVDbVarLogAudit                      xfs        10475520   143792   10331728   2% /var/log/audit
    /dev/asm/acfsvol01-310                                   acfs     1509949440 36833852 1473115588   3% /acfs01
    tmpfs                                                    tmpfs     143409720        0  143409720   0% /run/user/2000
    tmpfs                                                    tmpfs     143409720        0  143409720   0% /run/user/1001

■ ExaWatcher

・ファイル確認

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# ls -l /opt/oracle.ExaWatcher/ExaWatcher.sh
    -rwxr-x--- 1 root exawatch 15759 Apr 15 15:51 /opt/oracle.ExaWatcher/ExaWatcher.sh

■ EXAchk

コンプライアンス・チェック・レポート

・Version確認

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# exachk -v
    EXACHK  VERSION: 21.4.1_20220111

・exachk設定確認

設定されているすべてのオプションを取得

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]#  exachk -get all
    ------------------------------------------------------------
    ID: exachk.autostart_client_exatier1
    ------------------------------------------------------------
    AUTORUN_FLAGS  =  -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig
    COLLECTION_RETENTION  =  7
    AUTORUN_SCHEDULE  =  3 2 * * 1,2,3,4,5,6
    ------------------------------------------------------------
    ------------------------------------------------------------
    ID: exachk.autostart_client
    ------------------------------------------------------------
    AUTORUN_FLAGS  =  -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig
    COLLECTION_RETENTION  =  14
    AUTORUN_SCHEDULE  =  3 3 * * 0
    ------------------------------------------------------------

・exachk実行

オンデマンドでコンプライアンス・チェックの実行を開始
zipファイルが作成されるので、Downloadしてレポートを確認できます

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]#  exachk

	Searching for running databases . . . . .

	.  .
	List of running databases registered in OCR

	1. cdb
	2. None of above

	Select databases from list for checking best practices. For multiple databases, select 1 for All or comma separated number like 1,2 etc [1-2][1].
	.  .  .  .  .  .


    UPLOAD [if required] - /u02/oracle.ahf/data/exa-x9m-cwazu1/exachk/user_root/output/exachk_exa-x9m-cwazu1_cdb_012623_164323_2233XCF0A7.zip

■ dbaascli ユーティリティ

Exadata Cloud Service (ExaCS) のクラウド・ツール dbaascli ユーティリティを使用して、データベース・ユーザーのパスワードの変更、データベースの起動、プラガブル・データベース(PDB)の管理など、Exadata Cloud Service上で様々なデータベース・ライフサイクルおよび管理操作を実行できます。
クラウド・ツールは、新しいリリースが使用可能になり次第、最新バージョンへアップデートできます。

・手順: クラウド・ツール dbaascli バージョンアップ

● dbaascli Version確認

・Version 22.2.0 までのコマンド

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# dbaascli patch tools list

    DBAAS CLI version 21.4.1.1.0
    Executing command patch tools list
    Checking Current tools on all nodes

    exa-x9m-cwazu1: Patchid : 21.4.1.1.0_220209.2354

    Available Patches
    Patchid : 22.1.1.0.1_220223.0947
    Patchid : 22.1.1.1.0_220301.1420
    Patchid : 22.1.1.1.0_220317.1256
    Patchid : 22.1.1.2.0_220405.0353
    Patchid : 22.2.1.0.1_220423.1318
    Patchid : 22.2.1.1.0_220526.1224(LATEST)

    Install tools patch using
    dbaascli patch tools apply --patchid 22.2.1.1.0_220526.1224    or
    dbaascli patch tools apply --patchid LATEST

    exa-x9m-cwazu2: Patchid : 21.4.1.1.0_220209.2354

    Available Patches
    Patchid : 22.1.1.0.1_220223.0947
    Patchid : 22.1.1.1.0_220301.1420
    Patchid : 22.1.1.1.0_220317.1256
    Patchid : 22.1.1.2.0_220405.0353
    Patchid : 22.2.1.0.1_220423.1318
    Patchid : 22.2.1.1.0_220526.1224(LATEST)

    Install tools patch using
    dbaascli patch tools apply --patchid 22.2.1.1.0_220526.1224    or
    dbaascli patch tools apply --patchid LATEST

    All Nodes have the same tools version

・Version 22.2.1.0.1 (220423)からのコマンド

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# dbaascli admin showLatestStackVersion
	DBAAS CLI version 23.1.1.0.1
	Executing command admin showLatestStackVersion
	Job id: 99bc6457-62f5-476f-91c4-e2108ee69c1f
	Session log: /var/opt/oracle/log/admin/showLatestStackVersion/dbaastools_2023-01-26_05-26-11-PM_244923.log
	{
	"description" : "dbaastools for Exadata cloud service patching test",
	"version" : "23.1.1.0.1_230113.0444",
	"baseVersion" : "23.1.1.0.1"
	}
	dbaascli execution completed

■ Autonomous Health Framework(AHF)確認

ahfctl statusahfコマンドを使用して、Oracle Autonomous Health Frameworkコンポーネントのスケジューラのステータスを確認#

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ ahfctl statusahf

	.----------------------------------------------------------------------------------------------------.
	| Host         | Status of TFA | PID   | Port | Version    | Build ID             | Inventory Status |
	+--------------+---------------+-------+------+------------+----------------------+------------------+
	| exa-x9m-cwazu1 | RUNNING       | 33638 | 5000 | 23.3.0.0.0 | 23300020230405215257 | COMPLETE         |
	| exa-x9m-cwazu2 | RUNNING       | 34414 | 5000 | 23.3.0.0.0 | 23300020230405215257 | COMPLETE         |
	'--------------+---------------+-------+------+------------+----------------------+------------------'


	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Parameter                            | Value                                                                                                                                                                         |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Master node                          | exa-x9m-cwazu2                                                                                                                                                                  |
	|exachk daemon version                | 233000                                                                                                                                                                        |
	|Install location                     | /opt/oracle.ahf/exachk                                                                                                                                                        |
	|Scheduled exachk collection location | /u02/oracle.ahf/data/exa-x9m-cwazu2/exachk/user_root/output on Master node exa-x9m-cwazu2                                                                                         |
	|Started at                           | Mon Jul 03 10:57:03 JST 2023                                                                                                                                                  |
	|Scheduler type                       | TFA Scheduler                                                                                                                                                                 |
	|Scheduler PID                        | 33638                                                                                                                                                                         |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Scheduled runs                       |                                                                                                                                                                               |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Scheduler                            | exachk.autostart_client_exatier1                                                                                                                                              |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|AUTORUN_FLAGS                        | -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig                                                                                |
	|AUTORUN_SCHEDULE                     | 3 2 * * 1,2,3,4,5,6                                                                                                                                                           |
	|COLLECTION_RETENTION                 | 7                                                                                                                                                                             |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Scheduler                            | exachk.autostart_client                                                                                                                                                       |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|AUTORUN_FLAGS                        | -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig                                                                                                                            |
	|AUTORUN_SCHEDULE                     | 3 3 * * 0                                                                                                                                                                     |
	|COLLECTION_RETENTION                 | 14                                                                                                                                                                            |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Previous runs                        |                                                                                                                                                                               |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Started                              | July 03, 23 11:07:04                                                                                                                                                          |
	|Ended                                | July 03, 23 11:16:48                                                                                                                                                          |
	|Result location                      | /u02/oracle.ahf/data/exa-x9m-cwazu1/exachk/user_root/output                                                                                                                     |
	|Arguments                            | -silentforce                                                                                                                                                                  |
	|Status                               | Success                                                                                                                                                                       |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Autorun                              | -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig -autorun_id AUTOSTART_CLIENT_EXATIER1 -localonly -silentforce -sudo_remoterun 0|
	|Status                               | Failed                                                                                                                                                                        |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
	|Next auto run starts on              | Jul 04, 2023 02:03:00 ID:exachk.autostart_client_exatier1                                                                                                                     |
	-------------------------------------+-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

■ Databaseパッチ適用

Exadata Cloud Service の Database を別の Database Homeに移動する方法でデータベースにパッチを適用できます。
・手順: データベース・ホーム移動方式でパッチ適用

■ ACFS

Oracle ASM Cluster File System(ACFS)は、POSIX、X/OPEN、およびWindowsに準拠した業界標準のクラスタ・ファイル・システムで複数のノードからアクセスできる共有ファイルシステムで、expdp/impdp,バッチやデータ・ロード用途のファイル配置場所として使用します
・手順: ASM Cluster File System (ACFS)設定

■ Database Management(Database管理)

Database Management(データベース管理)を使用すると、コンテナ・データベース(CDB)、PDBおよび非コンテナ・データベース(非CDB)を含む単一インスタンスおよびRACデータベースを監視できます。
・手順: Database Management設定

■ おまけ

● dbaascli

1) dbaascli コマンドで Version 確認

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# dbaascli -V
	DBAAS CLI version 22.3.1.1.0
	DBAAS CLI version 22.3.1.1.0

2) rpm コマンドで Version 確認

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# rpm -qa|grep -i dbaastools
	dbaastools_exa-1.0-1+22.3.1.1.0_220826.0317.x86_64

3) dbaascli patch tools list 確認

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# dbaascli patch tools list
	DBAAS CLI version 22.3.1.1.0
	Executing command patch tools list
	Checking Current tools on all nodes

	exa-tokyo-zuuyk1: Patchid : 22.3.1.1.0_220826.0317
	No applicable tools patches are available

	exa-tokyo-zuuyk2: Patchid : 22.3.1.1.0_220826.0317
	No applicable tools patches are available

	All Nodes have the same tools version

● yumリポジトリ設定

Nat Gateway使える場合、設定すれば iperf3, nc 等インストールすることができます。

1) public-yum-ol7.repo ファイル作成
http://yum.oracle.com/public-yum-ol7.repo の内容をコピーしてyum.repos.dファイルを作成

[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# cd /etc/yum.repos.d
[root@exa-x9m-cwazu1 yum.repos.d]# vi public-yum-ol7.repo 
 <-- http://yum.oracle.com/public-yum-ol7.repo の内容をコピー

2) yum キャッシュ クリーン

[root@exa-x9m-cwazu1 yum.repos.d]# yum clean all
	Cleaning repos: ol7_UEKR5 ol7_latest
	Other repos take up 8.8 M of disk space (use --verbose for details)

2) yum 利用確認

[root@exa-x9m-cwazu1 yum.repos.d]# yum list available
	Available Packages
	389-ds-base.x86_64                       1.3.10.2-16.el7_9        ol7_latest
	389-ds-base-libs.x86_64                  1.3.10.2-16.el7_9        ol7_latest
	ElectricFence.i686                       2.2.2-39.el7             ol7_latest
	・・・
	zsh.x86_64                               5.0.2-34.el7_8.2         ol7_latest
	zziplib.i686                             0.13.62-12.el7           ol7_latest
	zziplib.x86_64                           0.13.62-12.el7           ol7_latest
	[root@exa-tokyo-zuuyk1 ~]#

● ORACLE_PDB_SID 環境変数で PDB接続

Version 19.3.0.0.0 から OS環境変数 ORACLE_PDB_SID を使用することで OS 認証によって PDB に接続することができるようになりました。

1) ORACLE_PDB_SID 設定

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ export ORACLE_PDB_SID=pdb

2) ORACLE_PDB_SID 設定確認

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ env | grep ORA
    ORACLE_PDB_SID=pdb
    ORACLE_UNQNAME=cdb_osaka
    ORACLE_SID=cdb1
    ORACLE_BASE=/u02/app/oracle
    ORACLE_HOSTNAME=exa-x9m-cwazu1.clientsubnet.vcn1010000.oraclevcn.com
    ORACLE_HOME=/u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_1

3) SQL*PLUS 接続確認

[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ sqlplus system/Password

	SQL*Plus: Release 19.0.0.0.0 - Production on Fri Mar 3 05:41:17 2023
	Version 19.18.0.0.0

	Copyright (c) 1982, 2022, Oracle.  All rights reserved.

	Last Successful login time: Fri Mar 03 2023 05:32:03 +00:00

	Connected to:
	Oracle Database 19c EE Extreme Perf Release 19.0.0.0.0 - Production
	Version 19.18.0.0.0

SQL> show con_name

	CON_NAME
	------------------------------
	PDB

■ 参考

概要:
  - オラクル、Exadata Cloud Infrastructure X9Mにより圧倒的なデータベース性能と拡張性を提供
  - Exadata Database Service
Document:
  - Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure
  - Best Practices for Exadata Cloud Infrastructure Instances
  - Exadata Cloud Service in OCI Best Practices (Doc ID 2570952.1)
  - Exadata以外のソフトウェアのインストール、更新および管理
データシート:
  - Exadata Cloud Service X9M
YouTube:
  - Oracle Database Product Management

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