はじめに
Vket Cloudでは、「HeliScript」という独自のスクリプトを使用してコーディングを行うことで、ワールド内に高度なギミックを導入することが出来ます。
本記事ではHeliScriptをより使いこなすための方法について紹介します。
1. 公式マニュアルを読む
本連載記事にて何度か紹介した、公式マニュアルには、HeliScriptのリファレンスが記載してあります。
本連載記事では解説していない機能の記載も多数あるので、ぜひご覧ください。
2. アセットストアのアクティビティクラスを確認する
Vket Cloudアセットストアにて、提供者を公式、オブジェクトをアクティビティに設定することで、公式が提供するアクティビティクラスのみを表示することが出来ます。
アクティビティクラスとは?
VKC Item Activityコンポーネントを使って実装する、プリセットのギミックを簡単に設置することが出来る機能です。
アクティビティクラスの中にもHeliScriptが使用されており、アクティビティクラス内で実現している機能がHeliScriptでどのように実装されているか、参考にすることが可能です。
ただし、hsItemGetOwnScene()
など、アクティビティクラスの中限定でしか使用できない関数を使用している箇所もあるため、全く同じHeliScriptが通常のワールドで使用できるとは限りません。
3. Vket Cloudに関する記事を確認する
HeliScriptについて学習できる連載記事に、HeliScriptでリッチなアスレチックワールドを作ろう!【コピペで使えるサンプルコード付き】があります。
アスレチックワールドの作成を通してHeliScriptについて学習ができる連載記事なので、学習には最適です。
4. Vket Cloud公式Discordチャンネルに参加する
Vket Cloud公式Discordチャンネルでは、質問フォーラムがあるほか、ワールドづくり教室やVket Cloud勉強会といったイベントが開催されております。
※上記リンクよりDiscordチャンネルに参加することが出来ます。
HeliScriptについてわからないことをフォーラムから質問したり、勉強会に参加して新しい知識を手に入れたりすることが出来ます。
過去の勉強会の映像も確認することが可能です。
付録 : 用語集
前 : ⑫ HeliScriptにおけるコンポーネントとアイテムの関係性