はじめに
Vket Cloudでは、「HeliScript」という独自のスクリプトを使用してコーディングを行うことで、ワールド内に高度なギミックを導入することが出来ます。
本記事ではHeliScript開発の推奨環境の作成方法について紹介します。
本記事に書かれていることを行わないとHeliScriptの開発が出来ない、ということは全くないので、好みの環境がある場合はそちらを使っていただければと思います。
HeliScript開発の推奨環境について
HeliScriptはテキストエディタであればどんなツールを使っても作成・編集することが出来ます。
しかし、Vket Cloudの独自スクリプトであるため、一般的なコードエディタで使用できる、効率よく開発を行うための機能が使えないことがあります。
そこで、Microsoftが提供しているVisual Studio Code(以降、VSCodeと表記します)を推奨環境としています。
※外部リンクです。
インストール手順
上記画像にもある、「Visual Studio Codeをダウンロードする」を選択します。
セットアップソフトをダウンロードしたらソフトを起動し、インストールを行います。
HeliScriptをVSCodeで開くようにする
こちらは、HeliScriptを作成した後に行う作業になります。
HeliScriptを作成する前にVSCodeのインストールを行った場合、次の「Unityの設定について」に進んでください。
(後程行います。)
インストール完了後、拡張子.hsのファイルを右クリックし、「プログラムから開く > 別のプログラム」を選択を選びます。
このファイルを開く方法の画面で、Visual Studio Codeを選択し、「常にこのアプリを使って.hsファイルを開く」にチェックを入れた状態でOKを選択します。
このファイルを開く方法の画面に表示されない場合、「その他のアプリ」を選択し、スクロールすることで表示されます。
これで、HeliScriptをVSCodeで開く設定が完了しました。
Unityの設定について
本連載記事ではUnityの言語設定は英語、レイアウトは2by3を使用します。
レイアウトについてはデフォルトの設定ではないので、ご注意ください。
Unityの言語設定について
Unityの言語設定は、Edit(編集)タブのPreferences(環境設定…)を選択した際に表示されるダイアログ(上記画像)にてLanguages(言語)タブを選択した際に表示されるEditor language(エディター言語)から変更可能です。
Unityのレイアウト設定について
本連載記事では、2by3レイアウトを使用しています。
レイアウトの変更は、Unity画面右上のLayoutを選択することで可能です。
また、ProjectビューではOne Column Layoutを使用しています。
こちらは、Projectの文字の上で右クリックをすることでレイアウトの変更が出来ます。
本連載記事とUnityエディタの見た目を統一する場合は上記の設定を行ってください。
このレイアウトでなければVket Cloudの開発ができない、ということはありません。
使いやすいレイアウトで開発を行うことを推奨します。