Qiitaのタグには自由な言葉を指定できますが、有意義な使い方もできます。
本記事は、タグの使い方を強制するとか制限するものではなく、書いた記事を多くの人に読んでもらうためのTipsとして読んでいただけたら幸いです。
Qiitaでのタグについて
Qiitaのヘルプ (https://help.qiita.com/) でタグについて確認してみましょう。
スペースで区切ることで、複数のタグを設定することができます。 なお、1つの記事には最大5つまでのタグを設定できます。
※Qiitaに記事を投稿する際は、最低でもタグを1件以上設定する必要があります。
- スペースで区切る(カンマ区切りではない)
- 最低1つ
- 最大5つ
Qiitaでは、「タグ」や「ユーザー」をフォローすることで、興味のある分野の情報を的確に取得することができます。 好きな分野の技術情報や、気になるプログラマのアウトプットをウォッチしましょう。
- タグはフォローできる
- 興味のある分野の情報を的確に取得できる
- 好きな分野の技術情報や気になる人のアウトプットをウォッチできる
タグをクリックすると、そのタグの記事だけを取得できます。
タグやユーザをフォローすると、Qiitaのタイムライン (https://qiita.com/timeline) に新着記事が表示され、アウトプットをウォッチできます。
また、利用規約にも以下のような記述がありますので、適切なタグを選択するよう努めましょう。
第三章:遵守事項、禁止事項、アカウント凍結・削除等について
第11条(遵守すべき事項・禁止事項)
- 登録ユーザーは、本サービスを利用するに際し、以下の要素を遵守するものとします。
ii. 知識の記録・共有を促進するため、伝わることを意識した記事の作成を行い、また、記事のタイトルやタグ付けは記事内容を正確に表すよう努めること
タグは検索キーワードではない
Qiitaの検索欄にキーワードを入力して検索したとき、記事タイトルと記事内容が検索対象になります。タグは検索対象に含まれません。
検索キーワードと一緒に tag:タグ名
でタグ名を指定することで、検索範囲をタグで絞り込むことができます。
タグの選び方
技術、分野、分類
まずは、記事に書いてある技術や分野・分類の名称を指定しましょう。
記事内に書いてあるプログラミング言語の名称や、使用するライブラリの名称なども指定しておくと、調べ物をする人にとっては関連記事をまとめ読みできるので有難いでしょう。
ちなみに、python3で書かれたプログラムであっても、Pythonに関する記事なのでPythonタグも指定するといいでしょう。タグランキングの記事数も増えます。
伝えたい・読んで欲しい人たち
次に、記事を伝えたい・読んで欲しい人たちが大勢フォロー(ウォッチ)してそうな既存タグを指定しましょう。
既存タグはタグ一覧 (https://qiita.com/tags) で調べられますが、数が膨大なので探すのが大変です。
タグ入力欄で思いつく言葉を入力してキー入力を止めると、その言葉で始まるタグが候補表示されます。
たとえば「新」とだけ入力して手を止めると、
- 新人プログラマ応援(3433)
- 新卒エンジニア(277)
- 新人教育(216)
- 新人エンジニア(146)
など「タグ名(投稿記事数)」が候補表示され、マウスや矢印キーで選択すると補完入力されます。
自己紹介、テスト投稿
ガイドライン に、自己紹介やテスト投稿はすべきではないと書かれています。
自己紹介はQiita設定のプロフィールに書くのをお勧めしますが、プロフィールは文字数制限があって書ききれないこともあります。自己紹介記事を書くのであれば「自己紹介」タグを指定して、技術記事が投稿されている他のタグは指定しない方がいいかと思います。タグをフォローしてる人は技術記事が投稿されることを期待しているでしょうから。
また、「テスト」タグはテスト手法やテストツールなどの技術記事の投稿に使われています。テスト投稿する場合は「テスト投稿」タグを指定し、投稿確認できたら記事削除するのがいいと思います。
自由
あとは、自由な言葉を指定しましょう。
その際は、以下のようなことを考慮するといいかと思います。
- ハッシュタグではないので 先頭の
#
は不要 - 検索キーワードはタグに書かない(タイトルか記事内に書く)
- ソフトウェアバージョン番号だけなどをタグにしない(記事内に書く)
- 他の人も指定(再利用)したくなるタグ名にする
- できるだけ簡潔な言葉・キーワードにする
ただ、自分の記事整理のために投稿日付をタグにする人もいらっしゃいますが、自分の投稿記事一覧に投稿日が表示されますし、再利用されないタグだと思うとちょっと切なくなります。
さいごに
私は、初登場するタグ(記事数1のタグ)を定期的にチェックして、#
で始まるタグやカンマ区切りのタグ、スペルミスのタグ(記事数1になりやすい)が登場したら、編集リクエストで修正を依頼しています。
うざったいと思われる方もいらっしゃるでしょうが、せっかく書いた記事を多くの人のタイムラインに表示して読んでもらい、LGTM や いいね されることでQiitaトップページのトレンドに上がるようなお手伝いができたら嬉しく思います。
参考: 2023年4月26日時点の「記事数1のタグ」
https://qiita.com/tags?page=417
参考: 各種ガイドライン