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Mac で AI コーディングエージェントに「本物の」WordPress サイトを作らせる手順(ローカル完結)

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筆者は ShipPress という Mac アプリの開発者です。この記事は自作ツールの紹介を含みます。

やりたいこと

Claude Code や Codex などの AI コーディングエージェントは、WordPress のテーマや固定ページを書くのがかなり得意です。ただ、実際にやろうとすると次のような準備で止まりがちです。

  • ローカルに WordPress 環境(PHP・DB)を用意する
  • エージェントにどのディレクトリを触らせるか決める
  • 変な変更をされたときに戻せるようにする
  • できたサイトを本番サーバーへ持っていく

この記事では、これを Mac 上でまとめて扱うために作った無料アプリ ShipPress を使って、チャットだけで WordPress サイトを作る流れを紹介します。

必要なもの

  • macOS(Apple silicon / Intel)
  • 次のいずれかの AI CLI と、そのアカウント
    • Claude Code / Codex / Grok Build / Antigravity CLI / Cursor CLI
  • ShipPress(無料): https://shippress.codotx.com/?ref=qiita

ログインは各 CLI 自身のアカウントで行い、ShipPress は認証情報を預かりません。AI の利用料は自分の既存プランから出ます。

手順

1. 始め方を選ぶ

一文でビジネスを説明するか、用意されたブロックテーマ(WooCommerce ストア用もあり)から選びます。例えばカフェのデザインを選んで、

港町の小さなコーヒー店「Harbor Beans」のサイトを作って。メニューと営業時間のページも欲しい

と頼みます。

2. AI に任せる

選んだ AI CLI が、ローカルの WordPress に対してテーマ・ページ・コンテンツを組み立てます。1 つのサイトで複数の AI Worker を同時に動かすこともできます。

3. 話しかけて直す

ヘッダーを深い緑にして
フッターに営業時間を追加して

プレビューはその場で更新されます。AI が変更するたびに復元ポイントが残るので、壊れたらすぐ戻せます。ここが素の CLI で作業するときとの一番の違いだと思っています。

Canvas 表示では全ページを並べて確認でき、クリックした箇所をそのまま修正依頼できます。スマホでの見え方も共有して確認できます。

4. 公開する

できたサイトは次の方法で外に出せます。

  • 直接連携: InstaWP、Hostinger、Pressable、Cloudways、Kinsta、xCloud
  • SSH 経由: SiteGround、WordPress.com、DigitalOcean、その他 SSH 対応ホスト
  • ホスティングなし: 静的サイトとして書き出して ShipPress 側でホスティング、アプリ内でドメイン購入も可能(ストアサイトは対象外)

素の CLI でやる場合との比較

素の CLI ShipPress
ローカル WP 環境 自分で用意 アプリが用意
変更の巻き戻し git 等を自分で 変更ごとに自動で復元ポイント
プレビュー ブラウザを自分で開く アプリ内で即時更新
デプロイ 手作業 ホスト連携・SSH・静的書き出し

ターミナルに慣れている人なら素の CLI でも十分できます。ShipPress は「ターミナルは苦手だけど、AI に WordPress を作らせたい」人向けです。

まとめ

  • AI エージェントは WordPress サイト作りに十分使える
  • 詰まりやすいのは環境構築・巻き戻し・デプロイ
  • ShipPress はそこをまとめて面倒見る無料の Mac アプリ

UI は日本語にも対応しています。まだ初期段階なので、使ってみて詰まったところや欲しい機能があれば、コメントか GitHub の Issue で教えてください。

Windows 版は計画中です。

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