この記事では、Ship&CoのAPIを使って、荷物が発送された後の追跡情報をAPIを使ってシステム連携する方法について説明します。
1. tracking APIを呼び出す準備をする
こちらの記事を参考にして、https://app.shipandco.com/api/v1/tracking/:carrier/:trackingNumber
にGET
するURLを作成します。
-
:carrer
は、運送会社とサービスで定義されているcarrier
を指定します。 -
:trackingNumber
は、上記で指定した運送会社から発行された追跡番号を指定します。
https://app.shipandco.com/api/v1/tracking/japanpost/RN00*********JP
2. APIを実行する
上記で作成したURLをもとに、APIを実行します。成功すると、下記のような追跡情報のレスポンスが返されます。
{
"requested_at": "2020-10-26T15:54:40.711Z",
"carrier": "japanpost",
"tracking_number": "RX068331915JP",
"service": "国際書留・保険付書状",
"from_address": {},
"to_address": {},
"current_status": {
"date": "2020-10-23T21:20:00.000Z",
"status": "transit",
"details": "国際交換局から発送",
"location": "東京都 138-8799"
},
"history": [
{
"date": "2020-10-22T07:09:00.000Z",
"status": "collected",
"details": "引受",
"location": "岐阜県 501-3299"
},
{
"date": "2020-10-22T19:49:00.000Z",
"status": "transit",
"details": "国際交換局に到着",
"location": "東京都 138-8799"
},
{
"date": "2020-10-23T21:20:00.000Z",
"status": "transit",
"details": "国際交換局から発送",
"location": "東京都 138-8799"
}
]
}
3. 追跡情報を使ったユースケース
このAPIを使ったユースケースとして以下のようなことが考えられます。
- 自社サービスやシステムに配送状況の表示機能を組み込む
- 配送ステータスが配達済み(
"delivered"
)になった場合や何日も変化しない場合に通知を出す
その他の注意点や情報
- 追跡情報のAPIは現在無料で利用できますが、Ship&Coの主な利用用途は送り状の作成です。追跡情報の取得のみのご利用はご遠慮いただいております。