LINE広告では電話番号を使ってオーディエンスを作成できます。
生の電話番号を使うこともできますが、セキュリティを高めるためにハッシュ化された電話番号を使うこともできます。
BigQueryに保存されている生の電話番号からLINE広告用のハッシュ値を生成する方法をまとめます。
まず以下のようなハイフン付きかつ国番号なしの電話番号を入力例とします。
080-1234-5678
最初にこれを +818012345678
のようなハイフン無しかつ国番号ありの形式に変換します。
'+81' || ltrim(replace(tel, '-', ''), '0')
これで電話番号がLINE広告の求めているフォーマットになりました。
その後ハッシュ化を行います。
ハッシュ化の方式はSHA-256と指定されているので、sha256関数を使ってハッシュ値を求めます。
最後に、この関数の返り値はBYTE型なので、これを16進数文字列に変換するためにto_hex関数を使います。
ここまでの処理をすべてまとめると、以下のようになります。
to_hex(sha256('+81' || ltrim(replace(tel, '-', ''), '0')))