説明
Kotlin を使う時は普段は IntelliJ IDEA を使用しているのですが、Eclipse でも使えるようにしておこうと思い、環境構築について調べてみました。
Kotlin Plugin for Eclipse
プラグインをいれるだけで、Eclipse 上で Kotlin が使える環境になるようです。
このプラグインをインストールできる Eclipse は以下のバージョンです。
名前 | バージョン |
---|---|
Oxygen | 4.7 |
Neon | 4.6 |
Mars | 4.5 |
Luna | 4.4 |
手順
1. プラグインの検索
1.1. Eclipsde のバージョン確認
手元にある Eclipse のバージョンは、Neon で 4.6.3 でした。プラグインの導入可能な Eclipse でした。
1.2. Eclipse Marketplace の表示
Eclipse のメニューから、「Help」->「Eclipse Marketpace」を選択します。
1.3. Kotlin Plugin for Eclipse
Eclipse Marcketplace の検索フィールドで「Kotlin」と入力し検索すると、「Kotlin Plugin for Eclipse」が見つかります。
Install ボタンをクリックして Eclipse にプラグインをインストールします。
1.4. ライセンス・アグリーメント
「I accept the terms of the licence agreements」にチェックを入れて、Finish をクリックします。
警告がでますが、そのまま OK をクリックします。
1.5. 再起動してインストール完了
Yes をクリックして Eclipse を再起動します。
2. Kotlin Plugin for Eclipse の動作確認
2.1. Kotlin の追加を確認
新規作成できる対象に Kotlin 関連が増えている事を確認します。
Eclipse のメニューから「File」->「New」->「Others」を選択してウィザードを表示します。
すると、Kotlin が追加されている事が確認できます。
2.2. Kotlin プロジェクトの作成
ウィザードで、Kotlin Project を選択し、プロジェクト名を入力して Finish をクリックします。
Kotlin のライブラリを含むプロジェクトが作成される事が確認できます。
2.3. Kotlin のコードの追加
作成した Kotlin プロジェクトに Kotlin ファイルを追加します。再びウィザードから Kotlin File を選択してファイル名を入力して Finish をクリックします。
ファイルが作成されるので、以下の標準出力を行う関数を追加します。
fun main(args: Array<String>) = println("Hello Kotlin")
2.4. Kotlin の動作
作成したKotlin のファイルを選択してメニューから、「Run As」->「Kotlin Application」 を選択します。
コンソールに、標準出力が表示されている事が確認できます。
まとめ
Eclipse でも簡単に Kotlin を動かすことができる事がわかりました。