説明
Microsoft Azure の無料アカウントを作成したので、仮想マシンを作成してみます。とりあえず最近よく使う OS の Oracle Linux 環境を作ってみる事にしました。
前提
- Microsoft Azure アカウントを所有していること
- SSH 鍵ペアを作成していること
手順
1. リソースグループの作成
1.1. リソースグループ・メニューを選択
ダッシュボード画面から「リソースグループ」を選択します。
1.2. リソースグループの作成
リソースグループ一覧画面が表示されます。
まだ何も作成していないので何も表示されていません。
「リソースグループの作成」をクリックします。
1.3. リソースグループ名の設定
リソースグループ名を設定します。
リソースグループが表示されます。
2. 仮想マシンの作成
2.1. リソースの作成
作成したリソースグループをクリックするとリソースグループの情報が表示されます。リソースグループ内に何も作成していない状態なので、「リソースの作成」をクリックしてリソースを追加します。
2.2. 各種リソースの表示
リソースの作成をクリックすると、追加可能なOSイメージなど各種リソースが表示されます。
2.3. Oracle Linux の選択
検索フィールドで oracle を検索すると Oracle Linux が表示されます。今回は、Oracle Linux 7.4 を選択してみます。
「作成」をクリックします。
2.4. 仮想マシン情報を設定
仮想マシンにアクセスするために必要な基本情報を設定します。
- 仮想マシン名
- OS ユーザ名
- アクセスキー(SSH公開鍵)
- 関連付けるリソースグループ(作成済みのリソースグループ)
2.5. 仮想マシンのサイズを設定
vCPU / メモリの組み合わせを選択します。この組み合わせで価格が決まります。
最小のサイズのプランを選択する事にします。
最小のサイズは B1S Standard プランで、1vCPU / 1 GBメモリの組み合わせとなっています。
2.6. オプション機能の設定
高可用性は「なし」にします。
管理ディスクの使用は「いいえ」にします。
最後に「OK」をクリックします。
2.7. 作成開始
設定した情報のサマリーを確認して、問題なければ「作成」をクリックします。
3. 動作確認
3.1 仮想マシンデプロイ
仮想マシンが出来上がるまで約5-6分待ちます。
3.2. 仮想マシン作成完了
仮想マシンが作成され実行状態になると、状態が実行中になります。
3.3. 仮想マシンのパブリック IP アドレスの確認
作成した仮想マシンをクリックすると、仮想マシンに関する情報が表示されます。そこに「パブリック IP アドレス」が表示されているので確認します。
3.4. SSH アクセス
確認したパブリック IP アドレスを使って SSH アクセスしてみます。登録した SSH 鍵ペアを作った環境でアクセスします。Oracle Linux 7環境が作成できている事が確認できました。
3.5. 作成されたリソース
仮想マシンの作成に伴って、以下のリソースが作成されている事が「すべてのリソース」を表示すると確認できます。
- 仮想マシン
- ネットワークインターフェース
- パブリック IP アドレス
- ネットワークセキュリティグループ
- ストレージアカウント
- 仮想ネットワーク
まとめ
手軽に Linux 環境を作成する事ができました。慣れてしまえば 作成し始めてから完了まで 10分もかからないのではないかなと思いました。