Cognos AnalyticsでJConsoleを使う手順
Cognos AnalyticsでJConsoleを使う手順をメモ変わりに投稿しておきます。
CognosのJavaプロセスで使用しているメモリー量、CPU、GCの発生状況、スレッド数などを見るのに役に立ちます。
マニュアル上の情報はこちらです。
Using logging to diagnose a problem for a specific user
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSEP7J_11.1.0/com.ibm.swg.ba.cognos.ug_cra.doc/t_disableipfuser.html#DisableIPFUser
基本的にリモートのPCからでも出来る説明なのですが、実際にやってみると一部情報しか見えなかったので、Cognosサーバー上で以下の手順で行いました。
環境は、Cognos Analytics 11.1.3 @ Redhat 7 です。
Cognos Configurationの設定
Cognos Configurationを起動し、赤枠の「外部JMXポート」を任意の値に、「外部JMX資格情報」でユーザーIDとパスワードを任意のものに指定し、保存後Cognosを再起動します。
IBM Java SDK 8の導入
こちらからJDK 8 をダウンロードして、Cognosサーバーノードにインストールします。
https://developer.ibm.com/javasdk/downloads/sdk8/
※Oracle Javaでも大丈夫という事です。試してはいないです。
JConsoleの起動
以下のコマンドで、JConsoleを起動します。
プロセスに接続
リモート・プロセスで接続すると、後述のイメージで「Mbeans」のタブの情報しか見えなかったので、「ローカル・プロセス」を指定し、プロセスとして赤枠のどちらかを選択します。
dataset-service = Query Serviceのプロセス
cognosserver = CognosのWebSphere Liberty本体
※リモート・プロセス接続の場合は、以下の指定。monitoring_serverはモニターしたいJavaプロセスが動作しているノード
service:jmx:rmi://Content_Manager_server/jndi/rmi://monitoring_server:8181/proxyserver
どこかで役に立つ事もあると思うので、覚えておいて頂ければと。