概要
Cognos Analytics 11.0.7の新機能を、興味を持った順に触ってみて、紹介していきます。
今回は、レポートの機能の新機能の「レポートパフォーマンスチェック」の機能です。
レポートの機能の中で、レポートの実行時に、グラフやリストなどの各オブジェクト毎に、クエリー及びレンダリング(描画)で、どれくらいの時間を要したかを確認する事ができるようになりました。
こんなイメージですね。
各オブジェクトの下に、実行時間が表示されているのがわかります。
内容
手順と機能をもう少し詳細に記載します。
レポートの機能で、「実行オプション」から「実行オプションを表示」を選択します。
再度「実行オプション」からHTML形式でレポートを実行します。
レポート実行画面で、各オブジェクトの下に事項時間が表示されています。
「i」マークにカーソルを当ててみると、Render(描画時間)とQuery(クエリー時間)が表示されます。
レポート全体の「i」の場合、以下のような情報が表示されます。
Process Idは、レポートを実行したBIBusTKServerMainのプロセスID。
Request Idから、cogserver.logや監査ログなどでもっと詳細な情報を確認できます。
参考
情報元の記事です。
Interactively view report performance
https://www.ibm.com/communities/analytics/cognos-analytics-blog/interactively-view-report-performance/
その他、Cognos Analytics 11.0.7の新機能はこちらです。
Cognos Analytics 11.0.7 新機能紹介
http://qiita.com/shinyama/items/174fd2be7f37de277fa2