Cognos BIのレポートレスポンスの向上に、キャッシュの利用は欠かせないものですが、データ更新を頻繁に行っている環境では、データソースのデータの更新をしても、Cognosのキャッシュが効いてしまって、即時にレポート表示に反映されない事ありますよね。
そんな時のキャッシュをオフする方法です。
どちらの方法も、CQMモードでもDQMモードでも同じ動きになりました。
■パッケージレベルでのキャッシュオフ
Framework Managerの「プロジェクト」→「ガバナーの編集」で「ローカル・キャッシュの使用を許可」のチェックを外します。
その後、モデルを保存し、パッケージを発行すれば、そのパッケージを使っているレポートは全て、キャッシュはオフになります。
・データ更新後 - キャッシュオン(CQM,DQM)
→ブラウザの落とし上げをしても反映されません。モードにより、特定の条件を満たすとキャッシュは開放されますが、その話はまた別の記事で。
■レポート内クエリーレベルでのキャッシュオフ
パッケージ全体のキャッシュオフだと影響が大きすぎる場合は、レポート内のクエリーのプロパティで、「ローカル・キャッシュを使用」を「いいえ」にすると、このクエリーのキャッシュがオフになります。