##概要
もはやCognos関係者の間では暗黙の了解になっていて、Cognos環境を新規に構築した場合には、何も考えずに設定しておいた方が良い話です。
Cognos BI&AnalyticsでレポートをCSV形式でダウンロードすると、ファイルの拡張子がデフォルトで.xlsとなります。
当然ながら.csv拡張子でダウンロードして欲しいのですが、ずっと以前のバージョンから.xlsでダウンロードされる動作のままなので、CSVは.csv拡張子でダウンロードされるように強制するパラメーターが多くの環境では設定されています。
##設定内容
Cognos Administrationの「設定」タブの「ディスパッチャとサービス」からReport Serviceのプロパティを開きます。
「詳細設定」で赤枠のパラメーター:RSVP.CSV.MIMETYPE、値:applicaton/csv、を指定します。
ここで要注意ですが、値に指定するのは、application/csv(アプリケーション/シーエスブイ)ではなく、applicaton/csv(アプリカートン/シーエスブイ)です。
誰もが必ず一回間違えますので、ご注意下さい。
これにより、.csv拡張子でダウンロードされるようになります。
Cognos Analyticsでも同様の動きをしますので、Cognos環境を新規に構築の際には、この設定は何も考えずに自然と設定するようにしましょう。
元ネタはこちらです。
How to change the file extension from .XLS to .CSV for report output format 'Delimited text (CSV)'
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21586401