本記事は サムザップ Advent Calendar 2025 の24日目の記事です。
はじめに
遡ること3ヶ月、サイバーエージェントグループファミリーデイ ca(か)ぞくの日 というイベントに家族で参加させていただきました。
子どもたちは本物の社員になった気分を味わえる「1日社員証」を受け取り、サイバーエージェントの一員に。「出社」後は「朝会」に参加し、チームで「おしごと」や「プロジェクト」に取り組みます。
子供とはScratchを使用した「自分だけのオリジナルゲームを作ろう!」というお仕事体験をしたのですが1日が終わったあとに「ゲームつくりたい!!!」となりました。
子供が普段遊んでいるRobloxというゲーミングプラットフォームがあり、同社が提供しているRoblox Studioという開発ツールを試しに触らせると、電車や建物などのオブジェクトを配置して楽しんでいたのですが、やはりプログラミングというハードルが大きな障壁となりました。

昨今、RobloxStudioにAIアシスタントが導入されたとのことで、これなら子供でも思い描いたゲームが実装できるのではと思い一緒に楽しみながらバイブコーディングを試してみました。
今回の目的
Roblox Studioでの開発言語は Lua(ルア)というスクリプト言語となっていますが
AIとの対話のみでゲームが作れそうか直接コードを変更することはせずに試してみました。
子供と話をしてまずは簡単に「動物がプレイヤーを追いかけてくるのを作ってみよう!」
ということで方針が決まりました。

(Roblox Studioはクラウド上で他の作業者とリアルタイムに同時に編集できるという機能があったためパパは別のPCから同じプロジェクトに接続しサポートします。)
Roblox Studioの導入
こちらからインストール!(Win/Mac両対応)
使用にはRobloxのアカウントが必要ですが無料ですぐに作成できます。
AIの導入に特別な手順はなく、最新版のRoblox Studioをインストールするだけです。
(※執筆時点ではバージョン 0.702.2.7020633)
AIアシスタントの表示
RobloxStudioを起動すると画面の左のメニューに「新規バーチャル空間」とあるのでそちらをクリックします。

AIアシスタントとの対話ウィンドウが表示されます。
これで準備はOKです。

さっそくバイブコーディング開始!
日本語でやりとりできるようにAIアシスタントにお願いをします。
すると下記のように日本語で返してくれるようになります。
AIアシスタント:
はい、承知いたしました。日本語で回答します。
プレイヤーを追いかけるウサギを作成しました!
アセット内から無料で使用できるウサギ?を配置してくれました。

え、もう完成?
RabbitChaseScriptというソースコードが追加されているので実装はされていそうです。

早速。実行してみると。
プレーヤーを追いかけるどころか全速力で逃げていくウサギ。。。
(息子はゲラゲラ笑っていました。)

ここからこのバグを潰すため、壮絶なAIアシスタントとの共闘に。
息子:うさぎが人から逃げちゃうから人についていくようにしてください
コードの修正が入りました。このあたりはClaude Codeなどの他のAIと同様に反映するか聞いてくるので「承認する」ボタンを押下。

結果。変わってない。。。
(ゲラゲラ笑う息子。)
息子:まだうさぎがにげちゃいます
息子:ひとをぜったいにおいかけるようにしてください
変わらず。。。
(もう笑っていない息子。。)
その後も何度もやりとりをしてなんとか解決!!!
(キャプチャとるの忘れて2人で喜んでました。)
そんな喜びも束の間
急に息子から感じる殺気。。
息子:人に剣を渡して
目的から外れて殺伐としたゲーム性に。
(どデカい剣もってる。。。)

さらに、うさぎがプレーヤーを襲ってくるようになったり、地面に草を生やしたり
など色々していたら、
AIアシスタントの使用制限に到達してしまいました。(上限あったのね。)
まとめ
今回はRoblox StudioのAIアシスタントを使用した「バイブコーディング」を子供と遊びながら試してみました。
目的を達成するため何度もAIとやりとりを繰り返すなど大変な部分もありましたが、
実際にやってみて、「AIアシスタントとのやりとり自体も子供との遊びになったな」と感じました。
(もっと明確なプロンプトを入力すればもっと精度の高い成果物が出ていたかもしれません。)
また、AIによる「破壊的変更」を元に戻せず、Git管理の必要性を感じました。
Robloxはデフォルトがクラウド保存ですが、外部ツール(Rojoなど)を併用したソース管理の導入が本格的なAI開発には必要そうです。
遊びであっても次はちゃんとバックアップ体制を整えてから挑もうと思いますw
子供の勢いに任せると一瞬でコードが書き換わってしまうので「ぶっ壊れても戻せる」と安心ですね。
今回はUIの実装や細かい作り込みなどは一切しなかった遊びレベルのものですが、
プログラミングができなくても、AIと対話することで簡単なゲームが作れてしまいそうな時代がやってきました。
つたない言葉でも、子供の想像力がそのまま形になるという状況にAIの強烈な進化を感じます。
AIが当たり前になっていく中、親として子供にどう向き合わせていくのか悩みがつきない今日この頃です。
(次男も興味津々)




