WEBの勉強は苦しい。進まないタスク、土日に強いられる勉強、
フロントエンドからバックエンド、インフラまで
飛び交う専門用語、心折れそうな日々…
そうだ! マンガを描こう!
エンジニア職に希望を持てそうなマンガを描こう!
みずさまWEBエンジニアを目指す
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あらすじ
五つの泉が湧きあがる、新潟県五泉市。
古来より、日本神話の水神であるミズハノメこと「みずさま」は、
この水源豊かな町で400年続く、日本酒の酒蔵の娘と共に、
水神としての力を活かし、酒造りの手伝いをしていた。
しかし、近年の日本酒離れと、
水商売()以外に、現代を生き抜くスキルのない、我が身の将来を悲観していた…。
「この先、もし神社をクビになったら… 橋の下で暮らすしかなくなる」
「何かスキルを身につけなきゃー!」
今は人工知能に訊ねれば、アドバイスをくれると知ったみずさま。
「あっ じゃあ Webエンジニアなんて いかがでしょうか?」
「えっ! 神社にいながら、リモートでお仕事できるんですか? すごいです!」
しかし、web制作系ならまだしも、web開発系の習得は決して甘くない。
Docker、Git、Linux...
インターネットどころか英語の一つも読めない、古風な日本神話ガールである、みずさまを嘲笑うように、次々出てくる専門用語。
とどめのVimの操作で、とうとうみずさまは心が折れるのだった。
「保存くらい好きにさせろや! クソがー!!」(ちなみにEsc→:w→Enterである)
酒蔵の酒におぼれ、日に日にささくれる心...。
しかしある日、酒蔵の娘である、千代(ちよ)が、大学で学んだ知識をもとに、
実家の酒蔵・木花酒造(このはなしゅぞう)のwebサイトを作ろうとしていたことを知る。
千代の手助けのもと、まずは簡単なコーディングやfigmaデザインから習得し始める、みずさま。
一方その頃、酒蔵の銀行の融資担当と、国税局員(酒税)は、苦境に立たされた酒蔵にとどめを刺すべく、ひそかに木花酒造ガサ入れの準備を進めており…。
はたしてみずさまは、レガシーな酒蔵をエンジニアの力で救えるのか!?
(つづきます)
執筆:晋太郎
新潟の酒蔵に勤務していましたが、その後webエンジニアに転職。
酒造りの面白さを、クリエイティブでひろめたい。
Next.jsやRailsを勉強中。Unityでゲームなども作っています。