はじめに
なんか知らないですが、「波よ聞いてくれ」のひとコマの、以下のセリフがよく散見されました。
人間は行き詰まると「とりあえず前に進んでいる感のある作業」に逃避する
作品を読んでおらず文脈がわからないですが、「逃避」というところから、ネガティブなものだととらえています。
このセリフについて、私は「たしかになー」と思いつつ、「まぁでもいいんじゃない?」とも思っています。
※以降の記述について、誤解がないように簡単に言葉を定義します。
- インプット
- 本、ハンズオン、資格等、学習による定量的な情報の吸収ができること
- アウトプット
- 個人開発、記事執筆等、学習した内容を活用や実践すること
思い返せば
思い返せば、私は超絶アウトプットが苦手です。
アウトプットって、「進んでいる感」出すまでに大変過ぎませんか?
個人開発
- はじめたはいいものの、頓挫したものがいくつもあります
- サービス思いつかない
- 思いついても、「いやこれすでにあるじゃん」
執筆の類(記事とか)
- 書く(あるいは話す)内容が思いつかない
- 大体他の人がすでに記事にしている
- 公式ドキュメント見れば書いてあるしな
- でも稀に書く(なんか、記事書いてる人強そうだし)
これが「行き詰まり」となり「とりあえず前に進んでいる感のある作業」としてインプットの学習をよくやります。
まぁでもいっか
「アウトプット苦手でも、まぁでもいっか!」と思ってます。
以下のような根拠(と言えるほどでもないけど)があります。
インプットは嫌いじゃない(好きかも)
- 本読む、ハンズオンやる、とか、「進んでいる感」がRPG感覚で楽しい(楽しくないときもある)
- 資格とったりするとレベルアップした感じで嬉しい
- 理解できることが嬉しい
- つまり、学習そのものは苦ではない
インプットを使用して(あるいは、組み合わせて)業務に活用できる
- AWSのハンズオン、資格取得を通して、AWSで簡単な構成なら技術選定できるようになった(気がする)
- AWSのハンズオンと、LLMのハンズオン本をやって、後にBedrockを使って業務でチャットボット構築をした
- CSSを超基礎からハンズオンで学んで、苦手だったCSSをひとりで読み解けるようになった
- Flutterのハンズオンで何か作ってみたことで、モバイルアプリチームにアサインされた
私の生息している範囲では、これらの理由により、インプットだけでも、十分に効力を発揮します。
おわりに
エンジニアリングに関わらず、学びだいと思ったことはできるだけ楽しく学びたいです。
自分の好きなやり方で、目標に対してある程度の効果が見込めるとわかっているなら、それで良いと考えています。
そのやり方で充足しない部分があったなら、補うための、自分の好きなやり方を見つけていこうと考えています。