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【初心者向け】Rails API を活用していますか?

Last updated at Posted at 2018-08-17

Rails の取り扱い説明書、それが Ruby on Rails API

みなさんこんにちは!

突然ですが、あなたは Ruby on Rails API を知っていますか?

「API」というのは「プログラムの取り扱い説明書」のことです。
なので、「Ruby on Rails API」は「Railsの取り扱い説明書」のことを表します。もっと簡単に言えば、Railsの公式ドキュメントです。

ある程度 Rails を使っている人なら、みんな知っているレベルのものですが、ちゃんと紹介している記事が意外と見当たらなかったので、紹介記事を書いてみることにしました。

Ruby on Rails API に書いてあること

Rails が独自に定義している、クラスやメソッド(例えば ActionController::Baselink_to など)について、以下のような情報を得ることができます。

  • 概要(何をするためのものか?)
  • メソッドの引数や戻り値
  • サンプルコード
  • 使用上の注意点

例えば、default_scope というメソッドを API で検索した場合、以下の情報が表示されます。

image.png

  • モデルに対して、デフォルトの検索条件を設定できる
  • モデル内で default_scope { where(published: true) } のように記述する
  • レコードの新規作成時のデフォルト値にも影響を与える

といったことが書いてあります。サンプルコードなども記述されていて、とても分かりやすいですね。

Ruby on Rails API の使い方

使い方はとても簡単です。
http://api.rubyonrails.org にアクセスし、

  1. 左上の検索フォームに、メソッド名やクラス名を入力します。
  2. 左下に候補が表示されるので、詳しく見たいものを選択します。
  3. 右側に、メソッドまたはクラスの詳細が表示されます。

スクリーンショット 2018-08-18 1.28.05.png

実際に使って見ると分かりますが、レスポンスが非常に早く、とても快適です。

過去バージョンの API も見れる!

http://api.rubyonrails.org には、常に最新バージョンの API が表示されます。
記事執筆時点では Rails 5.2.1 です。
スクリーンショット 2018-08-18 1.56.06.png

でも、実際の開発では、常に最新バージョンの Rails が使えるわけじゃないですよね。旧バージョンの API を見ることはできないのでしょうか? ええ、もちろん見れます。

http://api.rubyonrails.org/v4.2.9 のように、URL の末尾に v + バージョン番号 をつければ良いんです!
image.png

自分のプロジェクトで使っているバージョンのURLを、ブックマークに登録しておくと便利です。

まとめ

  • Ruby on Rails API とは、Railsの取り扱い説明書である。
  • メソッド名やクラス名から検索できる。
  • 過去バージョンの情報を見ることもできる。

おまけ

Source: show | on GitHub のリンクから、気軽にソースコードを確認できるので、暇な時にやってみてください。
名前の付け方や、メソッドの分け方、コメントの使い方など、とても勉強になります。
また、Railsが内部でどんな処理をしているのか理解することで、デバッグなどにも活かせます。
スクリーンショット 2018-08-18 3.48.00.png

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