PostCSS 構成のカスタマイズ
PostCSSの構成をカスタマイズするには、通常はプロジェクトのルートにあるpostcss.config.js
ファイルを編集します。このファイルには、PostCSSプラグインやオプションを定義することができます。以下は、基本的なpostcss.config.js
ファイルの例です。
module.exports = {
plugins: [
require('autoprefixer'), // ベンダープレフィックスを自動的に追加する
require('cssnano')({ preset: 'default' }) // CSSを圧縮する
]
}
この例では、autoprefixer
プラグインがベンダープレフィックスを自動的に追加し、cssnano
プラグインがCSSを圧縮します。PostCSSのプラグインはrequire
関数を使用して読み込まれ、plugins
配列に追加されます。
プラグインを追加するだけでなく、PostCSSのオプションを設定することもできます。たとえば、ブラウザーの対応バージョンを指定することができます。
module.exports = {
plugins: [
require('autoprefixer')({
browsers: ['last 2 versions', 'not dead', '> 0.2%']
})
]
}
また、PostCSSの構成をより細かくカスタマイズするために、プラグインのオプションを設定したり、プリセットを使用したりすることもできます。プロジェクトのニーズや要件に合わせて、構成を調整してください。