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Serverless Advent Calendar 2016

Day 1

見せてあげますよ、本当のサーバーレスを。

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見せてあげますよ、本当のサーバーレスを

どうもこんにちは。
初日ですね!張り切っていきましょう!

はじめに

本当のサーバーレスというのは、あくまでBKS(ぼくの考えた最強の)シリーズで、
現時点での実現可能性を無視します!ごめんなさい!
また、もともとWebエンジニアなのでWebエンジニア視点のお話をします。

ぼくのかんがえるサーバーレスのていぎ

ひとことにサーバーレスといっても人によって様々で、
色々な概念(FaaS, NoOps, Client <> Server, etc...)が混在してたり、
観点の違いから捉え方が大きく違ったりしてる印象が強いです。
なので、「ぼくはこうかんがえているよ!」「だからこうしてそれらを実現しているよ!」ってお話をします。

余談ですがぼくは サーバー のことを サーバ と表記・発音するので今日はいつもより頑張って1文字多くうっていきます!

ぼくはこう考えているよ!

ざっとあげるとこんな感じです。

  • FaaSを利用しない
  • BaaSを利用しない
  • アプリケーション・サーバーを利用しない
  • クライアントの対義語のサーバーの概念ではない
  • スケールという概念を意識しない
  • DBサーバは持ってよい

サーバーレスっていうくらいなんだから、 「自前サーバーが存在しない」 という概念ではなく、
どこにもアプリケーション・サーバーが存在しない、そんなものとして定義しています。
この考えをもって何かを作っている、とかではなく、どうせならこうなってほしいという願い成分が多めです。

じゃあどうするのさ?

Webエンジニア的に

  • 守りたいものはデータ(およびデータベース)である
  • SPA + APIでサーバーがHTMLを返却する時代は終わ[る|った]

みたいな感じなので、あとは突破すべきものが認証・認可のみなのでは!?と考えています。
認証・認可でさえ、フロントエンドから直接データストアを読みにいくことができれば可能!?(今回はAWSのCognitoに甘える)

つまり こういう こと

具体的にどう実現したか

WordPressのようなブログをAWSのみで完結させる想定

  • S3
    • AWS SDK for JavaScript
  • Cognito
    • ログインユーザにDynamoDBのWrite権限を付与
  • DynamoDB
    • Read: 誰でも
    • Write: 認証済みユーザのみ

やってみてどうだったのよ?

コスト(学習)

☆☆☆
JavaScriptさえかければ、公式ドキュメントが整っていてすぐにはじめられる == 低い
だが、AWS限定になってるので、AWSはじめての人にはつらいかもしれないので☆3つ

コスト(おかね)

☆☆☆☆☆
コンピューティングのナニガシを使わないのでやっすい。
これ以上いうことない。

運用面(メンテナンス性)

☆☆☆☆
金額コストと同じく、コンピュートレスなのでNoOpsっぽく扱えてとても楽
ただDynamoDB特有の何かとかに当たると一気にハードルがあがる気がする

性能

☆☆☆☆
ブラウザ <-認証基盤-> データストアなので、ボトルネックが少なくはやめ
ただフルマネージドな認証基盤を使うことで管理不能なパフォーマンスがボトルネックになるかもしれないなーって思った

おわりに

AWSにかぎらずFaaSや認証基盤が整ってきていて、サーバーレスを手軽にはじめられる時代なんだなーと深く感じました。
ただ、Webの視点からだと通信のオーバヘッドが大きくなってしまったり、インターネットにロジック公開するのか?っていう疑問があったり
脳死状態でサーバーレスでやるんじゃあ!とまではいかなそうでした。
逆にバッチ系はFaaS一択だと思います。

なんか 言ってることおかしいぞ とか それは違う みたいなことがあれば是非コメントにてご指摘ください。

余談

フロントではないけどすでに玉川さんが2年も前に書いてて悔しい。
http://qiita.com/KenTamagawa/items/36238d6264ee14c2b50f

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