MCP 70-533 Implementing Microsoft Azure Infrastructure Solutions を受験して、無事合格したので勉強方法等を書き溜めておきます。
Azureは変化の激しいパブリッククラウドだと思います。受験タイミングによって状況は変わるかと思いますが、これから受験される方の参考になればと思います。
MCP 70-532 の体験記は以下リンク
MCP 70-532 を取得しました
MCP 70-534 の体験記は以下リンク
MCP 70-534 を受験しました
公式サイトの試験範囲を把握する
Implementing Microsoft Azure Infrastructure Solutions
基本ですが、これかなり重要です。私は確認を怠り少し失敗しました。
本記事投稿時点では以下のように記載されています。
- Azure App Service アプリの設計と実装 (15 ~ 20%)
- Azure Resource Manager 仮想マシンの作成および管理 (20 ~ 25%)
- ストレージ戦略の設計と実装 (20 ~ 25%)
- Azure Active Directory の実装 (15-20%)
- 仮想ネットワークの実装 (10 ~ 15%)
- ARM テンプレートの設計とデプロイ (10 ~ 15%)
例えば、後述する公式動画やテキストでは、Cloud Servicesが範囲として含まれています。
私はクラシックポータルに馴染みがなく、Cloud Servicesは触れたことがなかった為必死に勉強しましたが、試験では出題されませんでした。
むむ?と思って試験終了後に公式サイトを見てみると、、なにー!範囲じゃない!?
定期的に確認したほうがよいです。
公式動画&テキスト
受験対策の公式動画やテキストを確認することができます。
Microsoft Partner Networkに参加している必要がありますが、70-533の公式資料はこれしかないと思います。
とても分かりやすくポイントが纏まっている為、一通り目を通しておくべきです。
ただ、前述したように範囲が公式サイトの試験範囲より広い可能性がある為、公式サイトの試験範囲を確認した上で、該当箇所のみを学習するのがよいです。
公式セミナー
定期的に開催されているオンサイトのセミナーです。
丸一日みっちり解説頂けるので、集中して(強制的にw)学習することができます。
セミナーの動画はmstepオンラインに公開されます。
とにかく実機に触れる
言うまでもなく一番重要です。
私は普段からそれなりにAzureに触れていたことが大きかったと思います。
公式サイトの試験範囲に書かれている内容は一通り手を動かすのがベストです。
PowerShellコマンドレットも出題されるので、ポータルからだけでなくPowerShellからVMを作ったりの経験もしておいたほうがよいかと思います。
例えばARMテンプレートでは、実際にテンプレートを書いてデプロイしたことがあったので解けた問題もありました。
まとめ
公式試験範囲の内容を、出来る限り構築してみることが一番重要です。
オンプレADとAzureADの連携や、ExpressRouteの構築といった、実際に触るにはちょっと大変かなと思われるもの以外は一通り経験しておいたほうがよいです。
最後に、mstepオンラインで勉強してて、個人的にキツかったのは、クラシックの内容を今から覚えることでした。
Azureは、クラシックとARMでかなり異なります。
私が受けた範囲だと、クラシックに関する問題は出なかったように思います。(これはたまたまかもしれません)
最近Azureを触り始めた方にとって、今からクラシックの勉強をするのは気が重いのではないでしょうか。(正直私はそうでした・・・)
保証はできませんが、思い切ってARMだけに絞るのも有りなのかなと個人的には思います。
あ、試験時間は余裕でした!