##概要
ServiceNowのナレッジ記事にファイルを添付すると、記事内のリンクから保存をするかアプリで開きなおしたりする必要があるかと思います。
ナレッジ記事の画面内にドキュメントファイルを表示させる手順を備忘録として記します。
###環境
PDIで作成しています。
バージョンはQuebecです。
System Administrator(admin)で操作しています。
##HTML sanitizerの編集
ドキュメントビューアをHTMLソースコード内で有効にするために最初にHTML sanitizerのWHITE LISTへ追記します。
・ナビゲーションメニューで[System Definition>Script Includes]を開きます。
・「HTMLSanitizerConfig」レコードを開きます。
・「Script」フィールドの「HTML_WHITELIST」に以下の記述を追加します。
iframe:{
attribute:["src","width","height"],
attributeValuePattern:{src:"^\\$viewer\\.do.*$", width:"^[0-9]*%$", height:"^[0-9]*px$"}
},
・「Update」ボタンをクリックします。
##ナレッジ記事の作成
・ナレッジ記事を作成し、「Knowledge Base」や「Short Description」等の必要事項を入力してファイルを添付します。
・添付後にファイルの右側に表示される[View]をクリックします。
・開いたファイルの画面URLの「$viewer.do?~」をコピーしてメモ帳等に控えます。
・ナレッジ記事作成画面に戻り「Article body」フィールドの「Source code」ボタンをクリックします。
・HTML source code入力欄に下記のコードを入力します。
・「OK」ボタンをクリックします。
<p><iframe src="ここに前手順で控えた添付ファイルのURLを貼り付けます" width="100%" height="700px"></iframe></p>
その後ナレッジ記事を「Submit/Save」し、承認フローに基づいて記事を公開して完了です。
ナレッジやナレッジベースから記事を開くと添付ファイルがビューアで表示されます。