AWSを触りはじめたころ、「CloudWatchって何をしてるサービスなん?」と思いませんでしたか?
名前からして「クラウドを見張るやつ」っぽいけど、
実際にはメトリクス・ログ・アラームなどの言葉が並んでいて、最初は全然イメージが湧きませんでした。
でもある日、こう思ったんです。
👨「あれ、これって“防犯カメラ”と同じ仕組みじゃない?」
そう考えたら、一気に整理できたんですよね。
今回はその“防犯カメラたとえ”で、CloudWatchをやさしく理解してみましょう。
本記事は筆者の理解整理を目的としたもので、
AWS公式ドキュメントの要約ではありません。
CloudWatch=AWSの防犯カメラ
たとえでいうと、こんな関係になります👇
| 現実世界の防犯システム | AWSの世界(CloudWatch) |
|---|---|
| 建物(会社・ビル) | AWSの環境(EC2、RDSなど) |
| 防犯カメラ | CloudWatchメトリクス |
| 録画データ | CloudWatch Logs |
| 不審者検知ブザー | CloudWatch Alarm |
| 管理室のモニター | CloudWatch Dashboard |
CloudWatchは「AWSリソースの状態を観察し、異常があれば知らせる」サービス。
つまり、AWSの建物に設置された防犯カメラなんです。
AWSオフィスの監視システム
想像してみてください。
あなたは「AWSタワー」という大きなオフィスビルの管理人です。
ビルの中にはたくさんの部屋(EC2、RDS、Lambdaなど)があり、
それぞれが仕事をしています。
そこであなたは、CloudWatchという“防犯システム”を導入しました。
🧠 カメラ(メトリクス)で状況を観察
まず、各部屋に防犯カメラを設置します。
このカメラがCloudWatchメトリクスです。
- CPU使用率
- メモリ使用量
- ディスクの残り容量
など、数値として見える状態を常にモニタリングしています。
言い換えると、
「部屋の中が忙しいか(CPU使用率)」「荷物が多すぎないか(ディスク使用量)」を監視しているわけです。
📼 録画データ(ログ)を保存しておく
次に、映像を記録して後で確認できるようにします。
これがCloudWatch Logsの役割です。
アプリケーションやシステムの動作記録を残しておけば、
「昨日の夜、何が起こってたんだっけ?」という時に見返せます。
つまり、証拠映像を残す仕組みですね。
🚨 不審者を検知したらブザー(アラーム)を鳴らす
監視しているだけでは意味がありません。
何か起きたらすぐに知らせる必要があります。
たとえば:
- CPU使用率が80%を超えたら通知
- ディスク容量が90%に達したらアラート
- ログに「ERROR」が増えたらSNS通知
これらがCloudWatch Alarmの役割です。
「異常を検知したらブザーを鳴らす」感じですね。
実際には、SNSトピックやLambda経由でメールやSlack通知を飛ばすのが定番です。
🖥️ 管理センター(ダッシュボード)で全体を把握
複数の部屋をまとめて監視するには、
モニターがズラッと並んだ“管理室”が必要ですよね。
それがCloudWatch Dashboardです。
複数のメトリクスをグラフ化して配置すれば、
「どの部屋が忙しいのか」「どこで異常が起きているのか」が一目で分かります。
まさに、AWSのビル全体を見渡せる防犯モニターです。
実際のCloudWatch設定も「防犯カメラの設置」と同じ
「なんとなく分かってきたけど、実際の設定ってどうなるの?」という人のために、
ざっくり流れを“防犯システム”の流れで整理します。
| 防犯システムの手順 | CloudWatchでの対応 |
|---|---|
| カメラを設置する | メトリクスを収集(自動で計測) |
| 録画機能をONにする | CloudWatch Logsを有効化 |
| 異常検知ルールを設定 | アラーム条件を作成 |
| ブザーを鳴らす仕組みを用意 | SNS・メール・Lambda通知 |
| 管理室にモニターを置く | CloudWatch Dashboard作成 |
ここまで見れば、「CloudWatchは難しそう」というイメージが少し変わりませんか?
実際は防犯カメラ+アラーム+モニターの組み合わせでできています。
まとめ:CloudWatchはクラウドの警備員
CloudWatchを一言で言えば、
「AWSの世界を見張って、異常を知らせる警備員」 です。
- メトリクスで“見る”
- ログで“残す”
- アラームで“知らせる”
この3つを理解すれば、
CloudWatchはもう怖くありません。
まずはアラームを試してみよう
学ぶだけではなく、触ってみるのが一番の近道です。
- EC2インスタンスを起動
- CloudWatchコンソールを開く
- CPU使用率に「80%超で通知」を設定してみる
ブザー(通知)が鳴る瞬間、
きっと「本当に防犯カメラみたい!」と実感できるはずです。
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本記事は、生成AIとの対話を通じて構成・推敲を行いました。
たとえや構成のアイデアを生成AIと整理しながら、
読者に「直感的に伝わる説明」を目指しています。
参考
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