IAMの勉強を始めた頃、「ユーザー」「ロール」「ポリシー」って単語が出てきて、
正直ぜんぜん頭に入ってこなかったんですよね。
名前が似てるし、設定画面もやたら多いし。。。
でもあるとき、「これ、学校の部活みたいなもんやな」と思ったら、
一気に整理できたんです。
今回はその“部活たとえ”でIAMロールを説明してみます。
本記事は筆者の理解整理を目的としたもので、
AWS公式ドキュメントの要約ではありません。
🏫 学校に置き換えてみると
IAMロールやIAMポリシーなどの用語を学校で例えると以下のような整理になります。
| AWSの用語 | 学校でたとえると | 一言メモ |
|---|---|---|
| IAMユーザー | 生徒 | 学校に所属する個人 |
| IAMロール | 部活動 | 特定の活動単位(役割) |
| ポリシー | 部活動のルール | 何をしていいかの制限 |
| AssumeRole | 部活に参加する | そのルールを一時的に引き受ける |
| Rootユーザー | 校長先生 | 全校舎・全ルールを管理する人 |
🎒 部活で理解するIAMロール
生徒Aさん(IAMユーザー)は、普段は授業を受けてるだけの普通の生徒。
でも放課後になると「サッカー部」に所属して、校庭で練習をします。
サッカー部のルール(ポリシー)は「校庭OK・体育館NG・音楽室NG」。
Aさんはその範囲で活動できます。
一方、Aさんが「吹奏楽部」にも入っているとしたら、
放課後は「音楽室OK・グラウンドNG」のルールが適用されます。
つまり、部活=IAMロールで、
どの部活に入るかで“できること”が変わるわけです。
🧩 AWSで言うとこうなる
- ロールにポリシーをつける → 部活にルールを決める
- ユーザーがロールを引き受ける → 生徒が部活に参加する
- ロールを解除する → 部活を辞める(ルールが消える)
IAMロールを理解すると、
「ユーザーに直接ポリシーをつけるのは危ない」と言われる理由も分かります。
直接ルールを貼っちゃうと、どの活動に紐づく権限なのか分かりづらくなるからです。
🧠 もう少し踏み込んでみると
IAMロールは、人間だけじゃなくAWSのサービスにも使えます。
たとえば、EC2がS3を操作できるのは、
「情報処理部」みたいな部活に所属していて、
“データ室(S3)へのアクセスOK”という部則(ポリシー)があるからです。
EC2=生徒
情報処理部=ロール
部則(ポリシー)=S3アクセスOK
つまり、サービスごとに「どんな部活に所属させるか」で
できることとできないことをコントロールしてるんですね。
✅ まとめ
| 概念 | たとえ | 一言まとめ |
|---|---|---|
| IAMユーザー | 生徒 | 学校に所属する個人 |
| IAMロール | 部活動 | 権限をまとめた役割 |
| ポリシー | 部則 | 何ができるかのルール |
| AssumeRole | 部活に参加する | そのルールを一時的に引き受ける |
部活を辞めれば、そのルールもなくなる。
これがIAMロールの安全設計の根っこなんです。
💬 おわりに
IAMって、構造が複雑で最初に挫折しがちなサービスですよね。
でも、「部活」という身近な例で考えると、一気に整理される気がします。
次回は、VPCとサブネットの関係を「マンションと部屋」でたとえてみようと思います。
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本記事は、生成AIとの対話を通じて構成・推敲を行いました。
たとえや構成のアイデアを生成AIと整理しながら、
読者に「直感的に伝わる説明」を目指しています。
