※1週間限定で、「勝手に毎日投稿祭り」と題して毎日投稿しています。
ぜひぜひ、皆さんも便乗して下さい。
業務では、パスワードを資料にまとめて管理していると思いますので、なかなかこういったことが起こることは、ありませんが、テスト用に一台キッティングしてほしいとか言われて管理台帳に載せていないもので、その後忘れてしまったとか、自学自習で使っていた仮想サーバを久しぶりに使ってみたら忘れてた等々。
パスワードを忘れてしまったら、再インストールするしかないのか……
###否!解決策はあります。
答えは、シングルユーザモードを使用して、パスワードの変更をするのです。
※VMWareでCentOS7を使用した例で行っています。
手順は、以下のようにします。
1.起動時にEsc
かTab
キーを押下し、以下の画面を表示させる。
2.普段使っているカーネルを方向キーで選択し、e
キーで編集モードに入る。
※下記のような画面が出ます。
3.下にスライドしていき、linux16の箇所のrhgb
とLANG=ja_JP.UTF-8
を削除し、rw init=/bin/sh
を加えて、Ctrl-xを押下して起動する。
ちなみに物理サーバでは、以下のように、quistの後に"single"とか"1"とか末尾に入れるだけの単純な設定でできる場合もある。
4.下記のような画面が表示されるので、passwd
コマンドで、新しいパスワードを設定すれば完了。
以上。