前置き
Qiita のタイムラインから拝見した以下の記事を読んで、Visual Studio の方にも同じような拡張機能があると良いなと思い、探して見ると…
【全人類へ】お前らはスペルミスが多すぎるッッ!!絶対に入れて欲しい拡張機能!【VisualStudioCode】
(サンタさんとトナカイのやり取り形式が微笑ましいですね)
なんと、公式で対応していました。
テキスト スペル チェック (プレビュー) の詳細
2023/02/21 にリリースされた Visual Studio 2022 バージョン 17.5 で対応されています。
使ってみた
さっそく 17.5 系にバージョンアップしました。
スペル チェック機能のオンとオフを切り替えるには、メイン ツール バーの [テキストスペル チェッカーを切り替える] ボタンを使用するか、
メニュー バーから [編集]>[詳細]>[テキスト スペル チェッカーを切り替える] コマンドを選択します。
とのことですが
このボタンですね。青枠付きが ON の状態です。
では、.cs クラスのファイルでわざとスペルミスした変数を書いてみます。
メッセージが表示されました。
エラー一覧にも表示されます。
あーっと、引数で使われている略称のargs
も注意されてしまいますね。
args
にカーソルを置くとメニューに「考えられる修正内容を表示する」が表示されるのでクリックします。
修正の提案内容が表示出来たり、
「無視する」を選択すると、スペルミスと認識されなくなります。
.edtiroconfig
に設定を追記することでスペルチェックの機能をカスタマイズ出来ます。
spelling_error_severity = error
とすればスペルミスをエラーにすることも可能です。
※ スペルチェックの除外対象とする単語を登録する機能もあるようなのですが、↓以下の動作が自分の環境だと確認出来なかったので、また調査したら結果を追記したいと思います
これにより、独自の除外辞書を作成して、スペルが正しいと思われる単語を指定できます。除外辞書は、ソース管理にチェックインできるシンプルなテキスト ファイルで、ファイルの各行には、正しいスペルの単語と見なされる単語が 1 つずつ含まれています。この例では、ソリューション内の任意のファイルに対してスペル チェッカーが初めて実行されるときに、Visual Studio は .sln ファイルと同じディレクトリ (C# プロジェクトの場合) またはルート ディレクトリ ( C++ ディレクトリの場合)。ファイルが存在しない場合は、スペル チェッカーによって作成されます。次に、単語を無視することを選択するたびに、この除外.dic ファイルに追加されます。Visual Studio は、この exclude.dic ファイルに含まれるすべての単語を正しいスペルの単語と見なします。