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はじめに

Qiita×Findy記事投稿キャンペーン 「自分のエンジニアとしてのキャリアを振り返ろう!」の参加記事です。


良いきっかけなので、自分のこれまでのキャリアを振り返ってみようと思います。

あと振り返りを通して、エンジニアとしてキャリアに悩んでいる方に自分なりの経験やアドバイスもできたら良いなと思います。

1年目〜

プログラミングは、2015〜2016年ごろアフィリエイトのブログを自分で立ち上げたときに、サイト構築のためにHTMLやCSSを触ったことがきっかけで興味を持ちました。

何も知らない当時は、自分の書いたコードでHPの見た目が変わるなんてスゲーといった感じで、なんだか純粋にすごく楽しかった記憶があります。

これを仕事にしたら楽しいかもと思い、独学でAndroidのアプリを作りマーケットにリリースして、プログラマーの採用面接を受けました。
Android Studioはあったと思うのですが、確かまだベータ版で、その当時は情報量が多かったEclipseを使って実装しました。

思い返すと当時は今ほどプログラミングスクールもなく、どちらかというとIT土方はやめとけみたいな風潮が強かった印象だったので、面接も最初の1社で合格いただけました。
我ながら運が良かったと思います。

その後、2017年1月からプログラマーとして働き始めました。

その会社は受託やSESもやっている会社だったので、色々なクライアント先にいけて楽しかった思い出です。

最初の仕事は、先輩の書いたコードをJUnitでひたすらテストコードを書くようなことを2〜3ヶ月ぐらいしていた気がします。

新人の内では自分が一番コードを書けたので、いくつかの機能実装も経験させてもらっていました。

この現場でPMが失踪したり休日フル出勤だとか、「こんなこともできないのか!」とめちゃくちゃ罵倒されたり、いわゆるデスマーチ的なことも経験しましたが、とりあえずコードを書けるのが楽しかったのであまり苦ではなかったです。(思い出は美化される)

2年目〜

プライベートでは、土日はほぼ社外内の勉強会に参加したりconnpassとかで勉強会を主催したりしてました。

そこでフリーランスの人や同じレベル感のエンジニアと知り合って、勉強会後はご飯行ったりして交流を持ちました。

この当時は1〜2年目ぐらいだったので、色々な先輩エンジニアのキャリアの話を聞く機会が多くて、すごく勉強になっていた気がします。

コーディング業務以外では増員した後輩の面倒を見たり、
クライアントから直接案件をもらったりしてました。

前職がIT系の営業をしていたので、そういったお金にまつわる話もある程度わかっていたのも大きかったかなと思います。

3年目〜

3年目ぐらいに、当時参画していたプロジェクトのPMが移動することになったのがきっかけで、クライアントからの指名でPMをやることになりました。

このときはクライアントが日本人で、エンジニアチームのメンバーの7割が外国人だったのもあり、ブリッジ的な役割での抜擢だったかと思います。

業務的には、要件定義のほか、スケジュールの調整や進捗報告などを、クライアントと密に連携するなどしてプロジェクトを進めていきました。

PMは3年ぐらいやっていたと思いますが、他にもそれぞれ違うポジションで複数の案件に参画したりしていました。

この時期がめちゃくちゃ忙しくて、A案件ではPython、B案件ではRailsとかそんな感じで、言語ごとの書き方を思い出すのも大変だった記憶があります。

そのときにすごく仲良かったトルコ人エンジニアが、イスラム教なのにトンカツ大好きというクレイジーな人だったのも、なかなか良い思い出です。

世の中には色々な人がいます。

4〜5年目

その後、自社で新たに受託開発に特化した子会社を設立することになり、その新会社の代表取締役兼システムインテグレーション(SI)事業部長に抜擢されました。

会社運営から本格的にセールス的な仕事、マネジメントや人事採用も行うようになって、非常に多くのことを経験させていただきました。
今でも当時の親会社の社長には本当に感謝しています。

6〜7年目

2年ほど経ち、
自分の中では自社サービスで良いプロダクトを作りたいというメンタルになっていました。

このときはコーディング業務が全体の2割程度だったので、もっとガッツリ手を動かしたい気持ちも強かったです。

事業として受託をメインでやる以上、収益などの関係で自社サービスに舵を切るのが難しかったという状況でした。

自分がやりたいことと周りから求められていることが違うということが、個人的にかなりキツくて苦しかったです。

色々と悩み抜いた末に転職を決意し、現在の自社開発のスタートアップに転職しました。

プログラマーとして採用していただいたので、給与はかなり減りましたが、コーディングできる喜びが勝って、結果的には良かったかなと思っています。

8年目〜現在

去年の4月ごろから自社サービスのリニューアルに合わせてPO/PdMとして、プロダクトを任せていただくことになりました。

現在はサービスを統括する立場ですがプログラマーも兼任しつつ、日々やりがいを感じています。

自分なりの経験やアドバイス

自分で言うのもアレですが、経歴的にもかなり特殊な部類なので
モデルケースとしては正直あまり参考にはならないのかもしれません。

自分もまだまだで偉そうなことは全然言えませんが、
ただ一つ言えるのは、自分はいつもその状況をいかに楽しめるかを考えて仕事をしてきました。

上流工程に参画するときやキャリアチェンジなど、正直本当に自分にできるのか?といつも不安になります。
もう本当に夜しか眠れなくなります。

ただ挑戦することを恐れずに飛び込んでみたら、失敗もありましたが、意外とうまく行ったことは過去の経験上たくさんありました。

経験することで自分の視野も広がります。

あまり無責任なことも言えませんが、
何か選択するときは、とりあえずやってみるという選択をしてみても良いのかもしれません。

もしこれからのキャリアにおいて、何か新しい一歩を踏み出す際には、この話が少しでも勇気づけになれば幸いです。

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