7
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

もしも私が小学生にGitの魅力を伝えるとしたら

Last updated at Posted at 2019-12-25

Git Advent Calendar 2019の25日目の記事です。
私はGitを学び始めたばかりなので、初心者目線でGitの魅力を書きました。Gitをよくご存じの方には、初心者に説明する際の参考にしていただけると嬉しいです。

はじめに

この記事は、「Gitってどんなものか全然分からない…」という方に向けて、Gitのメリットをわかりやすく伝えることを目的とした記事です(詳しい機能や使い方には触れていません)。読み終えた後に、**「Gitってなんだかすごい!」**と思っていただくことが目標です。

設定

話を分かりやすくするために、今回は以下の設定で話を進めます。

    • 塾の先生
  • 岡畑くん
    • ポケモンゲームが大好きな小6男子。最近は”ルビー・サファイア”に夢中
    • PCは普段全く使わないため、”ファイル”や”ソースコード”という単語はわからない

ストーリー

(1)バージョン管理について

  • 私「岡畑くん、ルビー・サファイアをプレイしてて、間違ってレポートを書いた(= セーブした)ことある?」
  • 岡「うん。この前ふざけてジグザグマにマスターボールを使ったら、そのままうっかりレポートして、マスターボールを無駄にしちゃった(笑)」
  • 私「もしそこでGitを使ってたら、マスターボールを使った時よりも前に書いたレポートに戻ることができるんだ!」
  • 岡「そうなん?!めっちゃすごい!マスターボールで遊び放題じゃん(笑)」

”ポイント1:Gitを使えば、好きなレポートを書いた(= セーブした)時点に戻れる”

(2)ブランチについて

  • 私「岡畑くん、ゲームを最初から始める時に、3匹のポケモンのうちどれを選んだ?」
  • 岡「1番カッコいいキモリを選んだよ!」
  • 私「他に良いポケモンはいなかった?」
  • 岡「ミズゴロウもいいなって思ったよ」
  • 私「Gitを使えば、キモリとミズゴロウを両方とも使ってゲームを楽しめるよ!」
  • 岡「えー、ほんと?」
  • 私「”ブランチ”って機能を使ったら、2つ以上のストーリーを同時に進めることができるんだ。まず、キモリを選んでゲームを進めてセーブする。次に、ミズゴロウを選んでゲームを進めてセーブする。そうすると、”キモリ編”と”ミズゴロウ編”という2つのストーリーができて、どちらも使えるんだ」
  • 岡「おー、すごい!一石二鳥だね。」
  • 私「他にも例えば、イーブイを”シャワーズ”・”サンダース”・”ブースター”のどれに進化させようか迷ったときに、3パターンとも試して1番良いものを使うこともできるんだよ!!」
  • 岡「それってめっちゃすごいじゃん!」

”ポイント2:ブランチの機能を使えば、いろんなストーリーが楽しめる”

(3)GitHub

  • 私「岡畑くんが一番お気に入りのポケモンって何?」
  • 岡「グラードン!!」
  • 私「じゃあ、次のテストで90点以上とれたら、GitHubを使って、岡畑くんのグラードンを先生のゲームにコピーして、強くしてから返してあげるよ!」
  • 岡「おー!先生ありがとう!がんばるよ!」

”ポイント3:GitHubを使うと、友達と一緒に同じポケモンを育てられる”

まとめ

  • Gitを使うと、
    • 過去のレポートを書いた(= セーブした)時点に戻れる
    • ブランチ機能でいろんなストーリーが楽しめる
  • GitHubを使うと、
    • 友達と同じデータを共有して強くできる

参考

7
1
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?