Antigravityすごいです！
まだまだ使いこなせてないんですが、個人的にブラウザ連携に感動したので投稿します。
ブラウザ連携すごい
ブラウザ連携以外にも他のAI搭載エディタとは違う点は色々あるようですが、個人的に一番感動したのはこれ。
開発時のブラウザでChromeを使ってるなら超便利だと思います。
「これ実装して」って頼んだら、計画立てて、コード書いて（ここまでは他のAIエージェントと一緒）、さらにブラウザで動作確認までしてくれます。
今まではMCPサーバ経由でChrome DevToolsとかを使えば、AIエージェントにChromeでのブラウザ表示確認+実装修正してもらう…ということはできましたが、Antigravityはそれを単独（厳密に言えばChrome拡張機能は必要だが）でやってくれます。
Browser Agent初回起動時だけ、「Antigravity Browser Extension」というChrome拡張機能を入れるよう求められるので、表示に従って入れればOK。
あとは勝手にブラウザ確認して実装修正して、修正後出力されるサマリーにはスクショと動作確認の録画も添えてくれます。地味に嬉しい。
詳しい機能や使い方については下記のような記事が色々出てるので、そちらを参照ください。
【保存版】Google Antigravity 完全攻略ガイド｜次世代 "エージェント型" IDEのすべてを使い倒すチートシート #生成AI - Qiita
ブラウザ連携でできること
ブラウザ連携は以下のようなことができます。
- クリック、スクロール、入力、コンソールログの読み取り
- スクリーンショット、DOMのキャプチャ、動画撮影
普段使っているChromeのログイン状態とは別で独立して動作します。
操作中は、ブラウザ上に青い枠が表示され、人間が邪魔できないようにロックされます。
実際の動きはこんな感じ。
ここでは、簡単なテーブル表示の画面実装をしてもらった後に、PC表示・スマホ表示・タブレット表示の確認をしてもらってます。
「こんな要件の機能作って」と指示したら、自動で環境立ててコード書いてブラウザ操作して確認してくれている様子を見て、感動。
簡単な画面なら、これでプロトタイプ作れます。
出力してくれるもの
アウトプットとしては以下のものを出してくれます。
- Task List：タスクリスト
- Implementation Plan：コード変更の設計書
- Walkthrough：変更内容の説明
- Screenshots：ブラウザのスクリーンショット
- Browser Recordings：ブラウザ操作の録画
Task Listを見て作業手順を把握し、Implementation Planで細かい変更内容を確認して、気になったらReviewで指摘・OKなら承認、という流れ。
あとはAntigravityくんに実装して動作確認してもらい、Walkthroughが出てきたら内容とスクショ、録画確認。
やっぱりスクショと動作確認時の録画が出てくるのが嬉しいですね。
本当にすごい、革命です。
Gemini 3.0であれば、Nano Banana Proで画像生成もしてくれる
Gemini3にスマホデザインの案出しをしてもらっていたら、モックアップ画像が出てきて「ん？これ、もしやNano Bananaでは？？」と思っていたら、やはりAntigravityでNano Banana Pro使えるようになったらしいです。
AntigravityがNano Banana Proに対応したらしいので画像生成させてみる #Gemini - Qiita
今回、PCでは表形式で表示するデータをスマホでどう表示するか悩み、以下のプロンプトを打ちました。
スマホ表示でどのようなUIにするかを決めて。
で、以下の画像が出てきました。
まぁ簡単なお題だったのかもしれませんが、自分がUIやデザインに疎いのでこれは普通に嬉しいです。
しかもこれがエディタ上でできちゃうのが感激。
これ1つあれば完結するやん！という世界を目指してるんだろうなぁ、と思います。
あとは料金がどうなるか
今は個人向けに無料プレビュー版なので「わぁ！お金払ってないのにこんなこともできるの！すごいすごい！」って感じですが、チームプランも含めて料金体系がどうなるかによって、メインのエディタが置き換わるかな〜どうかな〜という感じがしてます！