LoginSignup
3
1

JVMとは 〜プログラムが実行されるまでの一連の流れ〜

Last updated at Posted at 2023-11-29

はじめに

今回の記事では、JVMとJavaのプログラムが実行されるまでの一連の流れをまとめました。

JVMとは

JVM(Java Virtual Machine)とは、Java仮想マシンとも呼ばれ、Javaのプログラムを動かすために必要なソフトウェアです。

JVMを理解するために必要な知識

コンパイラ

コンパイラは、ソースコード(.java file)をバイトコード(.class file)に変更します。そして、コンパイラはソースコードに構文エラーがないかをチェックします。エラーを発見した際には、コンパイルエラー(Compile Time Error)がスローされます。

バイトコード

コンパイルの結果生成されたコードで、ソースコードと機械語の仲介役です。バイトコードは、JVMによって処理されます。これにより、JVMを保持するシステムは、OSに関係なくJavaのプログラムを実行することができます。

機械語

コンピュータが理解できるコードで、CPUによって処理されます。機械語は0と1の2進数で表現されます。

なぜJVMが必要なのか

JVMはどんな環境でもJavaのプログラムを実行できるようにします。Javaのプログラムがコンパイルされると、バイトコードが生成されます。このバイトコードがJVMによって機械語に変換されます。つまり、JVMはJavaのバイトコードを機械語に変更することで、Javaのプログラムとコンピュータの仲介役のような役割を果たします。

MacやWindowsなどハードウェアメーカーによって機械語に様々なタイプがあっても、JavaのプログラムはJVMとやりとりするだけなので、どんなコンピュータ相手にも同じプログラムを実行することができます。

図解してみる

スクリーンショット 2023-11-29 13.02.53.png

参考文献

3
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
1