起きたトラブル
Windowsにて、Docker DesktopをWSL2で使っておりました。
そんな中、とあるDockerfileで
やや重めのRパッケージをインストールしようとしておりました。
すると待てど暮らせど、Dockerのビルドが終わりません。
そのうち、Rパッケージのインストールが「Killed」というメッセージとともに失敗し、
ビルドも失敗に終わってしまいました。
トラブルの原因
調べてみると、どうやら原因はDockerのリソース不足のようです。
そこでDocker Desktopのリソース設定を見てみると・・・
と、「WSL2の場合は.wslconfig.file
でやれ」と書いてあります。
なんじゃそりゃ、と思ってドキュメントを確認すると、
要はC:\Users\<UserName>\.wslconfig
を編集しろ、ということらしい。
https://learn.microsoft.com/en-us/windows/wsl/wsl-config#configure-global-options-with-wslconfig
このファイル。
開いてみると、こんな感じ。
確かに、1GBだとちょっと大きめのイメージをビルドしようとすると、しんどいことがあるのかもしれない。
それにビルドの速度も遅そう。
これを試しに4GBに編集してみたところ、
- docker buildが爆速に
- 途中で止まることもなくなった
と良いことづくめとなりました。
なお、.wslconfig
を編集した後は、PC再起動したほうがよさそうです。
終わり
終わりです。お疲れさまでした。