8
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Microsoft Student Ambassadorsとは? なり方を画面つきで解説!

8
Last updated at Posted at 2026-11-02

Microsoft Student Ambassadorのスワッグ。バックパック、パーカー、ボトル、靴下、ステッカーなど

Swags

Microsoft Student Ambassadorになると、こんな素敵なSwagsももらえます!

Swagsは、マイルストーンごとにもらえるものが変わります。Associate用、Senior用のスワッグがあり、上がるほど特典が増えていきます(詳しくは「MSAになる利点」で)。

Microsoft Student Ambassadors とは

Microsoft Student Ambassadors(以下、MSA)は、Microsoft の技術を学びながら、イベントやSNSで他の学生にも広げていく学生向けのグローバルコミュニティです。

MSAになる利点

オンボーディングが終わると、次の特典が使えるようになります。

段階 主な特典
登録メンバー DiscordのMicrosoft学生コミュニティ(任意)、学習リソースやガイダンス
Student Ambassador Microsoft 365、Visual Studio Enterprise、毎月150ドル分のAzureクレジット、年1回のCredlyバッジ、認定証、Teamsでの交流(Microsoft社員やMVPともつながれる)、月に数回のミーティング(コミュニティコールなど)や情報共有、招待制の「Insider calls」(Microsoft社員や業界の方から学べる)に参加できる場合もある
Associate 上に加えて、Associate用スワッグ、Microsoft認定試験のバウチャーを得られる機会、イベントの資料や宣伝素材の支援、プレリリース版のテスト参加
Senior 上に加えて、Seniorスワッグ、特別イベントに呼ばれる機会、卒業時のMVP推薦の検討

四半期の要件を満たすと、Microsoft Rewards ポイントももらえます。履歴書やLinkedInに書ける実績が増えるのも、大きいと思います。

MSAになる手順

公式の手順や条件は変更される可能性があります。実際に進めるときは、登録後に送られてくるハンドブックを必ず確認してください。

全体の流れは次の4ステップです。

MSAになるまでの4ステップを示した解説イメージ

  1. 公式サイトから登録する
  2. 2つのパスから選んで活動する(Discordは任意)
  3. 目標を達成して、Teamsに招待される(オンボーディング)
  4. Associate、Seniorを目指す

Step 0: 参加条件を確認する

登録フォームの「Privacy and Terms」に、条件が書かれています。

登録フォームの Privacy and Terms 画面。参加条件が5つ並んでいる

  • 登録時に18歳以上
  • 認定された教育機関にフルタイムで在籍
  • Azure for Students のアカウントを持っている
  • 過去にプログラムから除外された登録者・アンバサダーではない
  • Microsoft の従業員や契約社員ではない

条件は更新されることがあります。登録するときに、画面と公式FAQで最新の内容を確認してください。

Azure for Students はクレジットカードなしで使える学生向けのAzureです。先に作っておくとスムーズです。

Step 1: 公式サイトで Get Started を押す

公式ページの Get Started からサインインすると、アカウントページの左メニューに Student Ambassadors > Registration が出ます。

公式サイトのトップページ。Get Started ボタンが赤枠で示されている

アカウントページの左メニュー。Registration が赤枠で示されている

Step 2: 登録フォーム(5画面)

フォームは「プログラム契約 → 個人情報 → 教育機関 → 追加情報 → レビュー」の順に進みます。

① プログラム契約: 登録後にDiscordへ招待されることなどが書かれています。読んで Next を押し、次の画面で同意にチェックを入れます。

Registration Notifications の画面

② 個人情報: 名前、メール、生年月日、国や地域、得意なプログラミング言語を入力します。続く「オンラインの影響力と人脈」には、SNSのURLを入れます。

個人情報の入力画面。メールアドレスと生年月日は黒塗りにしている

オンラインの影響力と人脈の画面。ソーシャルネットワークにXのURLを入力している

③ 教育機関: 国、都道府県、学校名、学位プログラム、学位のレベル、卒業予定日を入力します。

教育機関の入力画面。学校名は赤で隠している

④ 追加情報: 興味のある技術を選び、Microsoft Learn のユーザー名を入力します。Learnアカウントが必須なので、持っていない人はここで作ります。

追加情報の画面。興味のある技術とMicrosoft Learnのユーザー名を入力する

⑤ レビュー: 内容を確認して送信を押せば、登録は完了です。

レビュー画面。各セクションの内容を確認して送信ボタンを押す

Step 3: 確認メールを確認する(Discordは任意)

登録すると確認メールが届きます。DiscordのMicrosoft学生コミュニティへ参加するボタンがありますが、Discordへの参加は任意です。他の学生と交流したい人は入っておくと楽しいと思います。迷惑メールのフォルダに入ることもあるので、届かないときはそちらも見てみてください。

登録確認メール。今すぐDiscordサーバーに参加しようというボタンがある

Step 4: 2つのパスから選んで活動する

Student Ambassador になる方法は、共通の条件を満たしたうえで、2つのパスのどちらかで目標を達成する形です。

共通の条件: Microsoft認定資格、またはApplied Skillsを1つ以上取得していること(オンボーディング前12か月以内)。

次に、自分に合うパスを選びます。どちらか一方の目標を達成すれば大丈夫です。

パス 目的 達成する目標 活動の例
Community Influencer Microsoftのコンテンツを共有して、オンラインでの存在感を高める 優先訪問者(Preferred Visitors)を250人集める(自分のIDつきのMicrosoftのリンクを踏んでもらう) ブログ、動画、LinkedInでの投稿など
Community Skiller Microsoftの技術を学ぶ人を増やす ネットで新しく1,000モジュールの完了を達成する Microsoft Learn のプランを作り、自分のIDつきで共有する

上の目標は、登録メンバーが Student Ambassador になるためのものです。なったあとの四半期ごとの要件(優先訪問者50人+イベント1回)とは別なので、混ざらないように注意してください。

どちらの場合も、登録の翌日に届くメールにコントリビューターIDが書かれています。このIDを使って活動していきます。

登録手続きの開始を促すメール。コントリビューターIDは赤で隠している

Community Influencer: コンテンツを共有する

コンテンツ共有のやり方は、ハンドブックにまとまっています。

  1. アカウントページで自分のコントリビューターIDを確認する。形式は ?wt.mc_id=studentamb_######
  2. 共有したいMicrosoftのURLの末尾に、IDを付ける
  3. IDつきのURLをSNSなどで共有する。読んでくれた人が「優先訪問者」として集計される

優先訪問者は、同じ人が何回リンクを踏んでも1カウントです。クリック数ではなく、人数で数えられます。

注意点が3つあります。

  • Microsoft Learn のプロフィールにあるIDとは別物。使うのは Student Ambassadors 用のID
  • URLに en-us/ のような言語コードがあれば、先に消す
  • URLにすでに ? があるときは、IDの ? を & に変えて末尾に付ける

対象になるのは azure.microsoft.com、learn.microsoft.com、code.visualstudio.com、devblogs.microsoft.com など、ハンドブックに載っているURLだけです。ID付けを自動化するMVP製の拡張機能もあります。

集計は、毎週土曜日に「コミュニティインフルエンサー活動の合計」というメールで届きます。実際に届いた優先訪問者総数の推移は、1人 → 65人 → 399人とこんな感じで増えていきます。

優先訪問者総数が1人、65人、399人と推移した3通のメール

Community Skiller: Learn のプランで学習を広める

こちらは、Microsoft Learn のプランを使って、他の人にMicrosoftの技術を学んでもらうパスです。ハンドブックには、プランの作り方がこう書かれています。

  1. 既存のLearnのコレクションを選ぶか、新しく作る
  2. コレクションのページで、プランとして保存する
  3. プランのリンクの末尾に自分のコントリビューターIDを付けて、共有する

Learn のプランは、Influencer の優先訪問者数にはカウントされません。プランでの活動は、こちらのSkillerのパスで進めます。

Step 5: Teamsに招待されて、オンボーディングする

目標を達成すると、オンボーディングの案内が届き、Teamsに招待されます。オンボーディングは四半期ごと(3か月ごと)で、登録画面にも「条件を満たしたメンバーは四半期ごとに招待される」と書かれています。タイミングの目安は1月・4月・7月・10月です。そのため、目標を達成してから案内が届くまでに、少し待つことがあります。最初のメールは「オンボーディング招待状は明日届きます」で、@studentambassadors.com のアカウントでTeamsにサインインする準備の話です。アカウントの準備には、オンボーディング完了後から最大24時間かかることがあります。

オンボーディング招待状の事前案内メール

  • Teamsに入れないときは、「はい」を選んでオンボーディングを先に進めてよい
  • @studentambassadors.com でサインインするときは、プライベート(シークレット)ウィンドウを使う
  • オンボーディング後の最初の24時間は、アカウントの問題でSA-Helpに問い合わせない

次のメール「参加招待を受け入れてください」では、登録時のメールでポータルにログインし、規約と行動規範に同意してプロフィールを更新します。そのあと、学生アンバサダー用のメールアドレスでTeamsにサインインします。

参加招待を受け入れるためのメール

最後に Microsoft 365 アカウントの案内が届くので、90日間有効な一時パスワードをリセットしてログインします。

Microsoft 365 アカウントの使用を開始するためのメール。ユーザー名と一時パスワードは隠している

これで Student Ambassador のスタート地点に立てました!

最後に、MSAになった後は

クリックで展開:Associate・Seniorの条件と、続けるための要件

MSAになったあとは、イベントを開催すれば Associate、貢献を続ければ Senior を目指せます。必要な条件と、続けるための要件をまとめておきます。

Associate と Senior の条件

Associateは、イベントの開催が条件です。公式のハンドブックには、承認されるイベントの条件が細かく書かれています。

  • Microsoft Learn のコンテンツに沿った、スキルアップが目的のイベントであること(雑談や情報共有だけの会は対象外)
  • 全体で30分以上、うち20分以上は Student Ambassador によるMicrosoft技術の解説
  • 発表者を除いて15人以上が最後まで参加
  • 開催から30日以内に、主催者が1回だけ申請する
  • 主催した Student Ambassador のイベントだけが対象(Microsoft主催・外部主催のイベント、Learn Plan は対象外)

Seniorは自分から申請する形ではなく、年2回(1月と7月)の審査で推薦されます。ハンドブックでは、次のような人が対象とされています。

  • Student Ambassador になって1年以上
  • 半年以内に卒業しない
  • プログラム要件をすべて満たし、Teams などのコミュニティにも積極的に関わっている
  • Microsoft Learn を使ったイベントや共有を継続している
  • プロフィールとLinkedInが整っている

続けるための四半期ごとの要件

Student Ambassador になったあとは、3か月ごとに次の2つを満たすと、メンバーシップが次の3か月に延長されます。

要件 内容
Community Influencer 自分のコントリビューターID付きでMicrosoftのコンテンツを共有し、優先訪問者(Preferred Visitors)を50人集める
Community Skiller スキルアップのイベントを1回開催する(承認されたもの)

両方を満たすと、5,000 Microsoft Rewards ポイントももらえます。満たせなかった四半期は、メンバーシップが延長されません。

なお、優先訪問者は非公開の指標で、細かい算出条件は公開されていません。ハンドブックには、リンクを送りつけるのではなく、興味に合った内容を共有して、読者が自然に増えるのが理想と書かれていました。

これらのステップアップの手順などは、メールやDiscordにあるハンドブックで確認できるので、ぜひご確認ください。

この記事は、2026年11月時点の私の経験と公式情報をもとにまとめています。公式の手順や条件は変更される可能性があります。登録後に送られてくるハンドブックを、必ず確認するようにしてください。

一緒にMicrosoft Student Ambassadorになりましょう!

運営に加わるには、Microsoft Student Ambassadorであることが条件です。なので、まずは一緒にMSAになって、楽しくコミュニティを盛り上げていきましょう!

一緒にMicrosoft Student Ambassadorになろうと呼びかける画像。連絡先はX @_mspjp

なり方について質問等があれば、Xの @_mspjp までお気軽にどうぞ。

そして、すでにMicrosoft Student Ambassadorになった方は、日本のコミュニティで一緒に活動していきたいので、Xのアカウント(@_mspjp)まで連絡をください!

もしくは、個人DMでも質問や相談を受け付けています。気軽にDMしてください!(@code_shahin)

参考

8
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?