Windowsサーバーの証明機関機能では、証明書テンプレートで有効期限を設定しても、強制的に期限が2年になってしまいます。これは、レジストリー上の設定が反映されていることが原因です。
この記事では、有効期限の変更に必要なレジストリの場所をご紹介します。
レジストリの場所
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\CertSvc\Configuration\<CA名>
変更場所
ValidityPeriod (REG_SZ) / 日付単位
Days/Weeks/Months/Yearsから選択
ValidityPeriodUnits(REG_DWORD) / 期間
上記で設定した単位に対する有効期限
設定例
ValidityPeriod = Years
ValidityPeriodUnits = 5
→5年が有効期限
設定反映
以下を管理者権限で実行
net stop certsvc
net start certsvc
参考
Change the expiration date of certificates that are issued by Certificate Authority