22
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

手元のKiroを世界と繋げる Tavily Remote MCP Server設定

Last updated at Posted at 2025-08-09

はじめに

 Kiroを使っている中で、ふと最近のアップデート情報を確認したいと思い、Chatで聞いた際に、Web検索の機能がないということを認識しました(数十周回遅れているので今更です)。

tavily001.png

以前、みのるんさんのハンズオンを受講した時にTavilyを使ったことがあり、今回設定しようと思ったので私自身の備忘として残していきます。

Tavilyとは

 AIエージェントやアプリ開発者が外部情報の検索を行えるように設計されたAPIサービスです。自然言語でクエリが行えるので、Chat botがプロンプトに対して外部情報を活用して処理する際に有用なサービスとなっています。(と私は理解しています)
 無料でスタートすることが可能です。

tavily006.png

設定

1. TavilyのサイトでSing up

 Tavilyのサイトにアクセスして、右上のSing Upボタンをクリックします。
tavily007.png

私はGoogleアカウントで登録を行いました。

登録が終わるとこちらの画面でAPIキーが取得できますので、控えておきます。

tavily008.png

2. Kiro でMCP Serverを設定

 私が実施した環境は、M4 Mac miniになります。

 Kiroの画面で左下の MCP SERVERSのOpen MCP Configをクリックします。
tavily003.png

開いたmcp.jsonに以下の内容を追加します。
tavilyApiKey=の後に先ほど取得したAPIキーを設定して保存します。

{
  "mcpServers": {
    "tavily-remote-mcp": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "mcp-remote",
        "https://mcp.tavily.com/mcp/?tavilyApiKey=`TavilyのAPI Key`"
      ],
      "env": {},
      "disabled": false,
      "autoApprove": [
        "tavily_search"
      ]
    }
  }
}

tavily004.png

私はTavilyをどのプロジェクトでも使用したかったので、User Configに設定しました。特定のプロジェクトでのみ使用される場合は、Workspace Configに設定すると良いかと思います。

 左下のMCP SERVERSでtavily-remote-mcpConnectedになっていれば成功です。

tavily005.png

Kiroを世界と繋げる

 いよいよ検索します。検索してと依頼したら、Documentation MCP Serverの方が使われてしまいました。言葉って難しいですね。。

tavily010.png

今度はWeb検索してというオーダーにしました。

tavily009.png

 良い感じで検索結果が出てきました。私のKiroが世界と繋がった瞬間です。
 そして、AWSがインドで風力発電契約を締結したことを知りました。再生可能エネルギー活用への投資をしているのですね。

まとめ

 簡単ですが、Tavily Remote MCP Serverの設定について書かせていただきました。他のMCP Serverも大体同じような設定で行えます。なお、MCP Serverの設定内容(mcp.jsonの記載内容)がわからない場合は、Kiroに聞いてしまうのが早いです。
 私の備忘用に記載しましたが、これから始めようとされる方の参考になれば幸いです。

22
10
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
22
10

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?