はじめに
タイトルの通り重たいログファイルを読み込むためのツールを作ってみたのでその紹介です。
経緯
- ログローテーションを甘く見たままの開発着手により、とても重たいログファイルを量産
- ログファイルをVScodeの別タブで開いたままソース修正、テスト起動を繰り返し、フリーズもしばしば
- 筆者がcliでのログ解析に苦手意識があり、できればGUIベースで解析したい
そんな悩みを解消したいと思い、ログファイル内の1部分だけ読み込んで表示させるツールを作成しました。
実際の画面
今回はtkinterを使って作成しました
使い方
1.「対象ファイルの選択」ボタンで読み込みたいファイルを選択
2.「表示させる行数(数字を入力):」のテキストボックスに表示させるログの行数を入力
3.「開始位置(表示させたいログの開始行を入力):」のテキストボックスに表示させたいスタート行が何行目かを入力
4.「内容を表示する」ボタンを押すと対象の行が表示される
上記の手順で以下のように表示が変わります。
※スクショの例だと選択したログファイル内の30行目から15行分を表示させています
今回は大体15MBのファイルを表示させましたが、理論的には数十GBのログファイルでも表示可能です
おわりに
ここまで見てくださりありがとうございました。
本番リリース後はともかくとして、開発中にログファイルが思いのほか大きくなるというのは割とあるあるじゃないかなと個人的には思っています。
そんな方の悩みの一助になれば幸いです。
また、今回本当に必要な最低限の機能作成だけに絞ったことで思いのほか早く、少しのコードで完成しました。
スモールスタートって大事だなあ...
作ったソースはGithubにあげておきます
中身はいいから使わせろという方向けにexeも入れておきます
作成済みのソースコードとexeはこちら