前回、追加CSSが保存できない問題を解決し、いよいよトップページの構築を進めていく。
トップページ完成
Gemini 3にカスタムHTMLを書いてもらいながら、ブロックごとに確認。問題なく動作することを確認したら、トップページ全体のHTMLをまとめてもらった。
デザインは4年前にデザイナーに依頼したものに近い雰囲気で、安心した。
…が、文章を読んでいて違和感。
Geminiの解釈と自分のブランドのズレ
Geminiは私の経歴「元会計システムSE」「元ITコンサルタント」から、「ロジカルなプレゼンテーション」 という方向性で文章を書いていた。
- 「翻訳力」
- 「感覚ではなく論理」
- 「論理的なアプローチ」
- 「話し方教室に通っても変われなかったあなたへ」
Gemini曰く、「アナウンサー系の話し方教室との差別化」らしい。
理屈はわかる。でも、なんか違う。
Geminiに「私はロジカルだけじゃない」「練習が大事だ」だのイメージを伝えるも、なかなかいうことを聞いてくれない。
Claudeと自分のブランドイメージを言語化
改めて自分のサービスをClaudeと考えてみると:
- ロジカル一辺倒の講座ではない
- アナウンサーやボイトレ系の"話し方教室"でもない
- 地道に練習して身につける「練習型の講座」である
このイメージを「Claudeと相談した結果」とGeminiに伝えて、文言を全部リライトしてもらった。
すんなり変更。
変更後
- 「伝える力」「伝わる力」
- 「練習の場」「失敗が許される場所」
- 「心理的安全性の確保」
いい感じ。これで決定。
気づいたこと:頑固なGeminiを従わせる方法
自分の意見をそのまま伝えると、Geminiは「でもこっちの方が差別化できます」「マーケティング的には…」と反論してくる。結構粘る。
「Webに詳しい人が言ってた」「Claudeと相談した結果」など、専門家の意見として伝えるとすんなり従う。
作業を進めたいときには使えるテクニックかもしれない。
私の使い分け
- Gemini:デザインやコーディングを任せる。主張が強いので、押し通したいときは「専門家が言ってた」で伝える
- Claude:ブランディングや文言の相談相手。こちらの意図を汲んでくれる
振り返り:6時間かけて思ったこと
トップページと講座一覧ページで6時間かかった。
即日でできるのは便利。ただ、個人事業主として6時間をサイト構築に使うのが正しいのかは悩ましい。もっと凝りたい部分も諦めた。
かといって、デザイナーに丸投げできたかというと、自分のブランドイメージが固まっていなかったので無理だったと思う。
結果、今の自分には「Claudeで考えながら、Geminiでコーディング」が合っている。



