チームビルディングの方法メモ
背景
何かしらの技術的な競争をテーマとした外部コンテスト(例えばハッカソンのような)に参加する機会がしばしば存在する。参加する以上は何かしら良い成績を残したい気持ちになる。個人的な経験上の勝ちパターンとしては以下のどちらかであることが多い。
- 1人ぼっち参加の場合:元々強強である場合はそのまま勝ちを手にする
- 複数メンバーで参加の場合:元々強強であるメンバーが協力して参加する場合は個人プレイが横行するものの、元々強強であるメンバー同士なので何となくやっているうちに勝ちを手にする
強強:ここでは"
スキルが高い"という意味で記載している。読み方は"つよつよ"
ここでは元々メンバーが強強である場合のみ勝てるような傾向があるようにみえる。
しかしながら、誰もが最初は初心者でありいきなり勝つことは難しい。また、元々強強であるメンバーをいきなり揃えることは難しい。このような場合に役立つのがチームビルディングであるはず。チームビルディングに上手く向き合うことにより、初心者の成長への寄与や、メンバー同士の連携促進により更に良い成績につながることを期待したい。そしてチームワークでスゴい結果を出したい(願望)。
オフライン版
最近リモートが主流になってきているが、もちろん現地で顔を合わせて取り組む場合もある。
現地の場合は対面仕草(顔の表情、身体的なリアクション)を駆使してチームビルディングする方法が定石であるらしい。また、物理的なアイテムを活用することもできる。
ムービングモチベーターズ
オンライン版
最近リモートが主流の外部コンテストもしばしば存在する。基本的にオフラインよりも制約が厳しい事が多いが、チャットやネット環境を駆使できることが特徴と思える。
1on1
- メンバー:8割、リーダー:2割
全般
2ピザルール
https://www.businessinsider.jp/post-102972
2枚のピザでまかなえない人数の会議は開かない(出席もしない)というもの
傾聴・ 質問・ 承認
コーチングスキル「傾聴・ 質問・ 承認」の3つ
https://note.crossfields.jp/n/n174fba8414dc
EQ
https://schoo.jp/biz/column/779
EQは「心の知能指数」とも呼ばれ、仕事や人間関係に影響を及ぼすものとして、長らく注目されています。
グットハートの法則、キャンベルの法則
キャンベルの法則
キャンベルの法則(キャンベルのほうそく、Campbell's law)は、「どのような定量的な社会指標も、社会的意思決定に用いられると、その分だけ劣化圧力を受けやすくなり、追跡対象としていた社会的プロセスがゆがめられ劣化する傾向が強まる」(85頁)という法則
グッドハートの法則とは「測定が目標になると、その測定は適切な目標でなくなる」というもの
バラ色の回顧:
過去のことを、実際よりも肯定的に記憶したり思い返したくなる傾向
サンクコスト効果:
費やしたお金や労力、時間にとらわれて、「継続した方がいい」と思い込む傾向
現状維持バイアス:
「このままがいい」「このままでいい」等、現状維持を好み、変化を避けたくなる傾向
インポスター症候群:
周りから評価されていても、「私にはムリ」など、自分を過小評価する傾向
グレシャムの法則:
グレシャムの法則は、金本位制の経済学の法則のひとつで、貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則である。一般には内容の要約「悪貨は良貨を駆逐する」で知られる。
ウィキペディア
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)
A1(初級前半): 基本的な表現を理解・使用
A2(初級後半): 身近な事柄について簡単なコミュニケーション
B1(中級前半): 日常的な事柄について主要点を理解
B2(中級後半): 複雑なテキストの主要内容を理解
C1(上級前半): 幅広い分野で流暢かつ自然な表現
C2(上級後半): あらゆる内容を容易に理解し、的確に表現
Bloom's Taxonomy(ブルームの分類学)
知識(Knowledge): 情報を記憶・再生
理解(Comprehension): 意味を把握・説明
応用(Application): 学んだ内容を新しい状況で使用
分析(Analysis): 要素に分解して関係性を理解
統合(Synthesis): 要素を組み合わせて新しいものを創造
評価(Evaluation): 価値や質を判断
ACTFL習熟度ガイドライン
アメリカで使われる実用的指標:
Novice(初心者): 暗記した語句・表現のみ
Intermediate(中級): 文を作って基本的コミュニケーション
Advanced(上級): 段落レベルで複雑な話題を扱える
Superior(最上級): 抽象的・専門的内容も流暢に
認知負荷理論による段階
学習の認知プロセスに基づく:
認知段階: 意識的な努力が必要
連合段階: エラーが減り、スムーズになる
自動化段階: 無意識的・自動的に実行可能
成果の測り方 (創出した物事の価値・意義)
https://blog.recruit.co.jp/rmp/etc/post-20264/
Issue度: どういった/どのくらいの問題に取り組んだか? (重要度・規模感・難易度)
解の質: やったこと/結果は、どういった/どのくらいの変化・貢献をもたらしたか? (価値・意義)
プロセス (成果を生み出した理由・背景)
革新性: アプローチ手法の着眼の良さ/工夫点はあるか? (アプローチ方法)
主体性: アプローチをどのような立場で/どのくらい主体的に推進したか? (進め方)
コミットメントカーブ
人の成長曲線
そのあたりで聞いた仕事流の話
金を残すは三流、仕事を残すは二流、人を残すは一流...
超一流は伝説を残す
認知資源が減ると疲れるという話
認知心理学では、注意や思考、判断を行うためにはエネルギーが必要だと考えます。このエネルギーのことを認知資源といい、使っていくと減っていきます。認知資源が減ってくると注意力が散漫になったり、疲労したりします。認知資源は休息や睡眠により回復しますが、認知資源は有限であるため、見るもの聞くものすべてを丁寧に処理しているとすぐになくなります。そのため、普段は特別な事情がない限り、認知資源を浪費しないように節約していると考えられています(認知的倹約家)
参考