プログラミング用フォントRicty DiminishedをWindowsにインストールする
新しいWindowsマシンにプログラミング用フォントRicty Diminishedをインストールしてみました。
検索すれば、丁寧な解説記事が数多く見つかりますが、意外とコマンドラインのみで完結する方法が紹介されていないようでしたので、こちらに書こうと思います。
以前、Mac用の記事も書きましたので、Macをお使いの方はご参照ください。
プログラミング用フォントRictyをMacにインストールする
Ricty Diminishedとは
Ricty Diminishedは、プログラミングに特化したフォントです。姉妹フォントにRictyがあります。
- l, I, 1, | みたいな見分けづらい文字の区別がつきやすくなります。
- 等幅フォントです。全角文字の幅が半角文字の2倍にきちんとなります。
- 全角スペースが可視化されます。
Ricty Diminishedの公式サイトはこちらです。
プログラミング用フォント Ricty Diminished
Chocolateyをインストールする
ChocolateyはWindows用のパッケージマネージャーです。MacでいうHomebrew、Linuxでいうapt-getやyumに相当するツールです。
もし、インストールされていなければ、こちらを参考にしてインストールしてみてください。便利です!
Chocolateyを使った環境構築の時のメモ
Ricty DiminishedをWindowsにインストールする
管理者権限でコマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行するだけです。
choco install fonts-ricty-diminished
こちらを参考にしました。
Chocolatey / Ricty Diminished
これでインストール完了です。コマンドプロンプトを再起動すれば、フォントでRictyが指定できるようになっているはずです。
もし、エラーが発生したら、PowerShellスクリプトの実行が無効になっているからかもしれません。
管理者権限でPowerShellを起動して、以下のコマンドを実行します。
Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser RemoteSigned
これで、PowerShellスクリプトをコマンドプロンプトから実行できるようになりました。
Myricaをインストールする
Rictyから派生したフォントとして Myrica というものもあります。
こちらもChocolateyでインストールできました。
choco install myrica
おわりに
Chocolatey便利すぎです。