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n8n で New Relic のカスタムパッケージ作ったら、思ったよりダウンロードされた話

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Last updated at Posted at 2026-06-02

こんにちは!普段からプライベートでワークフロー自動化ツールの n8n を活用しているのですが、今回はオブザーバビリティプラットフォーム New Relic と連携させるカスタムノード(npm package)を個人開発で自作して公開しました。

今回は作った npm package の紹介、Claude Codeを活用して1週間ほどで作成した話、そしてNew Relic AI MCP(Model Context Protocol) と組み合わせたデモをお届けします。

n8nって何?

n8n(エヌエイトエヌ)とは、さまざまなWebサービスやアプリケーション、生成AIなどをドラッグ&ドロップでつなぎ合わせ、業務の自動化やデータ連携を実現するワークフロー自動化ツールです。

現在、n8nには New Relic に対応した公式ノードが用意されていません。そこで今回は、n8n上に独自の連携機能を追加できる仕組みを利用して、New Relic 用のカスタムノード(プラグイン)を自作してみたいと思います。

n8nはTypeScriptでの追加開発をサポートしており、セルフホスト版のDockerイメージも配布されています。今回は、開発したコードをnpmパッケージ(OSS)として公開し、それを自身のn8n環境にインストールするというアプローチを採用しました。

作ったもの:npm package で n8n-nodes-newrelic

n8nからNew RelicのAPIをGUI上で簡単に操作できるようにするコミュニティパッケージを作成し、npmで公開しました。
npm: n8n-nodes-newrelic

Screenshot 2026-06-01 at 15.24.54.png

作成したばかりで、公式では採用されていないため n8nのセルフホストのコンテナに npm install して利用いただけます。

これを使うことで、n8nのワークフロー内で以下のようなことがノーコードで実現できるようになります。

  • New Relicへのカスタムイベントの送信
  • NRQL(New Relic Query Language)の実行と結果の取得

上記は一例ですが、基本的にはNerdGraph API で実行するエンドポイントをいくつかピックアップして、GUIで設定して実行することができます。

余談ですが、n8nの公式で利用されるpackageは全て、n8n-nodesというprefixがつくきます。
このprefixがついた悪意のあるn8n package が公開され、攻撃に利用された背景から、ユーザー数が多いアプリケーションは命名の取得が厳しく npmの管理者と交渉が必要でした。
メールでやり取りして、怪しい人間でないことを理解していただき、何とかn8n-nodes-newrelicの命名を利用させていただきました。

ざっくりどうやって作ったのか?

カスタムノードを作ると聞くとハードルが高そうに感じますが、実は非常にシンプルで、今回は着手からnpmの公開まで1週間程度で完了しました。
まず、公式のテンプレートが存在することと、他のpackageの実装コードもあるので、参考になる目ぼしいものをいくつか見つけて、Claude Code で実装することができました。

開発のステップ

  1. 公式スターターキットを利用した開発
    n8n公式が提供している n8n-nodes-starter リポジトリをクローンして、開発の土台にします。TypeScriptベースで、ビルドやテストの設定がすでに整っているため、環境構築の手間はほぼゼロでした。参考のpackageをいくつか探して、あとはClaude Codeに実装をしてもらうだけで、完了しました。

  2. テストとnpmへの公開
    ローカルのn8n環境にリンクして動作確認を行い、問題なければ npm publish するだけで完了です。

定型的なUI定義の記述や型合わせなど、人間がやると時間がかかる部分をClaude Codeに丸投げできたことで、APIの仕様理解や本質的なユースケースの設計に集中でき、劇的なスピードで開発できました。

New Relic AI MCPと連携して、Gmailにレポートを送る

現在New Relic AI MCPという機能がPublic Preview中になります。これは、外部のLLMやAIエージェントからNew Relicのデータを安全に参照・分析できる連携基盤です。
この機能を自作パッケージとMCPを組み合わせたら、かなり強力な自動化ができるのでは?と思い、n8n上で、アラートの発報をフックに、New Relicのデータを分析して通知するワークフローを作ってみました。

流れとしては、1.アラート発報 → 2.n8nがエラー内容をキャッチ → 3.GeminiがNew Relic AI MCPを利用して、レポートを作成 → 4.Gmailの送信という感じです。

Screenshot 2026-06-01 at 18.02.58.png

思いのほか使っていただけた話

当初は自分たちの自動化のためにサクッと作ったパッケージでしたが、npmに公開したところ、Weeklyで200ダウンロードほどあり、累計で1500は超えていそうです。
Screenshot 2026-06-01 at 18.04.42.png

おわりに

まだまだ出来立てのpackageなので、追加開発を行なって公式採用を目指していきたいと思います!

今回は、n8n を利用したカスタムパッケージを作成してみました。

個人で利用するのにはとても便利なツールですが、商用として本番環境で稼働させるには、

  1. セルフホストする手間
  2. セキュリティ面で考慮するハードル

などがあるので、本番で気軽に利用するのは少し怖いなーという方は、New Relic上でもGUIベースで ワークフローを構築できるWorkflow Automationという機能がございますので、是非お試しください!!

New Relic株式会社のQiita Organizationでは、
新機能を含む活用方法を公開していますので、ぜひフォローをお願いします。

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