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3.IP設定(SSH)

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Last updated at Posted at 2026-09-24

はじめに

この記事は、「IBM i RiSING 2026」Gチームの成果物になります。
Gチームの記事一覧はこちら

IBMi及びクライアント端末上での接続設定

この記事では、IBM Cloud の Power Virtual Server (PVS) 環境でのホスト鍵生成、SSHサーバー・Telnetサーバー起動、外部IPへの回線記述割り当て、クライアント端末側でのSSHクライアント設定、ACS設定によるPVSへの接続までの手順を、実際のスクリーンショットを交えて、時系列順に解説します。

1.IBMi側での接続設定

Qshellを利用したホスト鍵生成及びSSHサーバーの起動に加えて、Telnetサーバーの起動、外部IPへの空いている回線記述を割り当てなどIBMi側での接続設定を記載します。

1.1. IBMiでのQshellの起動

「QSHまたはSTRQSH」を入力、Enterキーを押します。
QSHコマンド.png

1.2. IBMiでのホスト鍵の生成

Qshellにて「ssh-keygen -A」を入力、Enterキーを押します。
※「ssh-keygen:generating new host keys:ED25519」のメッセージが表示されれば、ホスト鍵が正常に生成されています。
ホスト鍵生成.png

1.3. SSHサーバー起動

Qshellにて「/QOpensys/usr/sbin/sshd」を入力、Enterキーを押します。
実行後、Telnetサーバー起動のためF3キー(exit)を押し、CLコマンド入力画面に戻ります。
SSHD起動.png

1.4. Telnetサーバー起動

STRTCPSVR SERVER(*TELNET)を入力、Enterキーを押します。
Telnet起動.png

1.5. SSHサーバー・Telnetサーバーの起動確認

「NETSTAT」を入力、Enterキーを押します。
続いて「3」を入力、Enterキーを押し、「Work with TCP/IP Host Table Entries」を表示します。
SSHサーバー(22)・Tenletサーバー(23)が起動されていることを確認します。
サーバー起動確認.png

1.6.IBMiへの外部IPの追加・回線記述の割り当てと活動化

「CFGTCP」を入力、Enterキーを押します。
続いて「1」を入力、Enterキーを押し、「Work with TCP/IP Interfaces」を表示します。
続いて他IPアドレスが横にない1番上の行の「OPT」に「1=ADD」を入力、Enterキーを押す。続いて、外部IP(128.168.101.138)とサブネットアドレス(255.255.255.248)、空き回線記述(CLOUDINIT1)を入力し、Enterキーを押す。作成したIPアドレスの「OPT」に「9=Start」を入力し、Enterキーを押す。

外部IP追加と回線記述割り当て.png

1.7.ホストテーブルへの外部IPの追加

「CFGTCP」を入力、Enterキーを押します。
続いて「10」を入力、Enterキーを押し、「Work with TCP/IP Host Table Entries」を表示します。
続いて他IPアドレスが横にない1番上の行の「OPT」に「1=ADD」を入力、外部IP(128.168.101.138)と1段目のホスト名(RISING2026-G)、2段目のホスト名(RISING2026-G.CLOUD.IBM.COM)を入力し、ENTERキーを押す。
ホストテーブルの追加.png

1.8.SSH接続用のユーザ・プロファイルとホームディレクトリの作成

当初、QSECOFRにてSSH接続設定を試みましたが、接続できなかったため別途SSH接続用のユーザ・プロファイルとホームディレクトリを作成します。

ユーザ・プロファイルの作成
CRTUSRPRF USRPRF(SSHUSER) PASSWORD() USRCLS(*SECOFR) SPCAUT(*ALLOBJ *AUDIT *IOSYSCFG *JOBCTL *SAVSYS *SECADM *SECADM *SERVICE *SPLCTL) CCSID(5035) LOCALE('/QSYS.LIB/JA_5035.LOCALE')
※QSECOFRと同一権限で作成しております。
※一次言語を日本語環境に変更するため、CCSIDならびにLOCALは5035設定としております。
ユーザープロファイル作成.png

SSH接続用のユーザ・プロファイルのディレクトリを下記コマンドで作成します。
CRTDIR DIR('/home/SSHUSER')
ディレクトリ作成.png

2.クライアント端末側での接続設定

コマンドプロンプトでのSSH接続設定、ACS側での5250環境接続設定を記載します。

2.1. 端末側でのSSHクライアント接続設定

クライアント端末側では、下記の転送先ポート(サーバー側のポート番号)をコマンドプロンプトにて指定し、先ほど設定したSSH接続用のユーザ・プロファイル@外部IPアドレス(今回の場合はSSHUSER@128.168.101.138)を入力し、Enterキーを押します。

サーバー側のポート番号:23,449,2001,2002,2004,2006,2008,8470~8476
※宛先ポート(端末側のポート番号)は空きポートであれば任意のポート番号を入れても問題ございません。

接続に成功すると「$」が表示されます。
SSH接続設定.png

2.2.ACS接続設定

ACSを開き、「システム構成」をクリックします。
「一般」>「システム名」にIP(127.0.0.1) or localhostを入力します。
「5250エミュレーター」をクリックします。
※今回はIP(127.0.0.1)を入力しています。
ACS接続設定.png

5250エミュレータ画面の「通信」→「構成」から、接続設定画面を開き、Telnet接続(23)用に設定した宛先ポートを指定します。
※今回は50000で設定
宛先ポート設定.png

5250エミュレータ画面が表示されれば接続完了となります。
5250エミュレータ画面.png

おわりに

次回は「4.一時言語置き換え」について解説していきます。
次回の記事はこちらになります。

当記事の著作権はIBMに帰属します。詳細はこちらを参照ください。

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