はじめに
こんにちは。
突然ですがエンジニアの皆さん、運動をしていますか?
どうしてもデスクワークが必然となってしまうこの業界。
私もエンジニアの端くれですが少し前までのコロナ禍、新型コロナに感染した事をきっかけに自身の体力のなさを思い知らされました。
そこで広告や好きな配信者さんの動画をきっかけに話題となった「chocoZAP(以下チョコザップ)」に通う決意をしました!
最近はカラオケや洗濯、と少々運動と離れた新サービスの宣伝が目立ちますが……それらよりも前にクロスバイクをしながら読書や勉強ができる「デスクバイク」なるマシンが導入されました。
そこで、このデスクバイクに乗りながらプログラミングを書ければ運動も作業もできて一石二鳥じゃないか! と思い体験してみたのでこの機会にレビューも兼ねて記事にしてみました。
デスクバイクについて少し説明
クロスバイク(エアロバイク)は体験したことがない人でも想像がつくと思います。
自転車に乗るような感覚でペダルを漕いで運動ができるアレですね。
で、デスクバイクはその名前の通り自転車の取手がなく、代わりに目の前に机(デスク)があるマシンとなっております。
所謂「ながら運動」が可能という訳ですね。
ちなみにルールとして事前予約が必要なので、いつ何時もできるという訳ではありません。
▼詳細はこちらを読んで頂ければと思います
https://chocozap.jp/service/desk_bike
実際に体験してみた
体験する前にまずどれくらいの負荷をかければ良いのか? について。
負荷の設定は数値化されているのですが、通常のクロスバイクですと男性は「3」、女性は「2」から始めるのがおすすめだそうです。
※この辺りの数値の詳細はマシンの機種によっても変わると思うので、あくまでチョコザップに置かれているマシンでのお話です。
また、通常のクロスバイクだと初心者におすすめな目安は、RPM(回転数/分)の数値が50~60ぐらいをキープと公式の操作説明の動画で紹介されておりました。
RPMとは1分間にペダルが何回転されたかを示す数値です。
(チョコザップのアプリの説明では1分間におけるホイールの回転数と記載されてました)
今回私は体力向上を図っているのでそれよりも少し高めの負荷は「4」、PRMは「80~90前後」を目標にやってみました!
※RPMの他にもDIS(走行距離)やTMR(運動経過時間)など、モニターで好きな項目を確認できるようになっております。
以下、5分刻みで初めて体感した感想です。
開始から5分後
- 思ったよりも動きやすくてキーボードを叩くのが進む
- 何をしようかと考える余裕がある
- 背筋を伸ばしながらのPC作業により普段の自分の姿勢の悪さを実感する
開始から10分後
- 徐々に疲れが出て来て、コードを書くのに集中し辛くなってくる
- 残り時間が半分な事に気づいたものの、あまり進んでないことに少し焦り始める
開始から15分後
- 脚の動きが減ってRPMの数値がどんどん減少していく
- 無理はしないように脚を動かすことよりもキーボードを叩くのに今更ながら集中力を寄せ始まる
- 疲労で身体全体が大きく揺れ始め、VScodeの画面が見辛い(背景が黒色なので余計に……)
開始から20分後(終了)
- 当初予定していた作業量の半分以下で終了(悔しい)
- 終了後、普通のランニングと同等かそれ以上に脚の疲労感が凄い
- 20分が物凄く短く感じる
……想像の倍以上にきついですね!
始めから飛ばしすぎたと今では反省しております……。
良かったと思う点
- 自然と姿勢が良くなる
※現場でもですが、集中するとつい猫背になりがちなので、常に姿勢が保たれるのは良いなと思いました。逆に正さないと脚を動かすのがきつくなります。 - 利用時間が1枠20分と決まっているので「この短い時間で何をするか?」と目標を立てて進め易い
※初体験では思うように行きませんでしたが……。 - 他の人も多く利用する場所なので、それなりの緊張感を持って作業ができる
悪い(改善して欲しい)と思った点
- Wi-Fi環境はあるが、セキュリティを懸念して基本使わないのでインターネットで調べながらの作業は難しい
※スマートフォンやタブレットを横に置けば可能ですが、身体を動かしながら首を何度も振るのは結構きつい……。 - 予約の時間が決まっている(毎時0分~20分)ので好きなタイミングで使えない
※枠が空いていれば継続しても使えるそうです(1日2枠まで) - 店舗によってはマシンの配置の場所のお陰で集中できないかも
※私が通っている店舗も導入直後の際は店内のど真ん中に置かれていてどうしても視線が気になってしまい利用しておりませんでした……(今は改善されました!)
まとめ
店舗までの移動時間やマシンの利用時間もありますので、
「適当にながら運動しながらプログラミングを書く」 のには向いてないと思いました。
それなら自宅などで作業をしていたほうが時間を無駄にしないかもしれません。
負荷を弱めれば書くのに集中し易いですが、逆に運動としてはどうか? という話になってしまうと思いますので、程良いバランスを見つけるのにまだまだ時間が掛かりそうです。
「今途中まで進めている作業があるけど、ついでに身体も動かしてこようかな……」 ぐらいの感覚で使うと一番効率が良いと思いました!