こんにちは。38歳からWebエンジニアに転職し、つよつよになって無双できる日を夢見て日々エンジニアリングしているさわらと申します。
そんなエンジニア活動の一貫として、先日、ネットワークの勉強のためにRTX1100を購入しました。
なんと1250円で送料をあわせても1500円…安い!!1250円で買ったRTX1100が今日届いた。よくよく考えるとコンソールケーブルはおろかLANケーブルすら持ってないので眺めることしか出来ないという… pic.twitter.com/hYsi16Tv5e
— さわら@エンジニア転職14ヶ月目 (@pvspqksRss1Na8n) June 20, 2023
で、さっそく設定してみようと思いコンソールケーブルを購入し接続してみたのですが、なかなかうまくいかなかったので需要があるかわからないですが備忘録として記事に残しておくことにしました。
コンソールケーブルが届いたので繋いでみるも認識せず
RTX1100のコンソールに入るためにはじめてUSBシリアルケーブルなるものを購入してみました。なんでも規格を間違えると残念なことになるようなので事前に調べて、しっかりUSB-RS232Cのクロスケーブルを購入。そんなイージーなミスはしませんよ、なんて思いながら接続。
ターミナルから以下を実行し確認したところ
ls /dev/ttyUSB*
「そのようなファイルやディレクトリはありません」
認識していない…?まさか購入するケーブルを間違えたのか、と思い手持ちのWindows10からTeratermでシリアル接続を試してみたところ問題なし。
原因について調べてみたところ、Ubuntu 22.04.2に標準でインストールされているbrlttyってソフトが原因らしいということがわかりました。
brltty消してみる
点字ディスプレイドライバ「brltty」との競合でUSB-シリアル (/dev/ttyUSB0) が認識されないらしいので消してみました。
apt removeで消す
sudo apt remove brltty
udevのルールをリロード
sudo udevadm control --reload
minicomで接続しようとすると、
sudo minicom -D /dev/ttyUSB0
「minicom: /dev/ttyUSB0 をオープンできません : 許可がありません」
とのことだったのでパーミッションの権限を設定
sudo chmod o+rw /dev/ttyUSB0
で、再度接続
おお!!RTX1100とCopyrightが…、感動。
あとはRTX1100のLANポートにIPをアサインして無事に(なんだか趣のある)管理画面にも入ることができました。
まとめ
Ubuntu 22.04.2 LTSを使っている人はbrlttyを消さないとUSB-シリアル接続ができない。
最後まで読んで頂きありがとうございました。