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nodenvでNode.jsをバージョン管理

Last updated at Posted at 2021-01-24

※この記事はMacOSを前提として書かれています。
※Windowsの場合は、「nodistでNode.jsをバージョン管理」を参照してください。

nodenvの環境の準備

nodenvを使ってNode.jsのインストールやバージョン管理をおこないます。

nodenvのインストール

まず、ターミナルで以下のコマンドを実行します。

ターミナル
git clone https://github.com/nodenv/nodenv.git ~/.nodenv

次に以下のコマンドを実行します。このコマンドで失敗しても、nodenvは正常に動くので大丈夫です。1

ターミナル
cd ~/.nodenv && src/configure && make -C src

nodenvコマンドを実行できるように、パスを通します。

ターミナル
echo 'export PATH="$HOME/.nodenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

nodenvを初期化するために、以下のコマンドを実行します。

ターミナル
~/.nodenv/bin/nodenv init

すると次のような結果が表示されます。

# Load nodenv automatically by appending
# the following to ~/.bash_profile:

eval "$(nodenv init -)"

この指示の通り、~/.bash_profileに記述を加えます。

~/.bash_profile
eval "$(nodenv init -)"

ここでターミナルを閉じて、新たにターミナルを立ち上げます。

node-buildプラグインのインストール

以下のコマンドを順に実行して、node-buildプラグインをインストールします。

ターミナル
mkdir -p "$(nodenv root)"/plugins
git clone https://github.com/nodenv/node-build.git "$(nodenv root)"/plugins/node-build

Node.jsのインストール

インストール可能なNode.jsのバージョンの一覧を表示します。

ターミナル
nodenv install -l

以下のようにNode.jsのバージョンが表示されます。

...
14.15.0
14.15.1
14.15.2
14.15.3
14.15.4
15.0.0
15.0.1
15.1.0
15.2.0
15.2.1
15.3.0
15.4.0
15.5.0
15.5.1
15.6.0
chakracore-dev
chakracore-nightly
...

ここでは14.15.4のNode.jsをインストールします。

ターミナル
nodenv install 14.15.4

確認のために、Node.jsのバージョンを表示してみます。

ターミナル
node -v

すると、以下の結果が表示されます。

nodenv: node: command not found

The `node' command exists in these Node versions:
  14.15.4

nodenv: node: command not foundと表示されるのは、インストールしたNode.jsがグローバルに設定されていないからだそうです。2

nodenv global 14.15.4を実行してから、改めてNode.jsのバージョンを確認すると、以下のように結果が表示されました。

v14.15.4

npmのバージョンの確認

以下のコマンドで、現在のnpmのバージョンを確認してみます。

ターミナル
npm -v

npmのバージョンは6.14.10でした。Node.jsのリリース一覧を確認すると、Node.js 14.15.4に対応するnpmのバージョンと一致していました。

  1. GitHub - nodenv/nodenv: Manage multiple NodeJS versions.

  2. node、npmのコマンドの場所がわけわからなくなってたのでnodenvで整理した - Qiita

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